H23年 9月14日(水) のち
本日のコースはコグルミ谷から御池岳へ行き、鈴北岳を経て鞍掛峠へ下りるコース。
国道306号線、コグルミ谷登山口近くの広くなった駐車スペースに車を駐める。
5分程歩くとコグルミ谷登山口に着く。
谷筋を登っていく。小石が混ざる道は少し滑りやすい。
蛭がいたので止まらずにさっさと歩く。
タテ谷・鈴北岳分岐。ここは直進し御池岳↑の方へ。
コグルミ谷は石灰岩の伏流。ゴロゴロした石灰岩の白と周囲の木々の緑が美しい。
谷の向こう岸に動くものが目に入った。何かと思い立ち止まって見てみるとリスだった。
リスは止まったと思ったらすぐ動きだし、なかなか写真に撮れない。
蛭がいることも忘れてリスを観察する。以前登った時も、ここでリスを見た。
近くに巣があるのだろう。
タテ谷分岐から20分くらいで炭焼窯跡に着いた。
リスの撮影をしていた時間もあり、実際の登山時間としては当てにならない時間である。
炭焼壷跡の上には長命水と名付けられた水が岩の間から流れ出ている。
この水を一口飲むと一年寿命が延びるとか言われているようだ。
石灰岩の岩の上を登っていく。
陥没箇所があることを注意する看板があった。
←御池岳の方へ。
谷をはなれ山の斜面の細い踏み跡を登っていく。
五合目。
ここが陥没跡か。ロープを掴む。踏み出した足が滑る。地面の土が崩れやすいガレた感じだ。
危ない、危ない。
陥没跡からの急登を登ると、すぐ六合目。カタクリ峠に着く。
名前の通り、カタクリの花の時期には可愛いカタクリに会える場所だ。
他にイワカガミ、ミノコバイモ、ヒトリシズカなども咲く。
カタクリ峠で少し休み、木々の緑がきれいな登山道を歩く。ヤマボウシが赤い実を付けていた。
七合目。
谷を抜けて雰囲気も明るくなった。気持ちよく歩く。
すぐに八合目。
石灰岩がゴロゴロし、倒木もくぐる。
分岐。
歩きやすい道を登る。ここでもリスがたくさんいた。
クルミの木が多くあり、リスがいるのが頷ける。
九合目。山頂は近い。
九合目から15分程で御池岳山頂。着いたぁ~。ヽ(゜▽゜*)乂(*゜▽゜)ノ バンザーイ♪
御池岳 標高1247m。
山頂から少し下りて、ボタンブチまで行こう。
広々とした草原を歩く。
天狗の鼻まで歩いてくると、良い眺め!
竜ヶ岳、釈迦が岳、御在所岳、雨乞い岳などが見えた。
天狗の鼻からボタンブチまで歩く。
ボタンブチ。
ボタンブチからの眺め。中央の尖った山は天狗堂。まだ登ったことがないので行ってみたい。
ボタンブチからの絶景を楽しんだ後は鈴北岳を目指す。
ボタンブチで暗かった景色も、日本庭園まで来ると明るくなった。
天気が良くなってきたからだ。
殆ど終わってしまったトリカブト。残っていてくれてありがとう。
真ノ池の横を通る。
苔の黄緑がきれい。日本庭園と言われる筈だ。
鈴北岳へ向かう。
カルスト台地特有の石灰岩が所々顔を出している。
青空が広がるいいお天気になった。
先程までいた御池岳が見える。
鈴北岳山頂。
標高1182m。
山頂からの眺め。
360°絶景だ!
鞍掛峠へ下山。
下山時の展望もいい。国道306号が見える。
キノコの木。
鉄塔の下を通る。
鞍掛峠にあるお地蔵様。
鞍掛峠。標高791m。
鞍掛峠からの下山道は小石が多く滑りやすい。
壊れた小屋が見えると登山口がある。
登山届けのボックスが設置されている。
鞍掛トンネルのところに出る。
大阪ガスが工事中。係の方が歩行者を誘導してくれた。
20分弱歩き駐車地まで戻り、今日の登山が終了した。
天気予報の快晴は外れたが、鈴北岳では青空が広がった。
青空があるのとないのでは、景色の美しさが違う。
御池岳は、まだまだ未知の部分が多くあるので、また登ってみたいと思う。
駐車地の地図