ラジオからこの本についての感想が流れた。
手を止めて聞き入った。
人間は人恋しくなり、又一人がよくなる性を持つ・・・・
息子に言われたことがある
「母さんは今は一人がよく、また一人が寂しくなる。」
自分は弱いわがままな人間なのかと自分を情けなくなっていたがこの
論理が本当であれば、そんなに自分を卑下しなくていいんじゃん。
哲学者カントの言葉らしいが、もし活字をみただけではこの言葉に
出会わなかった。
ラジオのよさを痛切に感じている。
そして71歳にて初めて出会った感動。
うーん 本屋に行こう。
クーラー 着きました!涼しいー!
今日はエアコンがつくと伸ばされるだけのばした首。
あいにくの雨模様に天空の作業は無理とのこと・・・・
「予定時間には止むのになー」
月曜日になった。
明日38度になったらどうしよう?
「神様頑張る力をください。」ってお願いしたら
私をもっともほしかった材料の花のあるお店に導いて
くださった。
それも考えられない値段でね。
あと2日首をのばすこととする。
ふっくらとして産毛のはえた枇杷が店頭に並び始めると同時に
あちこちの庭にも小さい実が鈴なりになってるのをみかける。
「種ばっかりじゃけえ・・・」と言いつつも一度はその季節に食べてみたいものの一つだ。
茂木ならぬ瀬戸の祝島産。
この所の猛暑にしっかり冷たくして初物を味わった。
枇杷は長時間冷やすより食べる2~3時間前に冷やすほうが
甘いちゅうの忘れちょったが美味しかったよ!
今はなすもきゅうりもトマトも一年中売ってるが
やはり季節感溢れるものが恋しい。
桃栗3年柿8年枇杷13年
種から芽はすぐでるのにね。
それにしても暑いよー。
ほたる祭りは15,16日。
混みを避けてちょいと早めのほたるに会いに。
錦川沿いから山道を入った場所「府谷」に着いたのはまだ陽が高い18時過ぎ。
遠い昔落人でも住み着いたのではと思われるぐらい山深い村落
辺りを散策したり、ぶら下がるツタで「あーあーあー」とターザンごっご。
つられた友まで「あーあーあー」。
「山から蛍が下りてくるんよ」と去年の経験で言うと
「うそー」
辺りが闇に包まれ始める20時。
山側でピカリ ピカリ
そして川に下りてくる。
まだまだ ぼちぼち だと地元の人は言うけど見るに足る数が乱舞。
でもね カメラに収まったのは数匹でーす。
「初めて蛍を見に来たんじゃけどええもんですねー」素直な
感動に人を知る。
一生懸命 娘を探した。
梅雨の雨マークなのに雨は少ない。
天空の部屋に閉じこもりの2日間で頼まれた籠
が編みあがった。
「捨てる薔薇持って行きまーす。」と気のいい友がやってきた。
剪定された枝先の弱ってはいるがドライにすればどうにか生き残せるぞ!
ウフフ 私ではぜったいに切らない枝バサリと!
エヘヘ 老兵は語らず
薔薇達の懐かしい香りが部屋を包んだ。