◆あれほど菅直人内閣を支持していた国民世論が、ついに菅直人首相を見放し始めた。国民世論というのは、浅はかで、移ろいやすいものである。質問の仕方によっても、回答がかなり影響を受ける。今回は、菅直人首相が「一定のメド」がつけば、「若い世代に譲る」と発言したのを「辞意」と早とちりして号外まで打って、結果的に「誤報」したのを認めたくないがために、退陣時期をめぐる報道を続けている。その狭間で国民は、翻弄されている。こうなると、もはや世論調査は、信用できない。
共同通信社が6月30日午前6時、「菅内閣、支持率急落23・2%『続投で政治空白』」という見出しをつけて、以下のように配信した。
「共同通信社が28、29両日に内閣人事を受けて実施した全国緊急電話世論調査によると、今月上旬の内閣不信任決議案否決直後に実施した前回調査33・4%から急落した。菅直人首相が続投していることで『政治空白が生じている』とする回答は66・3%に達し、首相が『今すぐに辞めるべきだ』が30・5%、『8月末の通常国会が閉会したときに辞めるべきだ』も37・1%を占めた。退陣の意向を表明しながら退陣しない首相の政治姿勢への国民の不満や批判が浮き彫りになった。衆院解散・総選挙の時期に関しても『この夏、すぐに』が前回の13・3%から18・0%に、『今年の秋以降、年末までに』が21・0%から30・5%にそれぞれ増加、早期実施を望む声が高まった。次の民主党代表にふさわしい議員は、前原誠司前外相が20・8%でトップ、枝野幸男官房長官が19・2%で続き、3位以下に差をつけた」
この世論調査では、「ポスト菅」と言われている政治家の大半が、「菅直人首相未満」であることを告知していない。だから、一般の人気投票と変わらない調査となる。人気のあるなしは、テレビ画面への登場回数によって大きく変動するのである。枝野幸男官房長官の人気が高いのは、スポークスマンとして福島第1原発大事故について、記者発表したことが影響しているのだ。このため、ウソ情報を丁寧に垂れ流していたにもかかわらず、国民人気がやたらと高く、「ポスト菅」の期待度が高まっているかに見える数字を現出するとも言える。これなどは、世論調査のいい加減さを示す典型である。
◆逆に、世論調査は、政治家の力、つまり政治的影響力である人やモノ、カネを動かす力、などは、数値としては表れてこないのである。東日本大震災の復旧は、何はさておいても、「瓦礫の山」の撤去であるはずなのに、これが今日に至るまで理解されなかった。だからこそ「瓦礫の山」の撤去ができる政治家である小沢一郎元代表が、排除され、国民のなかには、小沢一郎元代表に国会議員辞任を求める声として表れていた。東日本大震災から111日を経て、小沢一郎元代表が陰ながら、政治力を発揮できる状況がようやくでき上がってきた。
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
小沢一郎元代表が、いつもの「トブ板」手法で民主党内で最大勢力の小沢派さらに膨張させている
◆〔特別情報①〕
三度のメシよりも選挙運動が好きな小沢一郎元代表が、民主党内で最大勢力の小沢派さらに膨張させている。その手法が、文字通り選挙運動さながらの「ドブ板選挙」を彷彿とさせている。
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『自・社連合が小沢一郎への逆襲をはじめた』1994年7月30日刊

もくじ
2章 田中角栄門下生たちによる骨肉の争い
―自民党内の小沢一郎包囲網の暗躍
羽田孜が捨てた政権を村山富市が拾う
国民のあきれ顔をよそに、よたつきながら、羽田連合政権は生まれ、予算成立後の六月三十日の村山政権誕生を機に、政界再編成第二幕が、急展開したのである。
「次期総選挙までの選挙管理政権、羽田政権は早くも短命で終わる」
との予想通り、倒れた。正確にいえば、放り投げたのである。それを運よく拾ったのが河野洋平の自民党と村山富市の社会党、武村正義の新党さきがけだった。
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四王天延孝陸軍中将の名著「猶太(ユダヤ)思想及運動」 No.118
第二章 第一世界大戦
前回からの続き
前述の如く今世紀始めからバルカン方面の形勢は複雑化し、三國同盟と三國協商は対立したが、特にオーストリアは千八百七十八年に占領したボスニア、ヘルツエゴビナを併合するに及んで益々セルビヤとの間の関係は面倒になつて來た。千九百十四年六月下旬オーストリャの皇儲フエルデナンド大公は公妃と共に新領ボスニアに旅行し、二十八日其首都サライエウオに赴いた。
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「孫の二乗の法則 孫正義の成功哲学」(PHP文庫)
板垣英憲著(←amazonへジャンプします)
ソフトバンクを3兆円企業に育て上げた稀代の起業家・孫正義。その成功の原動力となったのが、自らの人生・経営哲学を「25文字」の漢字に集約した「孫の二乗の法則」である。これを片時も忘れないことで、孫は幾多の苦難を乗り越えてきた。では、私たちが自分の仕事や人生に活用するにはどうすればいいか。その秘訣を本書では伝授する。「孫の二乗の法則」を本格的に解説した唯一の書、待望の文庫化!(本書カバーより)
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―自民党内の小沢一郎包囲網の暗躍
羽田孜が捨てた政権を村山富市が拾う
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