伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

野菜のパプリカについて

2014-05-31 02:08:07 | 健康アレコレ

ヨーロッパ、とくにハンガリーの長期出張から帰国した知人と話をしていまして、ダイエットについて興味深い話を聞きました。
ハンガリーでは、豚の脂(白いラード)の食べ方が凄いらしいのです。日本人の想像を超えるそうです。赤ちゃんも含めた国民一人あたりの豚脂の消費量が、一説には月に2kgを超えるようです。つまり、大人一人で3~4kgもの豚脂を食べるのかも知れません。

先ず朝食から、食パンに白いラードそのままをバター代わりに盛るようにして塗って、その上に玉ネギとパプリカのスライスを置いて食べるとのことです。日本人ならば見ただけでギブアップするかも知れません。
どの家庭でも、ラードをバケツ単位で購入する習慣のようです。
そして、昼も夜も、豚脂のカタマリを焼いたものを何かの形で常食しているとのことでした。

従って、特に男性は中年以降に体内脂肪による成人病の発症率が高く、国家的な問題でもあるようです。
ところが、若い女性も大量のラードを常食しているにも関わらず、体のスタイルが抜群であり本当にモデルのような美しい女性が多いそうです。
もし日本の若い女性が、同じように大量のラードを消費しますと、必ず太ると知人は考えました。現に知人の家族は、ハンガリーの滞在時間に全員が太っています。

そこで、現地の細い女性はナゼ太らないのか?
また、肥満の男性はどんな食生活をしているのか?
を仕事の合間に知人が調査しました。
すると、両者に共通していることは、
* 大量のラードの消費は、両者ともにしている。
そして、両者で違うことは、
* 肥満する男性は、ラードと共に、ビールとパン(炭水化物)もたくさん食べること。
* 細い女性は、パンを少なくして、多めの生のタマネギと「パプリカ」のスライスを必ず食べることでした。
(パプリカ)

パプリカとは、唐辛子に属するピーマンのような野菜です。これを赤色・黄色・緑色と、まんべんなく食べるようです。赤色が少しだけ辛味があるかも知れませんが、自分の好みによりバランスを少なくしたりして個人で調整します。
ハンガリーでは、パプリカを成人病対策の野菜として指定推奨をしているようです。

私は夕食の最初に生野菜「だけ」を先に完食します。この時に最近はパプリカを入れてもらっているのですが、赤色でも唐辛子のような強い辛味を感じません。ピーマンのような感じで普通に食べています。
植物の遺伝子的には、「辛くない」カプサイシン効果の意味で、赤色のパプリカが良いのかも知れませんが、食べ物は多色であるほうが良いでしょう。

最近では日本のホテルの朝食バイキングでも、パプリカのスライスが用意されていることがありますので、その機会には多めに食べるようにしています。
地方のスーパーマーケットでもパプリカを置き始めていますので、皆さんの参考にしてください。

生かして頂いて ありがとう御座位ます

コメント (1)
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