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🚞 広島県内:全線乗り降り自由で2千円 期間限定:Newひろしま1ディきっぷ21/04/24〜6/27迄

2021-04-15 21:06:00 | 🚃 鉄道

広島県内が全線乗り放題で2,000円 JR西日本の期間限定「NEW ひろしま1デイきっぷ」
   World Transit Maps  より  210415

 JR西日本は、広島県内の全路線が1日乗り放題となるおトクなきっぷ「NEW ひろしま1デイきっぷ」を期間限定で発売します。

🚞自由周遊区間は
山陽線(大門駅〜岩国駅間)、福塩線(福山駅〜塩町駅間)、
 呉線(三原駅〜海田駅間)、芸備線(東城駅〜広島駅間)、
 木次線(備後落合駅〜油木駅間)および可部線(横川駅〜あき亀山駅間)です
(路線図は下図を参照)。
 おねだんは大人2,000円、小児500円で、
 1名から利用できるほか、お子さま連れの旅行にも最適です。
 大人用のみ、数量限定の利用者特典も用意されます。

 2020年10月〜12月に開催された「せとうち広島デスティネーションキャンペーン」の関連商品として、広島県内の東西の移動に便利な「ひろしま1デイきっぷ」が期間限定で発売されました。
 当時の乗り放題区間は山陽線(福山駅〜岩国駅間)および呉線に限られていましたが、おねだんはそのままで利用エリアが大幅に拡大されての再発売となります(今回はJR西日本宮島フェリーは対象外となります)。
 JR西日本は、広島県内にお住まいの方のお出かけや、自然豊かな広島を満喫するマイクロツーリズムでの利用を呼びかけています。

【路線図で解説】JR西日本 「NEW ひろしま1デイきっぷ」



 2021年4月24日(土)〜6月27日(日)の土・日・祝日の出発限定で利用可能で、
  有効期間は1日間です。
 発売期間は2021年4月20日(火)〜6月26日(土)で、利用日の1か月前から前日までの発売。

 発売箇所はJR西日本ネット予約「e5489(いーごよやく)」および、自由周遊区間内の駅のみどりの券売機(みどりの窓口での取り扱いはありません)。
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🛣 京都観光快適度マップ で変貌する京都観光  210415

2021-04-15 20:47:00 | 気になる モノ・コト

寺社仏閣の事前予約、「京都観光快適度マップ」で変貌する京都観光 コロナ禍でDXを推進した京都市観光協会の取り組みとは?
   DigitalShiftTimes編集部  より  210415

 コロナ禍において多くの観光地で観光客が大幅に減少するなか、デジタルシフトを推進し、一度目の緊急事態宣言の解除とともにいち早く回復の兆しをみせた古都京都。
 今では、寺社仏閣をはじめ50以上の施設で、拝観の事前予約ができたり、三密回避の情報を事前に確認することができたりするなど、京都の観光はデジタルによって大きく変貌しています。その背景には「京都の観光のデジタル化」をミッションの一つに掲げ、市内全体のデジタルシフトに取り組んできた京都市観光協会の存在がありました。
 観光客の安心・安全を最優先しながら、各事業体の収益を向上させるために、どのような施策に取り組んできたのか。同協会の担当部長 濱﨑麻智様、デジタルシフト・広報統括官 小笠原昌彦様にお話を伺いました。

⚫︎ざっくりまとめ
-コロナ禍において京都の観光事業のデジタル化を促すため、デジタル化を望む事業者と、ノウハウやサービスを有する企業をマッチングする「デジタルお悩み相談所」を開設 -三密回避のために、寺社仏閣などで事前予約システムを導入。ソーシャルディスタンスを保ちつつ、観光客を誘致できる環境を整備
-「京都観光快適度マップ」では、観光客自ら、日・時間別 混雑を回避した観光快適度の予測データなどをチェックできる
-外出自粛時には、SNS上で積極的に情報を発信。自粛明け早期の客足回復を促す
-デジタルシフトで、コロナ禍以前とは違う京都観光が可能に
デジタル弱者も取り残さない!「デジタルお悩み相談所」で、旅館・寺社仏閣等のデジタルシフトを支援


——「京都観光のデジタル化」を進める背景には、どのような課題があったのでしょうか? 

小笠原:そもそも京都はデジタル化がなかなか進まない観光地でした。お客様も事業者の方々も年齢層が高めで、街全体にデジタルなコミュニケーションと距離があったように感じています。紙ベースでデータを管理している施設もまだまだありました。

 そうしたなかでコロナ禍により「三密を回避して、安全・安心を確保したい」というお客様のニーズが急速に高まっていきます。同時に事業者側にも「対面でお客様とコミュニケーションできなくなった分を、オンラインでカバーしたい」というニーズが生まれます。これら双方のニーズに応えるために、私たちとしてもスピード感を持ってデジタル化の支援に取り組んでいくこととなりました。

——具体的にはどのような取り組みを実施したのでしょうか?

小笠原:まずは京都市観光協会に入会してくださっている約1,500社の会員様を対象に、デジタル化を希望する事業者と、デジタル技術に関するサービスやノウハウを有した企業とをマッチングする「デジタルお悩み相談所」を開設しました。 
 相談所に寄せられる相談は、本当に多岐に渡ります。「Wi-Fiを導入したい」「Instagramに挑戦したい」という基礎的なものから、「ECサイトを開設したい」や「オンラインイベントに集客したい」まで、 事業者ごとの課題感にあわせて、どんな悩みにもお応えしていきたいというのが私たちのスタンスです。

小笠原:「デジタルお悩み相談所」の開設にあたっては、この取り組みに対する認知をいかに広げるかにも気を配りました。 Webサイトやメールの告知だけでは、最も相談所を利用していただきたいデジタルコミュニケーションを苦手とする層へのアプローチ が不十分になってしまいます。
 そこで職員が個別に電話をかけるなどして、利用を促していきました。すると「実はずっと悩んでいて……」という声がポロポロと出てきたんです。

 特に旅館を運営されている会員様からの反響は大きかったですね。同じ宿泊業でもホテルやゲストハウスに比べて、働かれてる方の高齢化が進んでいますから 「何から手をつけていいかわからない状態」になっていたのだと思います。
 それが今回の相談所をきっかけに、独自のECサイトを構築することになった旅館もあるほどですから、コロナ禍で意識が変わったことは事実だと思います。

⚫︎寺社仏閣の「事前予約システム」導入で、混雑を避けて拝観が可能に
——先ほどお話にあった、事前予約システムについて、詳しく教えてください。

濱﨑:主に、寺社仏閣の特別公開拝観やプライベートツアー等導入いただいております。これまで京都では紅葉の時期などに、一部の寺院にお客様が集中してしまうことが多々ありました。
 しかし、 感染リスクを下げて安全に観光してもらうためには、なんとしてでも混雑を回避しなくてはなりません。そこで導入したのが、Webからの事前予約システムです。予約者数は時間帯ごとに上限を設けました。
 ただし、人数制限をするだけだと、拝観いただける観光客数は減少してしまいますよね。そこで、住職さんがお寺の由来などをガイドするプライベートツアーや、お寺の施設内でアフタヌーンティーを楽しめるプランなど、プラスαの体験ができる付加価値のついたパッケージプランを設定しました。
 その結果、混雑を回避するだけでなく、「普段はできない非日常の体験ができた」と、お客様の満足度も高めることができた。 これまでに寺社仏閣をはじめ、50以上の施設で同様の事前予約システムを導入していただいています。 

小笠原:ハイシーズンの混雑回避については、実は以前から議論を進めていたテーマなんです。実際に2019年には、市内中心部や嵯峨嵐山、清水など人気エリアを対象に、Web上で混雑度を確認できるサービスをスタートしていました。
 2020年にはこのサービスを「京都観光快適度マップ」としてリニューアル。対象エリアを一気に拡大するとともに、気候条件などから三密を回避できる観光快適度を予測するシステムも実装することで、お客様の行動変容を促していきました。

⚫︎外出自粛期間中にもSNSで積極的に情報発信、自粛明け早期の客足回復を促す
——情報発信については、どのような取り組みがありましたか?

小笠原:二度目の緊急事態宣言下ではアンケート結果から最適な観光プランを診断する「I miss Kyoto キャンペーン」などを仕掛け、SNS上での話題作りに努めました。

 また情報を発信するだけではなく、 各 旅行系サイトのPV数やSNSのキーワードを分析し、潜在的な訪問意向を可視化した「京都観光意向指数(通称:行こう指数)」を開発し、現在も一ヶ月ごとに指数を発表しています。
 すると見えてきたのが、行こう指数が落ち込んだ緊急事態宣言下においても、「京都旅行ツイート数指数」は大きく下がることはなく、特にSNS上での京都への訪問意向は維持されていたいう事実です。これは各事業者の日頃からの情報発信の成果かと思います。

 さらに分析すると、 緊急事態宣言下に行こう指数を構成する「京都旅行ツイート数指数」をいかにキープするかが、緊急事態宣言解除後の客足の回復と密接に結びついていることも見えてきました。
 「自粛期間中も話題を提供しつづけた方が、その後の回復が早い」という体感を数字で示したわけです。これによって情報発信へのモチベーションがさらに高まるのではないかと期待しています。

——「行こう指数」の取り組みは、需要予測にも役立ちそうですね。

濱﨑:おっしゃる通りです。実際に需要予測を実現するために、行こう指数と実際の訪問者数の相関関係をより明らかにしていく必要があると思います。
 いずれは海外からの需要も予想できるようにしたい。そうなれば各事業者の事業計画などにも活用できるはずです。

——そのほかに京都全体のデジタルリテラシーを高めるために、取り組んでいることはありますか?

小笠原:事業者向けに「京都観光オンラインアカデミー」という動画講座をスタートしました。ここではデジタルマーケティングから、SNSで映えるフォトジェニックな写真の撮り方、OTA(Online Travel Agency 実店舗を持たずインターネット上で取引を行う旅行代理点)を通じた販売戦略まで、幅広くデジタルスキルを学べます。
 ちなみに京都観光の基礎知識や、外国語について学べる講座も揃えていますので、京都で観光に携わるすべての人にご利用いただきたいコンテンツです。

⚫︎コロナ禍で京都は変貌する。観光客の一極集中をデジタルで解決
——「デジタル化」によって、京都にどんな変化が起きていますか?

小笠原:お客様と事業者のコミュニケーションはより求められてくると思いますね。
 私たちは「より一層『安心・安全』な京都観光を実現するための新型コロナウイルス感染症対策宣言」という独自のガイドラインを設け、これに賛同していただいた飲食店や宿泊施設でお客様へのアンケートを実施しています。

 同時にアンケートに回答した施設へメッセージを送ることができる機能を設けたところ、非常に多くのお客様から、各事業者へのあたたかな応援の言葉をいただくことができました。それは事業者の励みになることはもちろん、どういった気遣いがお客様の安心につながるのかが分かり、施設側はさらに安全対策が進めやすくなります。
 また、その対策を事業者同士のネットワークでシェアしていただく。そうした好循環が生まれつつあることは、私たちにとっても非常に喜ばしいことです。

——今後の展望を教えてください。

小笠原:まず大切なのは、この街をコロナ禍以前の環境に戻さないことでしょう。コロナ禍以前の京都は、インバウンド需要の増大なども相まって 局地的な混雑が発生し、地域住民の方やインフラに負荷をかけてしまっていました。 
 ある意味でコロナ禍は、京都が抱えていたこうした課題を解決するための転機になったと捉えています。今後もデジタルツールを活用し、観光エリアやピークタイムの分散を促しつつ、事業者がしっかりと収益を上げられる仕組みを整えていきたいですね。

濱﨑:混雑を回避することは、まだ知られていない京都を再発見するきっかけにもなるのではないでしょうか。
 例えば、京都には2,000を超える寺社があると言われていますが、人気の観光地として認知されているのは、そのなかのごく一部。
 小規模でも観光客に良さを知っていただきたいと考えている寺社もありますので、これからも京都観光の奥深さをより多くの方に感じていただける機会を提供していきたいと思っています。

 今後は、京都観光快適度マップや事前予約システム、SNSでの情報発信などをうまく連携させることで、これまで注目されていなかったスポットにも光を当てていきたい。
 デジタルはあくまでツールです。実際にこの街を訪れたお客様に「京都って、こんな魅力もあったんだ!」と気づいてもらえたら、こんなに嬉しいことはありません。



😷小笠原 昌彦 公益社団法人 京都市観光協会
  広報・プロモーション課 デジタルシフト・広報統括官
大学卒業後、広告代理店において企業製品やサービスのWEBプロモーションや消費者とのコミュニケーションの設計に携わった後、米国への留学を経て、インターネットメディアを運営する事業会社に転職。事業会社では、同社が獲得したデータやネットワークを活かして、独自のソリューションとして企業や省庁、自治体へ提供する新規事業の戦略設計を担う。2019年4月より現職。広報・プロモーション課にてデジタルシフト・広報統括官として従事。

😷濱﨑 麻智 公益社団法人 京都市観光協会 担当部長
 大学卒業後、大手鉄道会社に入社し自治体や地域の事業者と連携して観光コンテンツや観光列車、訪日外国人向け乗車券等の開発、国内外の旅行会社セールス等を担当し、2020年11月より現職。主として都市内観光事業者と連携した観光コンテンツの企画や販路開拓、今年で55回目を迎えた「京の冬の旅」等の観光キャンペーンの企画運営、観光エリア分散化事業「とっておきの京都プロジェクト」等の国内誘致事業を推進。


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⁈¿ 120年前の未来を予測する力は… 210415

2021-04-15 20:17:00 | 📚 豆知識・雑学

【46】120年前の未来を予測する力
   論座  より    210415  福和伸夫

 1901(明治34)年1月2日と3日に、報知新聞が「二十世紀の豫言」と題した記事を特集した。20世紀の100年間に実現させたいことを予言する試みである。これを読むと、当時の人たちの予測力に驚く。

 当時の日本は、西洋文明をいち早く取り入れて近代化に成功し、1889年に大日本帝国憲法を制定し、東海道線も新橋神戸間で開通していた。
 1891年濃尾地震や1896年明治三陸地震での甚大な被害はあったものの、日清戦争にも勝利して、列強の一角に加わり始めていた。
 前年の1900年には義和団事件が起きて、列強による中国分割が始まり、フランスではパリ万博やパリ五輪が開催され、エッフェル塔やパリの地下鉄が建設された。蒸気機関に加え、電気や電話が使われ始め、大規模な鉄骨構造物も登場し、まさに新しい時代が始まろうとしていたときに100年後の世界を予測した。

⚫︎予言された23項目
 序文では、19世紀の技術進歩や、蒸気や電気の時代への移り変わり、人道主義や婦人の地位向上のことに触れた上で、20世紀の科学的な進歩について23項目を挙げ、20世紀は奇異の時代になるだろうと予測している。

 23項目は、「1 無線電信及電話」、「2 遠距離の写真」、「3 野獸の滅亡、
「4 サハラ砂漠、「5 七日間世界一周」、「6 空中軍艦空中砲台」、
「7 蚊及蚤の滅亡」、「8 暑寒知らず」、「9 植物と電気」、
「10 人声十里に達す」、「11 写真電話」、「12 買物便法」、
「13 電気の世界」、「14 鉄道速力」、「15 市街鉄道」、
「16 鉄道の連絡」、「17 暴風を防ぐ」、「18 人の身幹」、
「19 医術の進歩」、「20 自動車の世」、「21 人と獣との会話自在」、
「22 幼稚園の廃止」、「23 電気の輸送」
 である(一部,現在の漢字に変更)。多くの予測は実現されおり,未来技術の予測力に驚く。

⚫︎放送通信とインターネットで実現された世界
 23項目のうち、多くが放送・通信やインターネットによって実現された。
「1 無線電信及電話」は東京にいる人がロンドンやニューヨークの友人と自由に対話できる世界、
「2 遠距離の写真」はヨーロッパでの戦争の状況を東京の記者が居ながらにカラーで見られる世界、「10 人声十里に達す」は伝声器が改良され40キロ離れた男女がラブコールできる世界、
「11 写真電話」はテレビ電話の世界、「12 買物便法」はテレビ電話で遠隔地の品物を確認して売買し品物を地中輸送管で配達する世界、を予測している。テレビもコンピュータも無かった時代にこのような予測をしたことは凄いと感じる。

 現在は、Wifiが整備され、皆がスマホを持ち歩き、インターネット会議やネットショップを利用できるようになり、予測以上の世界が実現されている。地中輸送管はないものの、宅配便で目的は達せられており、ドローン宅配も現実味を帯びている。

⚫︎電気と電化製品の普及で実現された世界
 発電所や送配電網の整備、電化製品の普及により、多くの事柄が実現された。
「8 暑寒知らず」は寒暑を調節する空気送風を実現しアフリカが進歩する世界、
「9 植物と電気」は電気の力で野菜を成長させグリーンランドでも熱帯植物が生育する世界、
「13 電気の世界」は石炭が尽きて電気が燃料になる世界、
「23 電気の輸送」は水力発電を送電する世界、を予測している。

 現在は、石炭資源は尽きてはおらず、石油やLNG、原子力も利用されるようになったが、大規模な発電所と、太陽電池などの再生可能エネルギー、燃料電池が実現し、送配電網も整備され、電気エネルギーの利活用が進んだ。また、エアコンや温室も実現され、100年前の予想以上の世界になっている。

⚫︎高速で多様な輸送手段による交流が実現した世界
 高速鉄道、自動車、飛行機などの多様かつ高速な輸送手段により、移動に関わる予測はおおむね達成された。
「5 七日間世界一周」は19世紀末に80日かかった世界一周を7日間で実現し世界中の人が海外旅行できる世界、
「6 空中軍艦空中砲台」は飛行船による軍艦が砲台を持って戦争する世界、
「14 鉄道速力」は冷暖房付きの大型機関車が東京・神戸間を2時間半で、ニューヨーク・サンフランシスコ間を一昼夜で移動できる世界、
「15 市街鉄道」は都会から馬車や路面電車が無くなり地下鉄やモノレールが走る世界、
「16 鉄道の連絡」は鉄道が5大陸を結ぶ世界、
「20 自動車の世」は馬車に代わって廉価な自動車が使われる世界、を予測した。

 現代は、飛行船に代わって爆撃機やミサイルが、鉄道に代わって飛行機が大陸間輸送に使われているが、飛行機や電化された高速鉄道により予測のほとんどが実現されつつある。120年前に、世界中の人が海外旅行すると予測している先見性には驚く。

⚫︎人間の体躯と医療・教育の進歩した世界
 人間の体や医療、教育の事柄についても、おおむね実現しつつある。
「18 人の身幹」は身長が180センチ以上に大型化すること、
「19 医術の進歩」は電気針・X線・外科術などの様々な発達した医療、
「22 幼稚園の廃止」は家庭教育の充実と大学全入の世界を予測している。

 残念ながら、現状、⽇本⼈の⾝⻑は伸びたが平均180センチまでは届いていない。医学の進展は方向性はやや異なっているが、ガンも含め多くの病気が克服されつつある。また、幼稚園や保育園は残っているものの様々な教育の場が作られ、大学進学率も50%を超える学歴社会になっている。人に関わる進歩は120年前の予測ほどではないが、方向性は間違っていない。

⚫︎自然や動植物との関わりは予測かなわず
 一方、自然災害や生物に関わることは、予測通りにはなっていないものが多いようだ。
「3 野獣の滅亡」はアフリカの原野で野獣を見ることができず博物館で余命を過ごす世界、
「4 サハラ砂漠」は砂漠が沃野に代わり東半球の文明は中国と日本とアメリカで発達する世界、
「7 蚊及蚤の滅亡」は衛生状態の改善で蚊や蚤が滅亡する世界、
「17 暴風を防ぐ」は気象観測技術の進歩で天災を1カ月以上前に予測し大砲で暴風を止め、免震はできないが建物が耐震的になった世界、
「21 人と獣との会話自在」は獣語研究が進み小学校に獣語科目が新設され人と犬・猫・猿が対話し、下女下男の地位の多くが犬に代わった世界を予測している。

 確かにアフリカの野獣は減り、動物園でしか見られない動物が増え、生物多様性の議論が進んでいる。サハラ砂漠の一部は灌漑され、米・中・日がGDPの上位3国となったが、世界の砂漠化は進んでいる。また、害虫も絶滅はしていないが減少しつつある。台風は抑制できないが、耐震・免震・制振技術は実現した。動物との会話は今のところチンパンジーなどとの一部の会話に留まっている。しかし、全く荒唐無稽ともいえない予測でもある。

 一方で、地震や火山についての言及が全くないことも不思議である。直前に、1888年磐梯山の山体崩壊、1891年濃尾地震、1894年庄内地震、1896年明治三陸地震、陸羽地震などが続発し、地震や火山への畏れが大きかったのかもしれない。

 人類の歴史の変化は、近年、加速度的に急速になってきた。ヨーロッパが世界に進出した1801年から1900年は、18世紀後半のリスボン地震やラキ火山噴火後の産業革命やフランス革命による影響で変化が大きかった。蒸気機関をはじめ、電気・機械・通信などの科学技術が勃興していた。これらの技術革新を受けて将来を見通した120年前の人たちの洞察力は鋭い。

 64歳になる筆者は、鉄腕アトムや2001宇宙の旅を見ながら育ったが、インターネットとスマホ、AIの時代が訪れることを全く予見できていなかった。一方で、自然や生物に関わる事柄の変化はゆったりしている。100年と言えば、3~4世代、人類の歴史の1万分の1のオーダーであり、近年の早すぎる変化に戸惑う。さて、21世紀になってさらに変化が加速度的に早くなっている現在、100年後の世界をどの程度予測できているだろうか。人口増、食糧難、気候変動、大地震の切迫などの問題が面前にあり、100年後の人類がこれを克服できているか不安を感じる。色々な思いに耽りながら、120年前の特集記事を読んでみた。


※※※※※※※※※※※  ※※※※※※※※※※※  そして
Internet Watch より  210415  tks24

 10年前に書かれた「10年後には使われていないテクノロジー」という未来予想記事の答え合わせ記事が、面白いと評判だ。

 これは10年前に海外メディアに掲載された、当時から10年後、つまり現在では使われなくなるだろうと予測した15のモノやテクノロジーについて、該当記事の著者が改めて答え合わせを行ったもの。
 具体的に挙げられていたのは「有線LAN」「専用の一眼レフ/ビデオカメラ」「固定電話」「起動に30秒近い時間がかかるPC」「ウィンドウを主体としたOS」「HDD」「映画館での映画鑑賞」「マウス」「3Dメガネを使っての3D体験」「テレビなどのリモコン」「デスクトップPC」「電話番号」「テレビのプライムタイム」「FAX」「DVDやBlu-rayなどの光ディスク」で、
 採点結果は正解が6、不正解が7、保留が2と、おおむね半々といったところ。当時はまだWindows 8が全盛だっただけに、このような予想になるのは理解できるが、当時から将来性が疑問視されており、すでに市場自体がなくなった3Dテレビのようなテクノロジーもあり、どのくらい本気で考えていたのかは疑問も残る。ともあれ、興味深い内容であることに変わりはなく、これをきっかけに今から10年後の未来を予想してブログやSNSでまとめておくのも面白いかもしれない。

💋こういう記事が興味深く面白い。
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🚶‍♀️~観月橋…近鉄あみま伏見コース…明治御陵… 210415‘

2021-04-15 18:51:00 | 📖 日記
🚶‍♀️〜観月橋…24号瀬…近鉄桃山御陵前🔵…御香宮🔵🟢…大手筋商店街…月桂冠大倉記念館🔵🟢…とりせい本店🟢…キザクラカッパカントリー🟢…龍馬通…池田屋…濠川沿…伏見であい橋🔵…濠川沿…寒天発祥地碑‼️…近鉄丹波橋駅東🔵…桓武陵西参道…桓武天皇御陵…桓武陵参道…明治御陵参道…明治天皇御陵…昭憲皇太后御陵…桃山御陵参道…桃山南口〜🚉…右岸堤防道…>
🚶‍♀️14302歩

☀️だが薄雲覆う:観月橋21℃:桃山御陵参道18℃:風がやや強く冷たい肌寒い一日。
🔵近鉄あみま倶楽部コース伏見編(踏破)と🟢伏見名水コースを行く。
 濠川沿は桜も見事だったが,新緑も見事
寒天発祥地碑が伏見にあったとは🤭
桃山御陵一帯は鶯の谷渡りの囀りが随所で聴けた。
 商店街以外は人出なし状態。
 
あいロード伏見の街路樹ハナミズキ🌸見頃
 街路樹がハナミズキだった…


🏡ベランダ蟲減で掃除🧹無し、このままいって欲しい…



御香宮本殿の由緒有る蘇轍と本殿

池田屋の龍馬碑

濠川沿の桜に替わり新緑

同上

伏見であい橋と濠川、ここも桜から新緑

寒天発祥地碑

明治天皇御陵前のモミジ?カエデ?

近鉄あみま倶楽部 現地スタンプ

同上 踏破証





📰毎日新聞より//  日本カメラ社は15日、月刊誌「日本カメラ」を4月20日発売の5月号を最後に休刊すると発表。73年の歴史に幕を閉じるとともに、「3大カメラ雑誌」がすべて姿を消すことになる。同社は4月30日付で解散。
 日本カメラは、1948年10月発売の「アマチュア写真叢書」を50年3月に「日本カメラ」と改題し創刊。カメラの新製品情報や写真家の作品を紹介したり、フォトコンテストを実施したりして人気を得たが、通巻964号となる5月号で休刊することになった。理由について「雑誌媒体の出版を継続することが困難となった」と説明。
 カメラ雑誌では、54年創刊「カメラ毎日」:毎日新聞社)が85年に休刊。26年創刊「アサヒカメラ」朝日新聞社。後に朝日新聞出版)も2020年7月号で休刊、「3大カメラ雑誌」では日本カメラが最後のとりでだった。

💋時代とはいえ残念。
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