全ての元である 根源神 へは、どのような宗教、宗派を通じ
ても突き詰めていくと、行き着きます。
インドの聖者ラーマクリシュナは、それを実践しております。
ヒンズー教やイスラム教の色々な宗派において、その宗派の
修行を一から実践しました。宗派の階位を一段ごとに上る度
に宗派の下位の神霊から順番に邂逅を体験していきました。
そして、その宗派の最高神との感応を果たします。その
最高神は、宗派ごとに違いや、特色がありました。彼の凄い
ところは、その最高神との感応の先を目指し、最高神と
完全一体を感得した先に 感じた存在 の様相は、どの宗派
のものも同じでした。ただ無言の 愛の海 が広がっていたと
彼は表現してます。
この、どの宗教でも最後に辿り着いた 愛の海 が根源神
です。
根源神を頂点とした 山 の頂上へ行く登山道は沢山あり
ます。登山道が違えば、途中で見える景色も違います。
途中の見える景色の違いで、互いに非難し合ってはいけない
し、その景色に囚われてはいけません。行き着く頂上は、
一つです。
ただ、その登山道には、回り道 も 近道 もあります。
私は、一番の近道は、色々な問題を抱えながらも、今の
状態に 感謝 する気持ちだと感じます。アタリマエになって
しまって居ていることへ、感謝想起 することで、色々な気付
きが起こり、登山を始めることになるでしょう。