「建国記念の日」に反対する集会が東京で開かれた。主催は歴史研究団体などで構成する「2・11連絡会」。新型コロナ禍のなか、ネット中心の集会だ。
「建国記念の日」反対 2022年2・11集会
①「今、教科書で何が起こっているか」(38分)
鈴木敏夫さん(子どもと教科書全国ネット21事務局長)
②「岸田政権下の新たな改憲策動にいかに立ち向かうか」(74分)
渡辺 治さん(一橋大学名誉教授)
③リレートークは、非正規労働での格差と貧困、ジェンダー平等など。
子どもたちが使う教科書のすさまじい変容、そして渡辺治さんの講演は、日本国憲法、とりわけ9条をなぜ改正しようとしているかがよくわかる。
いつまでも日本の未来を極右勢力、ウルトラ右翼に引っ張られ、アメリカの下請けとして戦争できる日本にしてはならない。
戦前との大きな違いは「アメリカいいなり」のもとでの戦争国家であることだ。
古色蒼然たる自民党の「建国記念日」、自由と民主主義の反対物としかいいようがない。
2時間だが、ぜひ見て聞いていただきたい。