2022年 7月21日(木)
のぶりんが「緑が青々している赤ゾレ池に行きたくなった。」と言うので、久しぶりに台高の山へ登ってきました。
木梶山北尾根から登って木梶山、馬駈け場、赤ゾレ池、赤ゾレ山、伊勢辻山を経てハッピノタワから林道へ降りる周回コース。
キワラ滝前駐車地は私たちの車だけ、赤ゾレ山近くでソロの登山者に会ったのみで、静かな山歩きでした。
目的の赤ゾレ池は、青々と茂る草木の中で水を湛えた赤ゾレ池な夏の装いで、池ではオニヤンマ、赤トンボが飛び、山の上のアオアシスになっていました。冬の凍結した赤ゾレ池もいいけど、夏の赤ゾレ池も素敵でした。
キワラ滝前駐車地に車を止めて木梶林道へ。
今日は木梶山北尾根を登るので、林道を20分くらい歩き林道支線へ下っていきます。(左下へ降りていく)
コンクリート橋で木梶川を渡ります。
舗装が一部崩壊しているところがあります。
さらに進むと尾根の斜面が崩壊している所もあります。(今回、写真を撮らなかったので以前の画像ですが、状況は同じような感じです)
今回は、無理やり崩壊した所から尾根によじ登り?取り付きました。
以前、崩壊した所を越えて振り返って見るとこんな状況です。
崩壊場所を乗り越えると植林帯の尾根には取り付きやすいです。
植林帯から次第に自然林の森に変って、露岩の上を登っていきます。
大きな平たい岩の上で休憩しようと座ったら、目の前にマムシ~
マムシは慌てて岩の隙間に逃げていきましたが、こちらもめっちゃ😲ビックリ、危なかったぁ。
登山者には一人も会わずでしたが、木梶山までの尾根でマムシ3匹と遭いました。岩場でよく見かけるのですが、今回は登山道でじっとしているマムシも見ました。低山ではダブルストックはあまり使わなかったのですが、登山道でこんなに沢山のマムシを見るとダブルストックを使っていた方が、不用意にマムシを踏むこともないかなと思いました。山でマムシに咬まれたらと思うと、スマホ繋がらないし、パニックになるような気がします。ポイズン・リムーバーは必携品ですね。普段から、もしもの事を考えて行動できるようにしておかないとです。
気を取り直して進みます。二重稜線になっているような所もありました。
道標のテープはたまにあるくらいで、ルーファイが必要になります。
支尾根から尾根道に出ました。
木梶山は右手の方へ。梅尾は左手の方へ進みます。
木梶山山頂目指して、登ります。
緩い登りが続き、山頂はもうすぐです。
三角点のある山頂、木梶山です。
風力発電所建設の話が上がっているので、反対の看板が立っていました。
次は赤ゾレ山、赤ゾレ池を目指して馬駈け尾根へ。
展望が開けました。
涼しくて爽やか~気持ち良かったです。
シロヤシオが早々と紅葉しかけて・・・
古くからある木梶山→の案内板
馬駈ヶ辻、赤ゾレ山方面と国見山方面への分岐
赤ゾレ池が見えてきました。
赤ゾレ池に着きました。緑の中、水を湛えた赤ゾレ池、別名ハートの池は美しかったです。
池面に青空が映ってきれい♪晴れて良かった!冬の赤ゾレ池もいいけど、今の時期もいいなぁと思います。
ストックに止まる赤トンボ。赤トンボが飛ぶ中、ひときわ大きなトンボが目に付きました。オニヤンマです。
最近、オニヤンマを見た事がなかったので、見れて嬉しかったです。
赤トンボは人の近くに寄ってきますが、オニヤンマは日本最大のトンボだけあって王者の風格でした。😁
赤ゾレ山山頂直下の展望の良い所でランチ休憩しました。国見山、水無山、前山方面を見ながら。
前には薊岳が見えています。
ランチ休憩後、山頂へ。山頂は数分登った所。
赤ゾレ山山頂です。
帰路は伊勢辻山、ハンシ山を経由してハッピのタワから下ります。
ヒグラシの澄んだ声を聞きながら、気持ちの良い縦走路です。
途中振り返って見ると赤ゾレ山から続く国見山などの山々が見えました。
伊勢辻山まで来ました。
伊勢辻。私たちは高見山方面へ。ここを左手の方へ進むと大又への登山道になります。
静かで気持ちの良い縦走路です。以前、山友さんと歩いた時の事を思い出しながら歩きました。その頃は秋で風もあり寒かったです。
その山友さんは、今、癌と闘っています。終末期医療を受けている最中で、奇跡が起こることを願うばかりです。
植林の中のピーク、ハンシ山。展望はありません。
植林を下ると高見山が見えてきました。
ハッピのタワ、ここから木梶林道へ下ります。
植林帯を下っていきます。
木梶林道へ下りました。
帰りの林道で鳴滝展望地前の駐車地に車が一台止まっていました。2台駐車できるスペースの真ん中に一台ドンと。
これじゃこの後で、車が入ってきても駐車できません。少し配慮して駐車して欲しいです。
往路で、ここから下りて行った所まで歩いてきました。駐車地まであと20分くらいですかね。
私達の姿に気付いてか?山側の岩場で何かが動いて樹林帯の中に逃げていきました。何かと思ったら、大きなカモシカでした。
カモシカって、落ちないかと思うような険しい岩場で素早く移動できるんですね。ウシ科なのにすばしっこい。
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