私が長年お世話に成った得意先の社長さんが、昨年に会社
を整理して辞められました。60歳を過ぎた事を契機に仕事
を辞めて、余生は自宅の回りに有る4件のアパート経営をし
ながらゆっくりしたいとの事です。
私は今でも、仕事で近くまで行くと事務所へ立ち寄ります。
私が行くと何時もコーヒーとお菓子を出してくれるのですが、
お菓子が無い時は自ら近所へ買いに走られるので、とても
恐縮してしまいます。 本当に世話好きな良い方です。
先日お会いした時に少し疲れた様子をされていました。
訳を聞くと、去年の夏ごろにアパートの修繕を工務店に依頼
し、その時、大工さんと廃材処理係りの人、計2名で工事を
されたそうです。 社長さんは、マメな方なので自ら職人さん
の休憩時間に茶菓子を運んでいました。
その休憩時に共に話をしていると、その廃材処理係りの人が
住む場所も安定せず、50歳代で運転免許も無い為に小間使
いのアルバイトしか出来ないと言う事を聞いたそうです。
気の毒に思った社長さんは、自分が経営するアパートのゴミ
掃除とメンテナンスを休日に手伝うならば、家賃無料で部屋
を提供しても良いと・・・。但し保証人が居る事を条件に提案
したそうです。
すると後日、その人は保証人となる50歳代の女性と共に会
いに来られたそうです。 その女性は、男性が以前に働いて
いた土建屋の社長の奥さんでした。
そして男性は住みだすと、最初の休日の1,2回はアパート
の掃除をしていましたが、その後まったく掃除をしなくなり、
そして嫌なことに、その男性がアパートに住みだしてから、
他の部屋に住む女性が順番に契約を解除して出て行きま
した。 女性達に理由を聞いても話したがらないので3人目
の女性に無理に聞き出すと、なんと、その男性と廊下で会う
と話しかけて来て、まとわり付いてくるのだそうです。
気味が悪いので、もう嫌だと言う事でした。
怒った社長さんが男性の部屋に行くと、居留守を使って出て
きません。そして合鍵を使って中を覗くと、ゴミ置き場から拾
って来た電化製品や家具の山で部屋が埋まるほどだった
そうです。・・・現在、出て行くように交渉中との事です。
私は去年2回ほど、その男性を見かけたことが有りました。
1度目は、社長さんの会社の倉庫を整理している姿を見ま
した。 その時、とても霊的に引っ掛かるモノを男性から感じ
たので良く覚えています。 2度目は、派手な中年女性と歩
いている姿を見掛けました。
男性は身長が150cm代ぐらいの痩せた小柄な人です。
髪が肩まであり金髪に染めています。カラフルな色の服を
着ていました。 顔はくちびるが薄く、口の端が釣り上がり
薄ら笑みを常に浮かべている顔です。
見掛けた時に感じた波動が、地獄の餓鬼界のものでした。
こんな人物は珍しいので、よく見つめると餓鬼草紙http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A4%93%E9%AC%BC
に描かれている餓鬼にそっくっりな姿が観えて来ました。
これは憑依では無く、その餓鬼の転生者その者だと感じま
した。ただ、絵には在りませんが、男性の霊体の餓鬼の股間
には、異常に不釣合いな大きさの男根が在りました。
ある意味、有料霊能者など比較に成らないほど霊的な人物
だと感じます。
社長さんも今振り返ると、魔術に掛かった様に、その男性を
受け入れてしまったと後悔されていました。
この現実界は、本当に上から下までごった煮の世界だと思
います。 生きて行くには、慎重さも必要ですね。
この事が揉めて、社長さんが刺されたりしない様に、事務所
の空間に私の思いを刻んで置いておきました。
生かして頂いて ありがとう御座います
人類の 5% 運動を広めたいです。
応援して下さる方は、この4箇所をクリックして下さい。
初めての人は、左側のCATEGORYを読んで下さい。