なかちゃんずの山歩き+α

夫婦で仲良く山へ登っています。

【鈴鹿】鈴鹿スカイライン閉鎖直前に 七人山から地獄谷・御在所岳へ

2011年12月14日 | 鈴鹿

12月11日 ときどき

 国道477号(鈴鹿スカイライン)が12月15日から冬季閉鎖になる。
その前に武平峠から、歩いてみよう。
この間 雨乞岳に登った時、行けなかったコクイ谷を久しぶりに歩いてみたかった。


 鈴鹿スカイラインへ続く麓は、紅葉がとてもきれいだった。目の前に現れた御在所岳には
うっすら雪も見えていた。


 武平峠駐車場には、まだ一台も車は駐まってなかった。広い駐車場でトイレもある。


 駐車場から武平トンネルへ向かう手前に「武平峠 →」と書かれた看板があるので、そこから山道に入っていく。 8:15


 よく踏まれた道を登っていく。 


 武平峠に着いた。
 

 以前は武平峠から雨乞岳に通じる登山道があったのだが・・・崩壊している。

一旦滋賀県側の国道477号へ降りて、国道沿いの雨乞岳登山口から入った方が容易だが、せっかく三重県側へ駐車して登ってきたのだから崩壊した山腹をトラバースする。

ザレ場だが、薄く積もった雪と寒さで適度に凝っていて歩きやすい



 荒れた谷を少し登り対岸の植林帯に入る。


 そこで登山道に出た。


 ここで国道から登ってくる登山道と合流。ここからはしっかりした登山道を行く。


 危険箇所はロープがあるが、特に危険とは思わない。 


 道は迷う所はない、雨乞岳を示すプレートがある。
麓は紅葉がきれいだったけど、山はもう冬景色だ。
昨日午後から降った雪が溶けずに残っていた。
雨乞岳へのメジャーな登山ルートだけど、誰とも会わずに静かな山行だ。


 登り始めて30分くらいで先行する登山者を確認した。 


 沢谷乗越あたりで先行登山者を追い越す。


 神崎川(愛知川源流)に入る。



 クラ谷分岐。 そのままコクイ谷へは行かず、この前 行かなかった七人山へも寄っていく。



 ここから沢沿いの踏み跡を登っていく。



 沢沿いの道を登ると七人山の展望がある。 



 ここからクラ谷にでるまでガレ場は崩壊しているので注意して歩く。 



 沢を渡る。水は少ないので容易に渡れる。 



 クラ谷は広くて明るい谷だ。気持ちよく歩くことが出来る。



 細いブナが多い。この細さが優しい感じを演出している。 



 谷を登るが、登山道は狭くなる。ここは少し注意しよう。



 よく踏まれた登山道を行くと、広い樹林帯が広がり、七人山のコルに出る。

 

 七人山には、コルから右手の稜線を登る。



 秋の味覚、栗のイガイガが雪に埋もれていた。あっという間に季節が深まった。 


 コルから5分ほどで七人山本峰 標高1073m。に到着。


 イブネの台地が近くに見える。


 七人山東峰 標高1067m。
(後で地形図を確認すると、両峰とも1080mを越えていたのだが・・。)

 



 下山はコルまで戻らずに南斜面を下る。


 クラ谷を経てコクイ谷分岐へ。コクイ谷の→の方へ下りていく。


 コクイ谷へは沢谷を通って行く。

 



 足場が悪くなるので注意して通過する。

 



 対岸の赤テが巻いてある岩の上に上がる。
この沢は滝になって落ちている。ここは滝の上部だ。 


 対岸にわたり滝を眺める。



 滝上部から見る。 



 滝上部にあるプレート 


 沢谷からコクイ谷に下りる。



コクイ谷は広い谷だ。 



 クロ谷出合い。ここで初めて登山者に会う。少しルートが分かりにくいようだった。



 クロ谷出合い。石にペンキマークがあった。 



 斜面が崩壊し木が倒れていた。雨が降るとまだまだ崩壊が進みそうだ。 



 行く手には倒木の梯子。この倒木の梯子を登る。 



 川沿いを歩きやすい所を探して進む。 

 

 川から斜面の踏み跡へ上がる。



炭焼き窯跡がいくつかある。 

 
 数分歩いて愛知川を渡る。 



 コクイ谷出合に着いた。

ここから御在所岳を目指す。上水晶谷方面へ向かう。



 上水晶谷はきれいな谷だ。



 つららがあった。昨日から急に気温が下がったのだ。 



 上水晶谷から地獄谷に入る。
標識などはないが、よく見ると黄テープが木に巻かれてあった。 



 水はそんなに多いことはない。歩きやすい所を選んで登る。

 

 時々、氷の芸術がある。



 地獄谷のナメ滝が現れた。 巻いて登っていくのだけど、雪と氷で滑りやすい。気を付けて登る。

 

 巻き道からナメ滝を見る。 


 ナメ滝の上部。 



 



 滝をクリアし、まだまだ地獄谷を詰める。 



 上水晶尾根が見えてきた。 



 望湖台の岩場も見えた。後もう少しだ。



 谷から山の斜面に取り付く。 


 かなり急登だ。木々を掴みながら登る。 



 望湖台直下に近づくとテープが多く木に付いていた。



 この岩の横から上がる。



 望湖台へ出る。  登山者も観光客も誰も居ない。
   もう午後3時過ぎているし、寒いからね。


 上水晶尾根の稜線が目の前に広がる。



 七人山、雨乞岳方面を見る。 



 どんよりした雲の間から日が射していた。



 御在所岳山頂。最高点1212m。



 御在所岳一等三角点にも寄る。標高1209m。



 鎌ヶ岳方面。



 御在所岳から最短ルートで武平峠へ下りる。



 下山時、セントレアの方がよく見えた。



 鎌ヶ岳が段々近くなる。



 武平峠に到着した。 午後3:50

この山行の後、七人山の標高や登山ルートについて考察することが出来た。
この周辺をもっと歩いてみたいと思った。


今日のルート


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【鈴鹿】雨乞岳・御在所岳周回

2011年11月27日 | 鈴鹿
H23年 11月27日(日)  
 
鈴鹿スカイラインで武平峠まで行けるようになったので、様子を見がてら雨乞岳に登ることにした。


 
武平トンネルを過ぎた滋賀県近江側の駐車場に車を駐める。
ここに来るまでの御在所岳登山口付近には、すでに登山者の車が沢山駐車していた。

その周囲ではパトカーが待機し、路肩駐車しないか見張っていた。
ここの駐車場は空き空き。一番乗りだ。
 
 
今日は、茨谷~郡界尾根~三人山から尾根伝いに雨乞岳へ行く予定だ。
駐車場から少し滋賀県側に下りた所に登山口がある。武平峠の雨量観測小屋の横から入っていく。ちょうど車が駐まっている所。
 
 
茨谷の小さい沢を渡る。
もう少し前なら、ここの紅葉もきれいだっただろう。
 

登り始めて、大きなモミの木が迎えてくれる。

植林帯を抜けて小尾根に上がる。

登山口から20分弱で。いっぷく峠に着いた。

 小尾根を道をそらさず歩く。

限界尾根分岐。小尾根から左手の方へ下っていく。
道には木枝が置いてあり通せんぼされているからよく分かる。

 左手の方が開けている。展望があって気持ちよく歩ける。

沢谷峠と呼ばれている所だろうか。ここから鎌ヶ岳がよく見える。

 

 駐車地も見えた。中ちゃんずの車だけだったけど増えている。

 このあたりのブナは細い。枯れ葉は足に優しく歩けるよ。

尾根道にはシャクナゲの木がたくさんあった。花の時期にまた来たいところだ。

倒れた木なのかな?うまく挟まれている。

もう木と一体化されちゃったね。

 

緩やかな斜面にブナが立ち並び、優しい雰囲気に包まれたところは「イイナのコバ」と呼ばれている。ほんとにいいな~いいな~。(笑)

 

 三人山にも寄っていくよ。左手の斜面を登れば直ぐだ。

 三人山。標高1014m

 

 三人山から東雨乞岳へ。

 ブナ林の急登が続く。

やがて笹道になる。

 

振り返るとこんな景色!いい眺めだぁ~!

 

 足元には雪が。山は冷えたのだろうね。

展望抜群。前方には雨乞岳に続く尾根が見えている。久しぶりに見る雨乞岳!いいわぁ。

 

笹に埋もれるように咲いていた赤い実?何っていう植物なんだろうか。ちょっと美味しそうかも。

 

 東雨乞岳に到着~!登山口から2時間弱かかった。

イブネ、クラシ方面。

 

 名古屋の街はガスで見えないけど、遠くアルプスまで見えた。富士山もかすかに見えたよ。

クラ谷方面から次々と登山者が上がってくる。みんな素晴らしい展望に喜んでいる。
白山と御岳山はよく見えたよ。

思いがけないほどの展望でちょっと得した気分。笹道を通って雨乞岳へ。

振り返って東雨乞岳を見る。もうこんなに来たのか。

東雨乞岳から雨乞岳まで10分だ。遠くに見えたけど意外に近かったよ。

 三等三角点のある雨乞岳山頂標高1238m
鈴鹿山脈第二の高峰だ。山頂は狭いので、杉峠方面へ下る。

 杉峠に通じる登山道は雪が溶け、どろどろだぁ~。靴とズボンの裾にべっちょりと泥が付く。

 胸のあたりまであったクマザサ道を抜けるとクマザサは短くなった。
展望もいい。気持ちいい道だ。

 途中のピークに岩があり休憩に最適だ。

 少し休憩してイブネ、クラシを見ながら杉峠へ下りていく。

 ここはまだ雪が残っていた。ジグザグに下りる道は田の泥みたいに滑りやすくなっていた。

 杉峠が見えてきた。

 杉峠

 杉峠から御池鉱山旧跡に向かって下りる。

お日様が射してポカポカする。自然に抱かれている感じ。ここを歩けて幸せという感じ。

小さな沢がある。

 

テントが張ってある。

 

御池鉱山旧跡に着いた。

明治末期の全盛期には銀と銅を採掘しており、ここに300人あまりが働いていたそうだ。
なんと、小学校や神社もあったらしい。

こんな山奥にたくさん住んでいたんだね。凄いなと思いながら、また沢を渡る。

木々の間を歩く。葉がないから日がよく差し込む。

 木の根元にキノコが並んでいる。なんか可愛いい。

 枯れ葉の絨毯でふかふかしている。

 

神崎川を渡る。

 

神崎川を渡った後、登山者と会う。テントの方達だろうか。

 神崎川沿いを歩く。

神崎川を渡る。

コクイ谷出合に到着した。

上水晶谷へ向かう。

山栗が落ちていた。小さいけど甘いだろう。

上水晶谷を登っていく。

上水晶谷を示す看板。

上水晶谷は水があったり、伏流水となっているところがあった。

上水晶谷を詰める。

クマザサをかき分けると

空から降ってきたかのような大きな石が登り詰めたところにあった。

岩を越えると国見峠に着く。

御在所岳裏登山道に合流して御在所岳山上公園へ上がる。

御在所岳から武平峠へ下りる登山道へ向かう。

武平峠はもうすぐだ。

鈴鹿スカイラインへ下りた。ここから数分で駐車地に戻る。

 駐車地。

快晴ではなかったけど山頂からの展望は素晴らしかった!
郡界尾根も面白い。
御在所に廻ったので歩く距離も伸ばせた。
神崎川周辺も気持ちのよい所だ。
またゆっくりと歩きたいと思った。

今日のルート

 
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【鈴鹿】秋の鎌ヶ岳・鎌尾根を歩く

2011年10月29日 | 鈴鹿
平成23年10月28日(金) 
 
紅葉が見頃だろうと思い鎌ヶ岳へ登りました。
本日のコースは、宮妻峡~水沢峠~水沢岳~岳峠~鎌ヶ岳~カズラ谷~宮妻峡です。
アップダウンの続く稜線の道を鎌ヶ岳を目指して登ります。
東名阪・鈴鹿インターで下り椿大神社の赤い鳥居を潜り、宮妻峡へ向かいます。
途中、車の中から見た鎌尾根と鎌ヶ岳山頂。
(左から入道ヶ岳・奥に水沢岳・鎌ヶ岳・右前方にきらら峰)
あそこを歩くのかと思うと、o(^-^)o ワクワクッします。
宮妻ヒユッテを過ぎた所に駐車地があります。すでに2台駐まっていました。
小牧ナンバーと大阪ナンバーです。
駐車地から、さらに林道を歩きます。
鎌尾根は水沢岳を経由します。
スズメ蜂の巣に注意!と書かれています。注意しよう。
林道を35分くらい歩くと水沢岳登山口の標識があります。
ここが鎌ヶ岳鎌尾根コースの登山口です。
ここから山道に上がっていきます。
入り口は少し荒れた感じです。
見た目は小さい水の流れですが、左側は谷です。滑って落ちたら大変。
トラロープがあるので、掴んで渡った方がいいでしょう。
山腹の登山道を歩くと沢にでます。水の少ないので容易に渡れます。
沢を渡り登山道に上がると、登山道が一部崩壊で無くなっており足場がなく、ロープを持って滑らないように進みます。
ザレた所もありますが青空が見えて気持ちいいです。
枯れた沢を登ります。沢が二股に分かれる辺りまで登ると、道は沢の右岸の方に付いています。
大きな石壁の横を通ります。この大きな石壁を越えた左側にしっかりとした登山道があります。
間違ってまっすぐ行かないように注意しましょう。行けないことはないですが危険です。
石壁を過ぎて左折し登ってくるところ。
急な道を登り切ると、そこは水沢峠です。
水沢峠に到着です。
水沢峠からは稜線の道を行きます。この辺りからは木々の黄葉が少しありました。
急登を登ると視界は開け、花崗岩のザレた道になります。
水沢峠から15分くらいです。
ここは馬の背と呼ばれています。登ってきた宮妻峡が確認できます。
ここからの展望は素晴らしい!入道ヶ岳や雲母峰(きららみね)が見えました。
登山道は花崗岩のザレた所を歩かなければなりません。
左手側が切れていて道幅が狭くなっているので少し緊張して歩きます。
また少し登ります。
前方に水沢岳山頂が見えてきました。

見晴らしがいいので歩いていても気持ちよいです。
水沢岳までは緩やかな上りです。稜線上の木はもう葉っぱもないです。
水沢峠から25分くらいで水沢岳山頂です。
三等三角点もあります。
水沢岳・標高1029m。
水沢岳から少し下りるように登山道があります。
鎌ヶ岳の姿がはっきり見えています。
水沢岳から6,7分で崩壊した岩場、きのこ岩に出ます。
滑りやすいですが、ゆっくりと歩けば危険はないです。
紅葉はあまりないですが秋の雰囲気が漂っている山の景色です。
岩場を下り、しっかり踏まれた登山道を進みます。
稜線上から見える景色。きらら峰と遠くは四日市の街が見えました。
気持ちの良い登山道を歩きます。
きのこ岩から15分くらいで右側が大きく崩れたところに来ます。
特に問題なく通過できます。
鎌ヶ岳がだんだん近くなってきました。
登山道を進んでいくと衝立岩が立ちはだかります。
そこで道を探す登山者さんがいました。
衝立岩は左から巻き(少し降りてから登ります)。
急な斜面を登ります。
鎌尾根の楽しい所でしょう。
登山道横の木がいい色です。
滋賀県側。
岩場に道はしっかりついています。
滋賀方面の山々を見ます。いい景色です。
鎌ヶ岳まであと少しです。
素敵な景色が続きます。
花崗岩のザレた道
青い空と御在所、鎌ヶ岳。
紅葉は殆どないです。黄葉している木と葉が落ちてしまっている木が多いです。
カニの横ばいと言われる所には鎖が付けられています。少し下を通れば鎖は必要ないです。
岩壁の左を下に下ります。
岳峠に着きます。
岳峠から鎌ヶ岳山頂まで あとひと登りです。
鎌ヶ岳山頂に到着しました。
登ってきた鎌尾根が見えます。
鎌ヶ岳山頂・標高1161m。
帰路はカズラ谷から下ります。
カズラ谷コースはしっかり道がついていて迷うところはありません。
黄葉がきれいでした。
下り始めて1時間10分くらいでカズラ滝に着きました。
谷に下ります。
沢を渡り
沢に沿って歩きます。
もう一度沢を渡り対岸に行きます。
数分で駐車したそばの林道に出ます。1時間20分で下れました。

今日のルート 




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駐車地の地図

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【鈴鹿】台風後の竜ヶ岳は被害なし

2011年10月08日 | 鈴鹿
H23年 10月8日(土) 
2008年の鈴鹿集中豪雨では鈴鹿の山と谷が大きな被害を受け、未だに通行止めの所が
ある。
今年9月、台風12号が紀伊半島の山々に甚大な被害をもたらした。その後すぐ15号が通過した。12号通過後にコグルミ谷を登ったが以前よりは荒れていた。
竜ヶ岳のホタガ谷は大丈夫だろうか?
今回のメンバーは、中ちゃんず・友人2名。
宇賀渓キャンプ場の駐車場に車を駐める。
駐車場代500円です。
道路沿いの無料駐車場に駐めた方は入山料ひとり200円必要となります。
宇賀渓案内板
 
登山届けを提出して、まだ閉まっているお土産店の前を通過する。
登山口までの林道が一部陥没しており、ガードレールの外側を通る。
冷たい水が流れ出ている林道沿いの水場。
登山口前にある「鶏の巣」
裏道登山口(ホタガ谷登山口)から登ります。

明るい植林帯を登ります。
登山口から15分くらいで、この木橋を渡る。
登山道にはアケボノソウが咲いていた。
藤原岳のトリカブトは終わっていたけど、今から咲くトリカブトもあった。
沢を渡って
沢沿いを登る。
沢の向こうに渡る。
木橋が壊れていますが、多分、この間の台風で壊れたものではないようだ。
木橋の周囲の土が壊れた木橋に馴染んでいる。
登山道にはナンバー表示が所々にある。
ホタガ谷は39から始まり、山頂は11、石榑峠が1になる。
お馴染みの木橋が出てきた。台風で流されてないかと思ったが大丈夫だった。
ロープもついているので渡るのは問題ない。
登山道の雰囲気が変わる。日が差し込み谷から稜線に近づいてきたのが分かる。
谷を詰める。
視界が広がる。他の登山者も一緒に一休み。
一面の笹が茂る中を登っていく。
笹道を登り初めて15分。遠足尾根がよく見える。
この間登った藤原岳も顔を出した。

稜線に上がれば、もうそこには遮るものがない笹の草原だ。
竜ヶ岳の山頂が見えた。美しい姿に見とれてしまう。(笑)
静ヶ岳の分岐。
竜ヶ岳の山頂が近づいてくる。
歩いた道を振り返る。随分登ってきた。
後もう少し。頑張って!
山頂の広場が目に飛び込む。
おもわずバンザーイ!
背後には藤原岳が聳える。素敵な景色!
山頂には方位盤と三角点がある。
標高1099.6m
登山口から2時間30分かかった。
休憩時間をたくさんとったので、予定より20分くらい遅かった。
山頂で鶏雑炊を作ってお昼御飯。もうお腹ぺこぺこ。
広い山頂は気持ちがいい。登山者も多くいた。
凧揚げをする家族をみたり山頂でまったり過ごす。
帰路は石榑峠の方へ下りていく。
ここも笹の中に登山道が通っている。遠くに御在所岳が見える。
オヤマリンドウが咲いていた。
下に石榑峠の国道が見える。
笹道から木々も混じるようになってきた。
山頂から30分程下ると重ね岩に到着だ。
重ね岩。
重ね岩の近くに石榑峠へ降りる標識がある。
やがて登山道は石灰岩のザレた道になり下りにくい。
向こうのザレたピークまで歩く。
白い砂がきれいだ。
最後のくだりは急な崖のようになっている。もう下の国道には車が止まっているのが見える。
滋賀県側からは石榑峠から登れる。
下から見ると、こんな感じ。
山頂から1時間10分くらいで石榑峠に着く。
石榑峠。三重県いなべ市と滋賀県東近江市との境になる峠だ。
国道421号が走る。標高690m。
峠から20分くらい歩くと三重県側にあるコンクリートブロックのゲートがある。
宇賀渓バス停の表示があるので、ここからまた山道にはいっていく。
沢に沿って道がついているので道なりに進む。
堰に出た。ここからは堰の左岸に下に下りる道があるので、そこを下りる。
堰の下に下りたら川を渡るように右岸に行く。
20mくらい歩くと、案内表示が出てくるので宇賀渓バス停の方へ行く。
また川が見えた。透明度の高いきれいな水が流れている。
川を渡る。トラロープがついているが水量が多いと渡りにくいだろう。
暗く道幅も狭い登山道を進む。
下に降りる鉄梯子が現れる。滑らないように慎重に降りる。
鉄梯子を下りてさらに下ると
長尾滝が見える。
ここで少し休憩。
きれいな滝だ。ここは登山しないと見れない滝。得した気分になる。
滝の前を通って向こう岸に歩くと登山道があり71番を見て、再度沢を渡る。
ロープを持って渡りやすい所から渡る。
竜ヶ岳中道への分岐、またここから竜ヶ岳に登れるよ。(笑)
ここは駐車場の方へ行く。
五階滝の前を渡る。
斜面に登山道が少し付いてる感じ。気をつけて歩く。
最後の滝、魚止滝。
魚止滝。
鉄橋を渡って、少し歩くと
最後の橋がある。
渡った所には、朝登りに使った裏道登山口があった。鶏の巣の東屋が見えている。
朝は閉まっていたお土産店が開いていた。
朝提出した登山届けに下山したことを記入した。
係りの方から、まだ登山届けを提出した3グループがまだ下山していないとの事。
近くで見なかったか、聞かれた。
朝8時30分に駐車場に着き、帰ってきたのはもう5時前。
たっぷり竜ヶ岳で遊んだ一日でした!
変化のある登山コースと素晴らしい山頂からの景色!
竜ヶ岳いい山でした。
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【鈴鹿】秋晴れの頭陀ヶ平から天狗岩・藤原岳へ

2011年09月23日 | 鈴鹿
H23年 9月23日(金) 
 
藤原簡易Pから頭陀ヶ平(ずだがだいら)を経由して藤原岳へ登りました。
 

藤原簡易Pに車を駐める。
 

国道306号を5分程歩く。国道沿いの畑は蕎麦の畑だ。白い花が咲いて風に揺らいでいた。
 

リサイクル倉庫が置いてある所から入っていく。
 

数分歩くと山口配水池がある。
 

白瀬峠登山口の案内板がある。
 

植林の中を歩いていく。台風15号の影響か、普段こんなに水量がない所に水が流れているようだ。靴をチェックすると蛭が5匹付いていた。
危ない、危ない。素早く撤去する。
 

滝のように流れ落ちている。
 

谷を30分弱登ると尾根が近くになってきた。白瀬峠まで行かずに鉄塔の方へ上がる。
 

登ると、丁度 鉄塔へ出た。
 

鉄塔から自然林の中に入っていく。好きなように登る。
 

朝の自然林は猿たちの食事や遊びの時間。
こちらも猿を見るけど、あちらの猿もこちらを見ている。
 

こちらの移動にあわせて猿も場所を代え、こちらを見ている。
 

踏み後はあるような、ないような・・・。でも歩くルートはなぜか分かる。
 


小枝を担ぐ2本の木」の所まで来た。
 

緩やかなようで急な道。
 

鉄塔に出た。
 


高度が上がるにつれ景色もきれいさが増す。

展望を楽しんだ後は、また自然林の中を歩く。

登山道から、また猿が出迎えてくれる。

興味津々という表情でこちらを見ている。

猿たちの姿が見えなくなってきた頃に坂本谷工事中の看板。

藤原岳方面へ行く。

避難小屋。でも入り口は鍵がかかっていた。避難小屋ではないのだろうか?

また鉄塔がでた。



ここからは御池岳の奥の平がよく見えた。

足元を見ると、青紫がきれいなトリカブトが咲いていた。

ここからはシダ植物が群生しているところを登っていく。よく見ると人が通った形跡が見られる。シダをかき分けて進むと白い粉が風に舞う。シダの胞子だろう。煙みたいに風の吹く方向に飛んでいった。

 

 もうあの鉄塔が頂きの鉄塔だ!

シダが無くなり替わりに苔が多くなる。苔の下の地質はもろいようで苔のないところは足を踏みしめた土が砂のように崩れていく。 

着いた~。大きな鉄塔だ! 

三角点のある頭陀ヶ平。1143m。

御池岳方面。

 

 街の方をズームアップ。

 頭陀ヶ平で少し休み、天狗岩へ行く。

木漏れ日の木立を歩くのは気持ちいい。

道に花が咲いていると癒やされる。自然の中を歩く心地よさに浸れる場所だ。

木々の間から天狗岩が見えてきた。

 

 天狗岩に到着だ。天狗岩からはすぐ前に藤原岳が見える。そして鈴鹿中部の山々が見える。

天狗岩で昼食。時間的に丁度いい。

天狗岩で休憩した後、今日の最終目的地である藤原岳に向かう。
来た道を戻り、白瀬峠・藤原山荘分岐の標識を見て、藤原山荘方面に向かう。

 徐々に高い木が無くなってくる。

 県境縦走路を南へ向かって歩く。

白いカレンフェルト が青い空と緑の大地の中できれいな風景を造っている。

眼下に広がる雄大な景色。霊仙山や伊吹山など、遠く白山まで見えた。

緩やかな稜線漫歩を楽しむ。前方に藤原岳展望台が近づいてくる。

下界を見下ろし、空に一番近い所を歩いている気分だ。

藤原山荘に着いた。冬や風の強い時は登山者の憩いの場になる場所だ。

藤原山頂展望台まで、もうひと登り頑張ろう!

ぎっしり腰まで伸びた笹の中によく踏まれた登山道がある。

来た道を振り返る。藤原山荘がもうあんなに小さくなった。

山頂展望台に到着!標高1120m。

三角点と方位盤。

竜ヶ岳や静ヶ岳などの展望が素晴らしい!

天狗岩と御池岳。

山頂に無造作に置かれていた石碑。

山頂から藤原山荘まで戻る。

 

大貝戸道で下りる。

 

 藤原町が見える。

道が少し荒れている。雨で土砂が流れた感じ。

 聖宝寺分岐。西藤原駅の方へ下りる。

 八合目。

道に迷わない登山道を七合目、六合目・・・と下りていく。

 三合目。日が傾いてきた。登山者を5人抜く。もうすぐ暗くなるから早く下りよう。

 二合目。後もう少しだ。

鳥居を潜ったら、終了だ。

 お疲れさま~。無事に下山。

大貝戸登山口にあるコミュニティセンター。

藤原簡易Pまで車を取りに行く。友人はもう歩けないって。

彼岸花咲く民家の庭から犬がこちらを見て吠えていた。これならりっぱな番犬だ! 
藤原町の雰囲気を味わいながら駐車場に向かった。

ちなみに大貝戸登山口から藤原簡易Pまで歩いて20分だった。

 

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