質問 :
リーマンさんは、「日本人の内在神は天照太御神で、国常立太神を内在神に持つと苦労が多い。」といわれてたことがありましたが、それは選択することが可能なのですか? それとも有無なしで決まっているものですか?
返答 :
これは、2007-7-12日の「産土神から内在神へ」の記事が
参考に成ります。 母親が妊娠中に、旅する魂が母体に宿る
時、魂がその地域の精霊の神気と合体することにより母体に
宿る事が出来ます。 その地域の精霊を産土神(うぶすな
かみ)と呼びます。 この産土神は、本当に大きく巨視的に
考えると日本では、天照太御神系と国常立太神系の2大
系統のどちらかに所属しています。 根源神1つから神々が
分派派生するピラミッドの最初の分岐点のような感じです。
天照系の系統は、母性的で優しさ、おっとり、地域に根差す
・・・・などなど、農耕的な協調性の因子が在ります。
国常立の系統は、白黒ハッキリしたい、求道的、融通が利か
無い、地域に落ち着かず旅を好む・・など、ある意味、独立性
を重んじる因子が在ります。
産土神の系統により、初発の性格には、ある程度反映する
かも知れませんが、これは全く気にする事では有りません。
なぜなら、その人の生き方、信仰によって産土神(=内在神)
は、成長変化して行くからです。
これは、現実界だけに許された、大きな恩寵です。
誕生時の産土神は、内在神のスタートに過ぎません。
この世に誕生する為にお借りした神気が、高位な精霊だった
としても意味は全くありません。生まれ出た時点から、個人
の内在神の成長の道が始まっています。
産土神が高位の神霊だとしても、一生の免罪符には全く成ら
ないのです。 むしろ、内在神を下位の存在に落として行く
人生を歩む人が、残念ながら多いです。
産土神が国常立系だったとしても、現実界で信仰するべき
神霊は、天照太御神が良いです。
正しく信仰すれば、内在神は天照系に置き換わって行き
ます。 ただ、生きる上で大きな精神的ショックなどがあれば
国常立系に戻る事は有ります。
神道家の黒住宗忠氏も、
「本当に癖(垢)の無い神霊は、天照太御神のみである」 と、
断言しました。
現実界で信仰して最終的に不幸に成る様な神霊は駄目
です。 いくら魂の成長が大事と言いましても、それは痩せ
我慢です。
天照太御神の神名を偽り名乗る魔は、とても少ないです。
神名自体に、大きな祓いの力が有るからです。
他の神名をリーディングすると、色々と偽る眷属が観える事
が多いです。
兎に角、産土のスタートは何でも良いのです。
この世に生まれ出る事さえ出来れば、大事な事は、今、と
これからです。
だから、日々の感謝想起、正しい信仰、生きる努力が最も
大事なのです。
生かして頂いて ありがとう御座います
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