OM SYSTEM OM-1
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO+Teleconverter MC-14
Mマニュアルモード
絞り F/5.6(解放)
シャッタースピード 1/640秒
ISO感度 6400
焦点距離 420mm
C-AF 静音単写
ルリビタキは雑木林の暗い所に居る。TOPの画像、二枚目の画像ともに枝の影に居る事で理解出来ると思う。明るい高性能のレンズとISO感度6400の従来ならノイズだらけの画像になりがちなのだが今どきのカメラは解像してしまうのだ!これは素晴らしい事で素人の野鳥一年生の筆者でも撮れてしまう♪ しかし真面目な話この野鳥は漫然と散歩しているだけでは見つからない。地鳴きと言って「ヒッ、ヒッ、ヒッ…」と鳴き縄張りを主張する。この声に反応して尚且つ姿を見つけなければ撮れない。
たまにはこうして日差しの当たるトコに出てくる。この状況なら今までの機材でも充分解像して簡単に撮れる! だがあんまり長居してくれないので瞬殺で撮らないとすぐ移動してしまうので撮る側もそのつもりで集中力が必要だ。実際のこの撮影の直後に藪の中に飛んで行ってしまった…
話は前後するがこのルリビタキと出会う前の100㍍ほど手前でジョウビタキのオスが出て来ている。後で考えるとこの存在をルリビタキも解かっていて必死に地鳴きして縄張りをアピールしていたとすれば納得がいく。ジョウビタキとルリビタキは生息域が被るというのは聞いた事がある。
一旦お別れして300㍍くらい歩いているとまたルリビタキが居た。さっきと同じ個体なのか別の個体なのかは判別出来ず…
ところでこの個体なのだがオスかメスか判定が難しい。三歳以上にならないと全体が青くならないのだ。今年の2月に出会った個体は見事にブルーで正に幸せの青い鳥な佇まいであった! 今回の個体は若干肩の辺りが青みがかっているのと眉が白っぽいので若オスのようであるが確信は持てない。今シーズンも綺麗なブルーのオスの成鳥に出会いたいのでフィールド通いは続きそうだ。
逆光の中のルリビタキ。画像はぱっと見ほぼ真っ黒にしか撮れてないように見えたが編集ソフトで無理くり露出補正してみたがなんとか解像していた。これはこれで画になっている。
ルリビタキを追ってたが居なくなってしまい暗い雑木林の地面に静寂が訪れる…それでも数羽の野鳥が地面を突いている ココも暗くて解像しずらい条件だがアオジと解かる画が撮れた。夏は戦場ヶ原で我が物顔で灌木の上で囀っていたが冬はなんだか惨めな姿に見えなくもない。
そして最後にカワセミだが定点観測的に池の中の遠くの枝に居る 手前に800mmクラスのバズーガフルサイズ機が並ぶ。さすがにマイクロフォーサーズの600㎜では遠すぎて歯が立たない。近くで撮れるシチュエーションを待つしかないね。
プチ蘊蓄が入ったところで私の一推しは逆光のルビタキさんですね。
カワセミはバズーカ砲導入を待たねばならない感じでしょうか。
今年の2月~3月がハイシーズンとなり野鳥も慣れて近くに来てくれればと都合良く思っています。
特にカワセミは首都圏の親水公園などでの撮れ高が高いのです。これはもう人に慣れているとしか言いようがありませんね。
コチラの個体は遠くてバズーカ砲でしか届きませんからこれ以上は深追いしません。