なかちゃんずの山歩き+α

夫婦で仲良く山へ登っています。

【台高】大杉国見山

2018年05月07日 | 台高

 

 2018年 5月5日(土) 🎏

 

GW後半は、交通渋滞の少ない宮川ダム近くの山に行くことにした。

台高のシロヤシオも咲きだしたようなので、国見山にも咲いていたらいいな。

 

メンバー:さなりん・のぶりん

コース:中電巡視路入口~7番鉄塔~6番鉄塔~P1019 ~1184~国見山山頂
    ピストン 
 
 宮川ダム湖に架かる大和谷橋(銀橋)を渡っていく。
グレーチングの橋は下が見えていて、車が通るとガタガタガタ^^と大きな音を響かせた。
歩いている時に車が来たら、どうしようもないね。
 
 銀橋を渡って右折するとすぐに、車が3台くらい止められるスペースがあるので、そこに駐車した。
 
来た道を少し戻るように歩くと、中電鉄塔巡視路があるので、ここから登っていく。 
 
植林帯をジグザグに登っていく。 
 
最初から急登であるが、滑るような落ち葉もなく歩きやすい。
先日登った犬戻ノ高は、照葉樹の落ち葉だったので、よく滑ったのだった。 
 
 
 足元にはギンリョウソウがニョキニョキっと。
 
伐採地に出た。伐採地のシキミも新芽が出て大きくなっていた。
シキミの間を抜けて登っていく。
 
 
振り返ると宮川ダム湖が、下に見えるようになってきた。
ダム湖の後方には、古ヶ丸山や白倉山が見えた。
 
 
 伐採地から、再度植林帯に入り、山腹をトラバースするように歩く。
一部、伐採された木が邪魔だと思うところもあった。
 
 
植林帯に飽きてきた頃、自然林の尾根に上がった。
中部電力鉄塔巡視路の標識があり、7番鉄塔が近いことが伺えた。
 
 ヒメシャラの林を抜けると7番鉄塔が見えた。
 
 
 鉄塔から見た景色。
 
7番鉄塔からさらに登ると6番鉄塔につく。
 
 
6番鉄塔を過ぎると、熊檻があったが、今は使われてない。 
 
 
 ブナやカエデなどの美しい木立の中を進んでいく。
 
さらに登っていくと、コースは大岩の間を登るようになっている。 
枯葉が堆積した、ちょっと歩きにくい登りだ。
 
枯葉の上には、幼虫が動いていた。2匹がうねうね~何になるのかな?
そのあと、腕にも付いていた。 
 
眩しい若葉の下には、シャクナゲが咲いていた。 
 
その先には、シロヤシオが! 
 
 
登るにつれて、シロヤシオの花数も多くなってきた。 
 
上を見上げると、シロヤシオが一面に咲いていた。
満開~ 
 
明るい尾根になり、雰囲気も良くなる。
枝をくねくねした面白い形の木があった。
 
 
シャクナゲも満開で、きれいだ。 
 
 
お花に見とれて、足が進まなくなってしまう。(笑) 
 
お花がなくても、若葉の頃は気持ちいい。 
 
ここを登ると・・ 
 
木々が生えてないちょっと広くなった所に出た。
まだ山頂は見えてないが、右手の方に道は続いている。
 
右手の方に行き、狭い尾根をよじ登っていく。 
 
 
 目に飛び込んできたのは、ダイナミックな景色。
 
このコースでのハイライト部分と言えるところ。
岩稜帯の痩せ尾根を登っていく。 
 
枯れ木のオブジェも絵になっている。 
 
大台ヶ原を遠景に、ウグイ谷高を近くに見ながら、細尾根を楽しみながら歩いた。
 
 
まぁ!嬉しい、まだ アケボノツツジが咲いていた。
 
 
青空に映えるアケボノツツジが美しい。 
 
アケボノツツジをUPで~ 
 
この前の岩も越えていく。岩の上にはヤマツツジ、てっぺんにはアケボノツツジ。
いい感じ~ 
 
 ちょっとだけ注意して歩こうね。
こういうところが何か所かある。
 
お天気もいいし、風もない最高の山日和。 
 
 
ヒメシャラの細い木がたくさん!その間を歩いていく。
 
左も右も、落ちたら大変。よそ見はしないほうがいいかもね。 
 
 
登るにつれてアケボノツツジが、凄い!
落ちた花もなく今がちょうど見頃って感じ。
 
アケボノツツジは、もう終わったかな?と思っていただけに、こんなに見れて嬉しい。 
 
 ピンクが濃い!
 
岩稜帯が終わり、山頂は少し先の樹林帯の中である。 
 
ガレた尾根が伸びていた。三重の山では、こんな風景珍しいと思う。 
 
 山頂に向かって登っていく。
 
 枯れ木のオブジェの横を通過して・・2分くらいで山頂だ。
 
 
三等三角点のある山頂に到着した。標高1283m。
 大杉谷山荘のプレートが倒れていたので、穴を掘って石で固定しておいた。
山頂周囲にもアケボノツツジが咲いていた。

山頂は展望がないが、すぐ傍に大岩があるので、そこに登ってみた。
大峰吉野方面。 
 
 
 こちらは、木々で見えないが、池木屋山方面かな?
 
山頂からザレ地に戻ってきた。
先端まで行こうと思ったが、ソロの男性が先端付近で休憩していたので、先にランチにしよう。
 
 ウグイ谷高、中井高、嘉茂助の頭、日出ヶ岳まで見えた。
近くにはアルペンチックな尾根、そんな景色を見ながら、🍙を頬張る。
 
 
ランチ後、船の船首みたいな先端まで行ってみた。
 
 
 ちょっとした岩場の下は切れ落ちている。
先っちょに立ち、360°の景色を撮影した。
 
少し左の方を見ると、この前登ったヒカゲツツジ咲く小森山、仙千代ヶ峰が見えた。
 
 
 アケボノツツジ咲く登ってきた尾根を横から見ると、かなりザレている。
 
ソロの登山者が下山していった。あとで登って来られたカップルさんも、そのあと下山していった。 
 
 
私たちは、かなり長いランチ休憩をした。 
そろそろ下山にかかろう。
 
 来た道を下るのだけど、日の当たり加減でアケボノツツジの色が、ちょっと違う感じがした。
また撮影~(笑)
 
シャクナゲとアケボノツツジのコラボ。
 
 帰りは下りだから早いけど、往路には気が付かなかったお花も観察できた。もう種になっていたけどね。
宮川ダム湖が見えてきたら、もうすぐだ。
 
ジグザグの植林帯を下れば林道に着いた。
 お疲れ様~
 
 
 

帰路、ダム湖沿いを車で走っていると、宮川ダム湖遊覧船が運航中だった。
GW色々な楽しみ方があっていいね。

私たちも満足した山行だった。

 

 


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