成人した息子が、吃音が原因で就職の面接をしても落とされ
ると言う。アルバイトをしても、先輩から苛められて続かないと。
かと言って、肉体労働は嫌だと・・・。 そして、死にたいと。
これを聞かされた母親は、心配して嘆くように私に相談され
て来ます。
片親だと、色々な引け目を感じて、親も言いたいことが言え
無い様です。 両親が揃う家庭よりも、逆に過保護で甘く成
る事があります。
私が息子さんと同じ事を自分の母親に言ったならば、私の母
なら、ためらう事なしに私に「情けない。死になさい」と言った
でしょう。
そして、影では心配して泣くかも知れません。
何をどう親がお膳立てした所で、道理では親が先に死に、
息子は一人で生きて行くのです。
これが、この世界でのルールなのです。
親が成人した息子に出来る事には、限界があります。
ただ、息子の言う事に耳を貸し、共に悩んだ事は無駄には
成りません。 自分も出来る限りの事はしたと、自己を満足さ
せる事に成ります。 もし、無視していたならば、色々と後で
後悔が生じるものです。
親に出来る事は、感謝の先祖供養を淡々と実践して、家系の
霊線を掃除することです。
この影響は、息子さんにも関係して来ます。
それに母親が息子を心配したところで、何も始まりません。
「心配」を息子に「する」よりも、息子の事を思い出した時には
「息子を 生かして頂いて ありがとう御座位ます」と、自分の
心にいる神に感謝を捧げる事です。
私は息子さんに言いたい。
一寸の虫には、魂も無いのか?と。
せっかく生まれて来たのに、そのまま終わりたいのかと。
自分が預かる内在神を殺すのか?
肉体労働。 良いではないですか。
精神的な虐めを受ける仕事よりも、黙って肉体を動かして汗
をかき、時には罵倒されて生きれば良いのです。
未来は分かりませんよ。 肉体労働で金を稼ぎ、夢を実現
する人は沢山居ます。
私が子供の頃、空手家の大山倍達の本を読みました。
子供ながらに、この人の写真を観ると、ある自然霊の形象
その物が人間の肉体の殻を被っているとしか観えませんで
した。 特に、集中して自然石を割る時の画像です。
この人が若い頃に割っていた自然石は、川に在る丸い石で
した。 他の人が割る自然石は、平べったい荒い石です。
彼の割った石は、楕円、しかも球体に近い表面がツルっと
した密度の高い石でした。
今でも、この丸い自然石を割れる人は、居ないと思います。
この丸い石は彼でも中々割れませんでした。
家族を抱えて、物凄い貧乏だったそうです。
彼は、この時、この石が割れない様では空手で飯を食えない
と思ったそうです。 でも、自分は空手で飯を食いたいと強く
思ったのです。 そして、自然石が割れるように成りました。
自ら生き急がなくても、しょせん短い人生です。
20歳なら既に、人生の四半期が終わっているのです。
残りの人生を何でも良いから目的を見つけて、情熱(passion)
を持ちながら生きる事が大事です。
そのままでは、飯が食えませんよ。
生かして頂いて ありがとう御座位ます
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