◆民主党の小沢一郎代表の大久保隆規第一秘書が3月24日、政治資金規正法違反罪(虚偽記載)で東京地検特捜部に起訴された。予想通りであった。だが、釈然としない不快感が残った。第1は、自民党の23人はどうなっているのかというアンバランス感が拭えないからである。
第2は、天下の東京地検特捜部が大袈裟な捜査網を張っておりながら、泰山鳴動して鼠一匹どころか、鼠の糞を掴まされたようなガッカリ感のみが残ったからである。「たったこれっぽっちの罪名」で、よくもまあ、世の中を騒がせたものである。
第3は、東京地検特捜部の捜査能力が、いかに落ちたかを印象づけたからである。聞けば、検察首脳会議にかけずに、まるでドロボーの「急ぎ働き」のような拙速な捜査だった。
一体、特捜検事は、だれに義理立てしたのであろうか。疑われる。検察庁内部でさえ、特捜部の捜査手法に批判の声があるのが、何よりの証拠である。小沢代表が記者会見のなかで、「官僚機構の上に立った自公政権を覆し・・」と述べた言葉のなかに、特捜検事の不純な動機が隠されたいそうである。「自公政権」という語句に秘密がある。
◆結論的に言えば、今回の大捕り物は、「検察の威信失墜」を招いた大失態である。
自民党の細田博之幹事長は、小沢代表を「説明不足」と批判していたが、「目くそ鼻くそを笑う」、あるいは、「大ドロボーが、洞穴の狢をこけおろす」かのようで、品格に欠ける。
民主党の反小沢派の急先鋒・仙谷由人衆院議員や小宮山洋子衆院議員が、小沢代表の辞任を求める発言をしているのは、いかにも見苦しい。その姿こそ、民主党のイメージをダウンさせる。野党は、与党からありとあらゆる手段によって「弾圧」を受ける立場にあることの認識すら欠いている。
◆弾圧の本山が、検察当局であり警察であることを忘れてはならない。要は、自分さえ当選できればよいという私利私欲の輩であり、いかにも卑しい。「三木武夫元首相のファイル」で言えば、「下の下」のランクである。こうした輩こそ、一刻も早く、議員辞職して欲しい。
総じて、自民・公明与党は、政権を失うことを恐れており、「場」に引き連れて行きながら悲鳴を上げている断末魔の牛に似ていて、これ自体が哀しい。検事総長はじめ特捜検事も、破れかぶれになり、朱房の十手をやけっぱちに振り回している感がある。所詮、 不浄役人ができるのは、この程度か。否、政権交代がよほど恐ろしいらしい。民主党の仙石由人衆院議員や小宮山洋子衆院議員らは、落選を恐れて節操を喪失している。
世も末とは、本当にこういう現象を言うのであろう。
◆かつてリクルート疑獄事件で疑惑を抱かれた中曽根康弘元首相が、初めて立候補したときの初心に立ち返り、選挙区をこまめに「お詫び行脚」し、まさにドブ板選挙をして回った姿が思い出される。小沢代表中曽根元首相の前例に学び、全国を「お詫び行脚」るならば、むしろ、「災い転じて福となす」ことは十二分に可能だろう。
不調とバッシングの中で、苦しくて辛い戦いを乗り越え、最後に「神が降りた」という球界イチローに見習ってほしい。
板垣英憲マスコミ事務所
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第2は、天下の東京地検特捜部が大袈裟な捜査網を張っておりながら、泰山鳴動して鼠一匹どころか、鼠の糞を掴まされたようなガッカリ感のみが残ったからである。「たったこれっぽっちの罪名」で、よくもまあ、世の中を騒がせたものである。
第3は、東京地検特捜部の捜査能力が、いかに落ちたかを印象づけたからである。聞けば、検察首脳会議にかけずに、まるでドロボーの「急ぎ働き」のような拙速な捜査だった。
一体、特捜検事は、だれに義理立てしたのであろうか。疑われる。検察庁内部でさえ、特捜部の捜査手法に批判の声があるのが、何よりの証拠である。小沢代表が記者会見のなかで、「官僚機構の上に立った自公政権を覆し・・」と述べた言葉のなかに、特捜検事の不純な動機が隠されたいそうである。「自公政権」という語句に秘密がある。
◆結論的に言えば、今回の大捕り物は、「検察の威信失墜」を招いた大失態である。
自民党の細田博之幹事長は、小沢代表を「説明不足」と批判していたが、「目くそ鼻くそを笑う」、あるいは、「大ドロボーが、洞穴の狢をこけおろす」かのようで、品格に欠ける。
民主党の反小沢派の急先鋒・仙谷由人衆院議員や小宮山洋子衆院議員が、小沢代表の辞任を求める発言をしているのは、いかにも見苦しい。その姿こそ、民主党のイメージをダウンさせる。野党は、与党からありとあらゆる手段によって「弾圧」を受ける立場にあることの認識すら欠いている。
◆弾圧の本山が、検察当局であり警察であることを忘れてはならない。要は、自分さえ当選できればよいという私利私欲の輩であり、いかにも卑しい。「三木武夫元首相のファイル」で言えば、「下の下」のランクである。こうした輩こそ、一刻も早く、議員辞職して欲しい。
総じて、自民・公明与党は、政権を失うことを恐れており、「場」に引き連れて行きながら悲鳴を上げている断末魔の牛に似ていて、これ自体が哀しい。検事総長はじめ特捜検事も、破れかぶれになり、朱房の十手をやけっぱちに振り回している感がある。所詮、 不浄役人ができるのは、この程度か。否、政権交代がよほど恐ろしいらしい。民主党の仙石由人衆院議員や小宮山洋子衆院議員らは、落選を恐れて節操を喪失している。
世も末とは、本当にこういう現象を言うのであろう。
◆かつてリクルート疑獄事件で疑惑を抱かれた中曽根康弘元首相が、初めて立候補したときの初心に立ち返り、選挙区をこまめに「お詫び行脚」し、まさにドブ板選挙をして回った姿が思い出される。小沢代表中曽根元首相の前例に学び、全国を「お詫び行脚」るならば、むしろ、「災い転じて福となす」ことは十二分に可能だろう。
不調とバッシングの中で、苦しくて辛い戦いを乗り越え、最後に「神が降りた」という球界イチローに見習ってほしい。
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