梅雨の雨に閉じ込められての時間はいろいろの整理が出来る。
この屋を整理してた母が見つけ保管したらしい「洋子に関する手紙」の中に
ぼんやりと８歳年上の姉の帰路を感じて出した手紙である。
便箋３枚にびっしり。
・・・山本有三の「女の一生」よりモーパッサンの「女の一生」のほうが好き・・・・
…等など結構年上の姉を傷つけんように配慮してのエールを書いている・・・
５６年前の自分に出会った。
多少偉そうでもある吾輩だがしっかりとした自分がそこにあった。
８２円の切手を貼って宛名自分に変えて出さんといけんかもね。！