TBS系ドラマ『海に眠るダイヤモンド』最終回で「説教和尚」が説いた「大心(だいしん)」は、昭和100年の幕開けにふさわしい教え。「大山のような動かない強さ、清濁全部受け入れる大海の心」が求められる

2024年12月28日 09時48分36秒 | 政治
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
TBS系ドラマ『海に眠るダイヤモンド』最終回で「説教和尚」が説いた「大心(だいしん)」は、昭和100年の幕開けにふさわしい教え。「大山のような動かない強さ、清濁全部受け入れる大海の心」が求められる

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◆〔特別情報1〕
 12月22日に最終回を終えたTBS系「日曜劇場」枠で放送されたテレビドラマ『海に眠るダイヤモンド』(全10話 主演・神木隆之介)は、昭和100年を迎えるにふさわしい見事なドラマだった。舞台は通称「軍艦島」と呼ばれていた長崎県長崎市にある炭鉱の島「端島」だ。ウィキペディアには、端島について次のように記述されている。
「明治時代から昭和時代にかけて海底炭鉱によって栄え、日本初の鉄筋コンクリート造の高層集合住宅も建造されるなど、1960年代には東京以上の人口密度を有していた。1974年(昭和49年)の閉山にともない、島民が島を離れてからは無人島である」
 端島は2015年、端島炭坑を構成遺産に含む「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」がユネスコの世界文化遺産に登録されている。
 ドラマは、1955年の端島と2018年の東京が時空を超えたパラレルワールドの舞台として交互に描かれている。それぞれの時代を生きる、それぞれの青年が主役で、神木隆之介が二役を演じている。端島の主役は、炭鉱業を仕切る鷹羽鉱業の外勤職員として働く荒木鉄平、そして2018年の主役は、新宿・歌舞伎町で売れないホストとして先の見えない日々を過ごす青年・玲央が、端島出身の謎の老婦いづみの記憶を手繰りながら、パラレルワールドのように描かれた。二人の主役・鉄平と玲央は、真逆のキャラクターでありながら、追われる人生に翻弄されてしまうところが、時空を超えてリンクしていた。

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