(読者)
「足るを知る清貧」より「大欲」の方が尊いのでしょうか?
(感想)
(1)「足るを知る」
これは老子が発言した言葉です。
日本的な解釈では、
「自分の生活・収入に応じて、身分相応に満足することを知ること」
「自分の身の程をわきまえて,むやみに不満を持たないこと」
とされます。
しかし、老子の原典の言葉は、
「知足者富」
足るを知る者は「富む」。
* つまり、現状の中で満足することを知っている者は、心豊かに生きることが出来る。
* 人間の欲望には絶対に切りが無いので、だからもう、現状の中で満足するほうがお得なのですよ。
さらには、
* 現状で満足ができる者は、余計な浪費をしないために、本当に富んでいく。自然と金が貯まっていく。
* 現状で満足する者は、儲かる詐欺話や投資にも興味を持たず、本当の冷静な判断が出来る為に、金持ちに成れる可能性が有る。
さすが老子です。これは真理です。
色々な「長期の視点で」社会や経営者を見ますと、足るを知らない経営者ほど没落しています。いずれ破産します。
短期では良い景気が有ったとしても、「足るを知らない」次から次へと拡大する投資はハイリスクであり危険です。
現状で満足が出来る者は、心が安心しており、心配が無く、「今を楽しみながら」心も貯金も豊かに成る可能性が有ります。
本当にお得な生き方が、「足るを知る清貧」だと言えそうです。
しかし、これも「自分だけの世界」のことに過ぎません。私が瞑想を嫌う理由でもあります。自分の世界だけで良く成ることは、本当にツマラナイことに過ぎないのです。
と言いながらも、「足るを知る清貧」を真に実行できる人は本当に素晴らしい人です。
でも、この上を行くのが、
(2)「大欲」(たいよく)
「大欲」を「だいよく」と読めば、大きな自分だけの欲望。
自分だけが良くなりたい、ワレヨシな自我が持つ欲望。
と言えます。
しかし、これを「たいよく」と読む時は、仏教的な崇高な意味に成ります。
派生表現として、
* 「大欲は無欲に似たり」(たいよくはむよくににたり)
* 「小欲を捨て、大欲に立つ」
自分だけの利益を考えることは小さすぎて、アホらしくなる心。
社会全体、全員が良く成らないと満足ができないと思える心。
自分が貧乏であろうが、純粋な火の玉のような少年に成り切って、社会の為に貢献したいと思える欲望を大欲(たいよく)と言います。
読者の質問への感想としては、霊的には
「大欲・"たい"よく」>「足るを知る清貧」
「足るを知る清貧」>~~(大きな差)~~>「大欲・"だい"よく」
と言えます。
やはり、「自分だけの物事で」コノ世を終えるのは、アノ世に帰れば後悔する点なのです。
死後にアノ世という広大な世界が実在することを自分の魂が思い知った時、思い出した時、
* 今生の自分の生活のすべて思い出して、アホらし過ぎて笑います、泣きます、後悔します。
自分は何をやっていたのかと、バカなことで悩んでいたと、小さすぎることで真剣に縛られていたと、思い知ります。
* もっと苦労すれば良かった。
* もっと挑戦すれば良かった。
* もっと他人(自分だった)を助けてあげれば良かった。
ことを真から思い出します。
ただ、無理は不要です。
自分なりの大欲・(たいよく)を見つけて行きましょう。
生かして頂いて 有り難う御座います
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