2016年 12月8日(木)
天気予報では、今シーズン、最低気温になる日と言っていた。山には霧氷も付くだろう。
霧氷見物の山登りにしようかと思ったが、霧氷はこれからが本番の季節。今日、見に行かなくてもいいだろう。(笑)
本年度中にナメラ山に登りたいので、池杉山~ナメラ山~岩屋口山、周回で歩いて来ることにした。
コース:青田発電所近く駐車地~トガ尾~池杉山~ナメラ山(点名:猿山)~岩屋口山~稜線分岐~林道~駐車地
メンバー:のぶりん・さなりん
青田発電所前の長瀬橋を渡って進み、左折すると広場がある。
ここは林業関係者の仕事場なので、駐車場所に注意して置かせて頂く。
広場前の植林地。
往路のコースはトガ尾を登っていく 。テープや標識はないので、登れそうなところから取り付く。
最初から、急勾配を登っていく。
木の根を掴みながら登ったり。ちょっと注意を要するところもある。
岩が露出して登りにくい所もあった。
40分ほど登ると、古くなった鹿除けネットが張られている場所に登りつく。
ここはネットの左側を登っていくが、所々に穴が開いてるネットの内側を歩いた方が歩きやすそうだ。
少し登ると、林道に合流した。
のぶりんは、林道が歩きやすそうだから、林道コースを選択。
さなりんは尾根を直登コースを選択。
池杉山で会いましょう~ということにした。(笑)ばいば~い
池杉山まで単独行動と思ったが別れて30分ほどで再会した。(笑)
尾根を直登すると林道終点に登りつき、すぐに林道から歩いてくるのぶりんの姿を発見した。
どちらのコースも時間的に変わりはないようだ。(笑)
さらに登ると、右手の視界が広がる。
枯れた木々の間から国見山、水無山方面が見えた。
もう少し登る。池杉山はあと一登り。
山頂と、そこから伸びる稜線が見えてきた。
池杉山、山頂に到着した。 P1074m。
山頂からは好展望。
桧塚、水無山、国見山方面が見えて、山頂付近が白くなってるのが見えた。
わぁ~やっぱり!霧氷が付いてるよ。
遠くは室生火山群の山々まで見えた。絶景~
少し休んで、ナメラ山を目指す。雰囲気の良い稜線歩きの始まりだ。
風もないけど標高1000mを越えると空気が冷たいので、脱いでいたジャケットを着た。
落ち葉サクサク踏んで、落ち葉の絨毯が足に優しい。この辺りもいい雰囲気だ。
二次林と植林帯の間を登って。
ナメラ山に着いた。標高1118.3m。
ナメラ山には三等三角点があった。(点名:猿山)。 うっききーー
三角点周辺は少しだけ広くなっているが、北側は植林帯、南側は雑木林で紅葉の時は見事だろうと思われる。
冬枯れ状態の木々の間から迷い岳方面が見えた。
ナメラ山からさらに岩屋口山へ向かう。
稜線を辿ると1115mのピーク。
ここで初めて木に巻かれた登山道のテープを見た。帰路はここから林道に降りていく予定だ。
ナメラ山から15分くらい稜線を歩くと、P1115mの展望地がある。桧塚方面。
パノラマで撮影。
地面には霜柱が・・。歩くとシャリシャリと音がした。
展望を楽しんだら、岩屋口山へ向かう。
いったん下って、木々の間を緩やかに登っていく。
目の前が岩屋口山山頂だ。P1115mから20分弱で到着した。
標高1144m。
ここからさらに稜線を辿れば桧塚に着くが、今日の予定はここまで。
ザックを下してランチにしよう。
のぶりんは、おにぎりを温めて・・。
温かいおにぎり・・。それと鶏肉、野菜たっぷりのスープ。
山では自分の食べるものは自分で!が基本。
さなりんは鶏肉野菜スープの後に、雑穀米を入れて雑炊に!いいダシが出て美味しかった~。
1時間ちょっと、休憩してまったりした。
P1115mまで戻る。歩いてきたコースだけど方向が逆だと、新鮮~
展望地に登って。
少し歩いて P1115m。稜線上の分岐、左手の方へ。
木にテープがあり、植林帯に下りていく。
植林に入ると、一気に薄暗くなったが傾斜が緩むころ、陽が射し、少し明るくなってきた。
歩きやすい杣道が付いていたので、どんどんと下る。
杣道が不明瞭になってきたので、一時止まってコースを確認すると、右手の方の斜面が崩れていた。
慎重に崩壊したところをトラバース。すると木に登山道のテープが見えた。
さらに下ると、黒い造林小屋が見えてきた。
造林小屋の前を通過すると、下の方に林道が見えた。
奥の方でブルドーザーが工事している音がしていた。
山から着地した地点の林道は、土の様子から見て路面は整備されて間もないように感じた。
林道メインで歩いて駐車地へ戻る。
林道からは滝が見えた。
駐車地が近づいてくると、往路で池杉山近くまで上がっていた林道に通じる、登り口があった。
ガードレールが木材。木材の有効活用素晴らしい~
青田川の対岸は千秋林道。
材木をたくさん積んだトラックが走っているのが見えた。
今日は千秋林道からマナコ谷コースに行かなくて良かったぁ~
林道が舗装道になったら、 駐車地に到着だ。
今回のコース
池杉山までは傾斜が強く展望も良くないため、あまり面白味はないが、池杉山からの稜線歩きは台高らしい雰囲気があり、展望も良く
楽しめる山だった。
紅葉の時期はさぞかしきれいな景色が見られるだろう。芽吹きの春もいいかな。
また時期を変えて登りたいと思った。
ナメラ山の三角点、点名は「猿山」
今年最初の山始めは、猿投山。
干支の猿に関係した山で締めくくりたかったので、とても満足な山行になった。
来年は酉、どこの山に登ろうか?
歩いた距離:池杉山尾根直登コース・・8.2km 池杉山林道コース・・8.6km。
所要時間:両コースとも6時間36分(休憩時間含む)
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