稲田写真塾*ギャラリー*

稲田写真塾のギャラリーです

14位。

2010年10月15日 17時05分00秒 | ノンジャンル
昨日は、時間が出来たので水戸まで写真展を見に行きました。
石元泰博展(水戸芸術館)、県展(県民文化センター)、黒田一郎展(藝文)、全日写連水戸支部展(綜合福祉センター)を回りましたが、途中で「益子・つかもと」より急ぎ撮影の電話依頼があり4ヶ所見終えて、息つく暇もなくとって返してスタジオに戻り撮影に掛かりましたので、このブログに取り付くことが出来ませんでした。
で、今日も朝からデータ作りに追われました。

県展には、横堀さん(笠間)、茂垣さん(水戸)、森田さん(水戸)、それに岩間の健ちゃんこと、鈴木健司さんが入選していて、野上さん(水戸)が会友として展示されていました。
全日写連には種村隆子さんがメンバーとして作品が展示されていました。

さて、今日の14位は昼のように明るい大洗海岸の夜景です。
思い切った長時間露光ですが、月明かりとライトアップの灯りとのバランスがとても良く、さらにその長時間露光で波打ち際の「波」は煙のように写っているのと併せて、多分人の眼で見た世界とは随分違った絵に仕上がっていると思います。
そして、タイトルが泣かせます。
海面にくっきりとかぐや姫が月の世界に帰って行った道筋、「かぐや姫ロード」が見えます。

課題  「効果的な光のある風景」  14位

タイトル  「かぐや姫ロード」  伊藤 勇二(笠間)



15位。

2010年10月13日 17時24分00秒 | ノンジャンル
木漏れ陽が当たっているのでしょう、画面全体からすれば面積のかなり少ない二枚の明るい葉が暗めの背景の中で存在感を示しています。
逆光の透過光で花びらや木の葉を撮る・・・は、ある種の定跡としてもう皆さん撮っていると思いますが、作品での優劣となると背景の扱いや画面全体の雰囲気で決まって行きます。
効果的な光が当たった主役と、明るさ、ボケ具合、質感など様々な要素を持った背景とのコンビネーションが雰囲気作りのカギとなります。

課題  「効果的な光のある風景」  15位

タイトル  「スポットライト」  谷中 道子(水戸)



16位。

2010年10月12日 15時59分00秒 | ノンジャンル
今回のテーマを意外な方向から攻められた、という感じです。
下からの光は、スリラー系の映画などに使われて、恐怖感を増幅する役目をしますが、そんな光を使って「守る!」との強い意志を表現しました。
頭上に頭部の影が見えるのも、ワイドで寄ったのも、意志の表現で大いに役立っていると思います。
下からの光でもあまり怖く見えないのは、この像は普通の光では意外と優しい顔をしているのかも知れません。

課題  「効果的な光のある風景」  16位

タイトル  「俺が守る」  角田 直巳(笠間)



17位。

2010年10月11日 17時52分00秒 | ノンジャンル
ブルーインパルス(かな?)が真っ青な空を引き裂いたように見えるほどインパクトのある写真に仕上がりました。
それはまるで、ジェット機のはき出した煙が空を引き裂く光のようにも感じます。
タイトルの「白い稲妻」もそんなことを充分に意識した結果だと思います。
さらに、縦位置のフレーミングが、下に落ちて行くような錯覚をおぼえさせ、スピード感と意外性を作りだしています。

課題  「効果的な光のある風景」  17位

タイトル  「白い稲妻」  茂垣 哲夫(水戸)



18位。

2010年10月10日 13時41分00秒 | ノンジャンル
カラスが水中から何か餌になるものを掴んで飛び上がったところだそうですが、そんな事ってあるんですね。ビックリです。
今日の写真も手前の陰になった土手と、明るい青空を反射して光る水面との対比が鮮やかですが、これだけだと何かもう一つ要素が欲しくなるところです。
そこに、このカラスの登場で画面全体から緊迫感が伝わってきて、独特の雰囲気が生まれました。
タイトルもそんな雰囲気にすれば、強く印象に残ったとおもいます。

課題  「効果的な光のある風景」  18位

タイトル  「光のカーテン」  種村 隆子(水戸)