四十七ノ十日目

九月一日(水)曇り時々雨



九月が。
始まった。

二〇二一年も。
三分の二は終わった。

例年より。
早さを感じない。

それが。
いいのか。
わるいのかは。
分からないが。
確実に言えることは。
今。
僕は。
自分の速度で。
過ごせているってことだ。

新しい町に来て。
約二週間が経ち。
毎朝の日課は。
神様へのご挨拶。


長い階段を上がり。

天照大御神様にご挨拶。

更に上り。

火之迦具土大神にご挨拶。

昔の日本人は。
こうやって一日を始めていたんだろうと思うと。
何だかとても心地よい。

今日は。
東京で仕事。
久々の蕎麦屋さんでランチ。

二色蕎麦。
十割蕎麦と。
青しそ蕎麦と。
穴子天丼。
美味。

明日も。
無理せず。
愉しく生きよ。