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【長寿のお祝い】年齢別の意味や色・食べ物は?開運アドバイスとは 202206

2022-06-17 00:35:38 | 📚 豆知識・雑学

【長寿のお祝い】年齢別の意味や色・食べ物は?開運アドバイスとは
 SPIBRE より 220617    Written By 天愛来(ティアラ)

 人生の節目でお祝いをする長寿祝いですが、日本では奈良時代から始まった風習です。感謝の気持ちと長生きしてほしい願いを込めたお祝いです。

 最初の長寿のお祝いとして61歳(満60歳)のときにお祝いする「還暦」のお祝いがあります。その後年齢別に長寿のお祝いがありますが、その意味や食べ物、年齢別の色などについてご紹介します。

⚫︎賀寿とは?
 長寿の祝いのことを「賀寿(がじゅ)」といいます。「還暦」から、「百賀の祝」まで、基本的には数え年でお祝いしますが、最近では満年齢でお祝いすることもあります。奈良時代から始まった風習ですが、江戸時代に一般的なお祝いとして広まったといわれています。
 厚生労働省令和2年簡易生命表では、日本人の平均寿命「男性81.64歳、女性87.74歳」で、過去最高を更新し世界でも長寿大国になっています。

 これまでの感謝と、これからの人生が健康で幸せでいられるようにとの願いを込めて家族でお祝いすることが多いでしょう。また、相手の方に喜んでもらえるプレゼントを贈りお祝いします。

【還暦のお祝い】
 還暦は、61歳(満60歳)のときのお祝いです。還暦とは、「元の暦に還る」という意味です。干支が一巡して生まれた年の干支に還ることから、「還暦」と呼ばれています。

 干支とは、十干「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」と十二支「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」を順に組み合わせたもので、60通りあります。この組み合わせは「十干十二支」と呼ばれ、干支として古くから暦に用いています。60で一巡りすることになり、生まれた年の干支に還るのは61年目です。

 赤いちゃんちゃんこや頭巾など赤いものを身に着ける風習がありますが、赤子に戻り、もう一度生まれ変わって出直すという意味があります。日本では古くから、赤い色には魔除けの力があるとされています。赤にまつわるものを贈ることも多いでしょう。

【古希のお祝い】
 古希は、70歳(満69歳)にお祝いします。中国の唐の詩人である杜甫の詩の一節「人生七十古来稀なり」という言葉に由来しています。長寿祝いの色は紫色です。紫は、身分の高い人が身に着ける高貴な色で、長寿を祝い、尊敬の意を表す意味が込められています。

【喜寿のお祝い】
喜寿(きじゅ)は、77歳(満76歳)にお祝いします。「喜」という字を草書体にすると七を3つ重ねた形になり、七十七と読めることが由来です。喜寿の長寿祝いの色は、古希同様に紫色です。紫が入った贈り物でお祝いしましょう。

【傘寿のお祝い】
傘寿(さんじゅ)は、80歳(満79歳)にお祝いします。「傘」の略字が八と十を縦に書いた形であり、八十と読めることに由来しています。「八十寿(やそじゅ)」と呼ぶこともあります。長寿祝いの色は、黄色、黄金色です。日頃の感謝の思いを長者祝い色の贈り物でお祝いしましょう。

【米寿のお祝い】
米寿(べいじゅ)は、88歳(満87歳)にお祝いします。「米」の字をバラバラにすると八十八となることに由来しています。長寿祝い色は、傘寿と同じく黄色、黄金色です。

【卒寿のお祝い】
卒寿(そつじゅ)は、90歳(満89歳)にお祝いします。「卒」の略字である「卆」が九十と読めることに由来しています。長寿祝い色は、白です。

【白寿のお祝い】
白寿(はくじゅ)は、99歳(満98歳)にお祝いします。百から一を引くと「白」となることに由来しています。長寿祝い色は、白です。

【百寿のお祝い】
百寿(ひゃくじゅ)は、紀寿(きじゅ)とも呼ばれており、100歳(満99歳)にお祝いします。100歳であることから百寿。紀寿は、100年が一世紀ということが由来です。長寿祝い色は、白、桃色です。

⚫︎長寿を祝う食べ物
 人生の節目のお祝いは縁起の良い食べ物でお祝いします。
 お赤飯などの小豆を使った食べ物はお祝いの定番です。小豆には厄払いの効果があります。
 病の本質は邪気であると考えられていたことから、邪気を祓うことで、無病息災を願います。お祝いの席に欠かせない食材である尾頭付きの鯛料理も、小豆同様に邪気を祓う効果があります。

 海老料理も長寿のお祝いに人気です。海老の容姿はヒゲを生やし、腰が丸く曲がっている姿であること、「海」「老」と不老長寿の象徴とされ、ハレの日に相応しい食材です。長寿を祝う食べ物でお祝いしましょう。

⚫︎まとめ
「賀寿」と呼ばれる長寿のお祝いは、長寿祝いの色のちゃんちゃんこを着たり、ご家族で食事会を開いたりするのが一般的なお祝いの仕方です。
 またその人の趣味やライフスタイルに応じて贈り物をします。

 100歳以降の長寿のお祝いでは、
108歳の茶寿(ちゃじゅ)、
111歳の皇寿(こうじゅ)、
120歳の大還暦(だいかんれき)
 などがあります。感謝の気持ちと、これからも健康で幸せに過ごせるようにお祝いをすると喜ばれるでしょう。

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