稲田写真塾*ギャラリー*

稲田写真塾のギャラリーです

19位

2010年10月09日 16時12分00秒 | ノンジャンル
写真を撮るうえで、「光」は勿論大切なのですが。「影」(または「陰」)も同じように、影があっての光ですから大切な要素です。
今日の19位の写真は、「光」と「影」と「陰」との組み合わせになっています。
ご本人は「影」と「陰」をあまり意識しなかったようですが、私はこの三者のバランスをとても面白く感じています。
更に、このネコちゃんの表情が何かをキッと見たところでしょうか・・・これで画面がグンと引き締まりました。
このシーンは露出が難しいところですが、飛んだり潰れたりせずに見事に決まっています。

課題  「効果的な光のある風景」  19位

タイトル  「光と影」  坂部 史子(笠間)



「効果的な光のある風景」のベスト・20スタート

2010年10月08日 15時19分00秒 | ノンジャンル
次の課題「効果的な光のある風景」のベスト・20をスタートさせます。

日本で「写真」と訳した「フォトグラフィー」は元々は光の絵、つまり「光画」という意味です。決して、真なるものを写すと言う意味ではありません。
光で絵を描くならば、なるべく効果的に使いたいもので、そんなわけで今回は効果的な光を見つけて、写真として絵にしていただくことにしました。
20位から金賞まで、いろいろなスタイルの「効果的な光」が登場します。

最初に登場するのは、私がついふらふらと寄って行ってしまいそうな灯りの見える風景です。
店の看板の灯りがタイルなどの壁に反射して面白い形を作っています。
特に画面中央を横切る、看板と写り込んで横長になった強い光が印象的です。
縦位置のフレーミングが見る人に、狭い路地の雰囲気を上手く感じさせます。
この情景を発見した観察力を評価しますよ。

課題  「効果的な光のある風景」  20位

タイトル  「光に誘われ」  青木 敏江(笠間)



金賞

2010年10月02日 21時33分00秒 | ノンジャンル
今日は、「稲田写真塾・秋の撮影会」の下見の為に南会津方面に行って、今帰ってきました。
今秋、紅葉の具合はとても心配な状態です。

さて、ベストワン、金賞の作品です。
山男(ちょっと古い表現かな)が早朝の冷気の中、元気な声で朝の体操に励んでいます。「一二っ三四!二二っ三四!」が聞こえるようです。
足下の雲海、上空の青空と雲とがこの場のキリリと冷えた空気感を見事に表現しています。
こんな清々しい写真が撮れる山口さんの山好きをうらやましく思います。

課題  「夏の音が聞こえる」  金賞

タイトル  「朝の、一二三四、二二三四」 山口 克治(笠間)



銀賞

2010年10月01日 22時52分00秒 | ノンジャンル
今、笠間の勉強会、そして、それに続く飲み会から帰ってきました。
「解説を付けろ」コールをされたので次回より全部解説を付けることにしますが、・・・さて、どうなりますか?

ところで、銀賞の茂垣さんは2度目の登場です。
6位の「ふるさとに夏が来た」でも祭りの作品でしたが、絵柄も音もちょっと懐かしく感じる癒し系の写真でした。
今日の作品では一転して、魚眼レンズで極限まで寄った迫力のある絵柄で、音も大きくにぎやかでうるさいほどに感じます。
男性的でぎっしりと詰まった感じの画面は前作とは反対のイメージで、茂垣さんの幅広い表現力を感じます。

課題  「夏の音が聞こえる」  銀賞

タイトル  「祭りばやしに酔う」  茂垣 哲夫(水戸)