このトリックには脱帽!
水鏡推理Ⅲ(パレイドリア・フェイス)
トリックが最後まで分からなかった。
JRのなかで読んだが、札幌近くで「なる
ほど」とうなった。
今回は主人公の水鏡瑞希が2回も死ぬ寸前
まで・・・、危なかったですね。
ヒントは「フェイクガワ」
パレイドリアとは、雲や岩などが人の顔に
見える人間の視覚認識のこと。
視覚だけではなく、人はさまざまな認識過
程において、抽象化過程において、客観的
な存在の認識にせまれるか。
哲学の問題でもあるし、認識論でもある。
その過程にフェイク(偽物)が意図的に入
ると???
社会や政治は具体的であるとともに高度に
抽象的だ。
自由と民主主義は自民党をはじめ、すべて
の政治家が主張する。
しかし、自民党やその先輩たちの歴史をひ
も解けば、誰が自由と民主主義のためにと
りくんできたか。やはり学ばなければ。
「戦争法」、「共謀罪」・・・
政治や社会にもパレイドリアやフェイクガ
ワは、あちこちにある。
それを見抜く力が必要だ。
水鏡推理(すいきょうすいり)も、ますま
すおもしろくなってきた。
帰りのJRでⅣを読もう。