参考記事:老子の言葉 第二十八章「人間は純朴さが大切」
「老子の人生論 」第二十八章
強い立場の人間が、弱者に寄り添って生きること。
そういう人に、世間の人々は自然と集まって来ます。
世間の人々が集まって来る人間に成れば、その人徳は更に常に増して行きます。
そして人徳の大きい人物ほど、赤子のような純粋な人に帰って行くものです。
賢く生き抜ける知恵を持ちながら、それでも真面目に愚直に生きる道を行く人は、
社会の人々から尊敬される模範と成ります。
他人の見本と成る人は、常に人徳を備えた生き方を行い、
本人が知らない内に究極の善徳に向かって自然と進みます。
名誉が有る立場の人間が、常に下っ端の人間の立場で生きていますと、周囲の人々が自然と慕って集まります。
世間の人々が自然と集まる人物に成れば、その人の人徳は増して行き、
素朴な原木のような人物に帰って行くものです。
原木とは、伐採されますと、役に立つ道具に変わるものです。
だから聖人は、原木のような人物を見つけますと、そういう人を国家の仕事に就かせます。
そういう人には、役割を決めた仕事の制限を致しません。
自ら何にでも役に立つように働くからです。
(感想)
この章で老子は、人徳と善徳の重要性を繰り返し述べています。
人徳と善徳が増して行く人ほど、
・ 赤子のような純粋な人に。
・ 原木のような、何にでも役に立つ人材に。
自然と進んで行くのです。
しかも、その継続はコノ世の究極の心境(悟り)にも自然と至る可能性が示唆されています。
人徳と善徳が増す生き方とは、
* 強い人なのに、弱者の立場で生きる謙虚な人であること。
* 能ある鷹(タカ)が爪を隠す生き方、をする人であること。
高度な知識と知恵を持っていても周囲に見せずに、愚直に生きる人。
* 会社の役員であっても、新入社員に交じって勤務するような人。
このような人物の人徳と善徳は、増して行く一方だと老子は述べています。
しかも、その人はコノ世の究極に至る可能性を示唆しています。
でも、このような生き方の何が良いのか? がピンと来ない人もいることでしょう。
別に、そんな生き方をしたくない。
ああ、そうですか、立派ですね。
で終わる人もいることでしょう。
でも、老子がわざわざ述べることには、そんな表面的なことだけで終わらないのです。
上記のような生き方こそは、
・ 自分の死後の行き先を決める。
・ 来生に生まれ出る自分自身の環境と条件(家庭・金運・健康・運勢・実現力など)を決定させる。
これが霊的に言えます。
魂にとって誰もが欲しがる善徳貯金と、魂の自由度を決める因子を、上記のような生き方が「決めて行く」ことを知って置いて頂ければ幸いです。
* 今生の生き方、今の自分の生き方が、来生を決める投資であること。
これに気付いていない人が大半です。
済んだ過去や過去生ばかり気にする人は多いですが、自分の来生を心配する人は少ないです。
自分の来生を想像すれば、今の自分の生活を自然と正すことが出来ます。
悪事などは、来生を信じている人には出来ないことです。
死ねば終わりを信じる人は、どんな悪事でも可能であり、善徳よりも栄華・快楽を選択します。
でも、そういう人は、自分が今生に「生まれた」という事実を見ることです。
そうです、来生も必ず生まれ出ます。
これは、ある意味では恐ろしいことです。
すべては、ムダに成りません。
今生の生き方の全てが、カガミに反射するように「左右が逆に反射して」(自分が置かれる立場のこと)出現し、来生を創造します。
カガミに自分が映るように、寸分違わず、完璧に、来生に映像化・物質化します。
これを否定する人は、カガミに自分が映らないように出来ますか?
無理なのです。もう物理的な宇宙法則だからです。
自分の未来と来生を心配する人は、素直に成って、上記のように老子が示唆する人徳と善徳が増す生き方を、自分なりに挑戦することを参考にしてください。
決してムダには成りません。
生かして頂いて 有り難う御座います
※ コメントの閲覧方法と、コメント投稿の方法
・コメントの1部しか表示されませんので、コメント全部を閲覧するときは、コメント欄の最後尾の
「コメントをもっと見る」
をクリックします。
・コメントを投稿するときは、
「コメントを投稿する」
をクリックすると、コメント投稿枠がでてきます。
宜しくお願い致します。
下の三ヶ所のクリックも、もしよろしければ毎日宜しくお願い致します。
応援して下さる方は、パソコンも携帯電話(fc2のみ出来ない機種もあり)の人も、この3箇所を1日に1回ずつ良ければクリックして下さい。
■人気ブログランキング
■精神世界ランキング
■FC2ブログランキング
クリックして現れるランク一覧の中から再度、伊勢白山道を押してね。
【携帯版伊勢白山道 TOP】 http://www.geocities.jp/poriporry/m/
「商品リスト PC用」 http://www.geocities.jp/poriporry/m/g_all.html
「商品リスト 携帯用」 http://www.geocities.jp/poriporry/m/g_top.html
※ 最新の商品案内は、こちらを参照してね。
(http://luce-tabi.jp/index.php?word=%E2%97%86%E4%BC%8A%E5%8B%A2%E7%99%BD%E5%B1%B1%E9%81%93+%E8%AA%AD%E3%82%93%E3%81%A7%E8%AA%BF%E3%81%B9%E3%81%A6%E8%87%AA%E5%B7%B1&type=and&sort_flg=1&encode=utf-8)
見当たらない過去の製品は、コメント欄で質問して頂ければ、最新の製品を調べます。
同じ製品でも中身が日々刷新されていますから、他の新製品も見て注意をします。
※ 最新書籍は、こちらです。
(http://luce-tabi.jp/index.php?word=%E2%97%86%E4%BC%8A%E5%8B%A2%E7%99%BD%E5%B1%B1%E9%81%93+%E6%9C%80%E6%96%B0%E3%81%AE%E6%9B%B8%E7%B1%8D&type=and&sort_flg=1&encode=utf-8)
★注意書き(必ず読んでください)★
*コメント投稿について
・過去コメントの削除はしませんので、コメントを書かれる時は慎重にして自己責任を覚悟して投稿してください。
(コメント欄に不掲載でも、内容に脅迫や誹謗中傷などの重大な問題が有れば、ブログ会社と警察に投稿時間と内容を送付し、苦痛を受けた運営関係者たちが対応します)
・質問は、その時の最新記事のコメント欄でお願いします。過去記事のコメント欄に質問を投稿されましても、返答しません。
・聞きたい時はタイトル名に必ず、質問 男または女、と記入してください。これが無いと、返答しません。(視る時間短縮のために、霊体と肉体の区別を簡略化するためです)
・非掲載希望の質問には返答しません。
・コメントでは実名の扱いは慎重にしてください。内容によっては、絶対に全部を隠し、文字の数で表すか、書かない工夫で表現してください。
・投稿者の名前欄に実名の記入は厳禁です。ハンドルネーム(仮名)を入れるか、空欄のままにしてください。
・URL欄にアドレスの貼り付けは禁止です。
・質問したい写真は、「伊勢白ペディア」に投稿・公開の場があります。送った写真がUPされたら、そのURLを入れて質問してください。写真は、個人の顔や情報が特定されないような配慮をしてください。
・返答は順番にしていますが、質問が多いために翌日の夕方になることもあります。
・コメント欄で何度も質問しても掲載されない場合、内容に名称が分かる内容がある、質問した人を守る為、という場合が有ることを認知して置いてください。
・質問に絵文字を入れると、返答が切れて表示することがあるから止めて下さい。
*検索に使用しましょう。
・「伊勢白ペディア」 http://isehakupedia.wiki.fc2.com/ 日々更新される伊勢白山道の事典です。
・速い検索システム http://luce-tabi.jp/index.php 大容量検索システムです。
*返答について
・リーマン返答集 http://goo.gl/pUKQUi 最新のものから期間無制限で返答が表示されます。
・ry-comme http://web.hiyoko.biz/~javcof/ry-comme/ 最新記事3日分の、リーマンの返答コメントが抽出されます。
・私の返答が無いコメントは、霊的な問題では無いと言う事です。
・病気や体調については、医師の診断を必ず受けて、そちらを優先してください。
・私が毎回受診を指摘しなくても、病気については「医師の受診をする前提」であることが、ブログの決まり・前提であることを忘れないでください。
一般常識として、私に指摘されないと受診しない、これではダメです。これは自己責任のことです。私は、医師でも医療関係者でもありません。
・サプリメント(健康食品)の摂取も、必ず医師の許可を受けてからにしてください。
・先祖供養や健康食品の実践は、ご自分で判断して自己責任の上で決めてください。
※私の返答は、あくまでも参考意見です。決して、強要はしておりません。ここでの話は、自己責任の上で判断をしてください。
*引用・転載禁止のお願い
・伊勢白山道ブログの記事・コメントの転載・引用・コピーは一切厳禁です。
・ブログ、SNS、ツイッター、印刷物など、多数に公開するものはすべてです(限定メンバー公開の場合も)。このブログ内でリンクされているサイト以外は全部です。
・伊勢白山道ブログのリンク掲載はよいです。
・家族へ記事のコピーを渡したり、自分用のデータ保存をしたりすることはかまいません。
・私の発言に感想や解説・解釈を加えられますと、それは私の真意(神意)から外れます。言葉の一部だけを取り上げられれば、意味がまったく違った内容になって伝えられかねません。曲解されることを防止します。
この下方に出る企業広告は、gooブログにより自動的に表示されます。
伊勢白山道とは、一切関係がありません。