「企業等OB人材マッチング事業」「SKIPシティ」「スポーツ産業の活性化」など、みんな頑張っている

2008年05月03日 14時53分44秒 | 政治
◆中小企業庁が日本商工会議所に委託して推進中の「企業等OB人材マッチング事業」が実績を示し始めている。全国各地の商工会議所から相次いで好実績を知らせる報告がなされており、中小企業庁は、中小企業の社内改革や品質向上に企業等OBの能力活用をさらに強力に推進していく方針という。
 この制度は、2003年4月からスタートして、5年目になる。全国有数の支援実績を上げて「モデル」として注目されているのが、埼玉県上尾商工会議所に事務局を置いて活動している「上尾地区ビジネスキャリア・エンジョイサークル」(上尾市、岡戸廣吉会長)で、主な活動地域は、上尾市、桶川市、北足立郡伊奈町である。地域の企業の要請に応じて企業OBである会員を派遣してきた。発足後、5年間で101企業・団体を支援、支援件数は一八〇件を超えているという。このなかには、品質管理の国際規格ISO9001と環境管理の国際規格ISO1400認証を同時に取得した企業が少なくない。
◆「次世代映像産業導入・人材育成」の拠点として誕生した「SKIPシティ」(埼玉県川口市)が、新たな発展段階に入ってきている。「SKIPシティD(デジタル)シネマ祭」で表彰された監督・熊坂出監督をはじめ若手監督が続々と誕生しているのをはじめ、ほか、「SKIPシティ」独自の「インキュベート(新人孵化)事業」で育った若い才能が巣立ち、全国公開映画を手がけるなど、5年前に「若手クリエーターの育成」を目的にしてスタートしたプロジェクトが大きく結実してきているという。今春、才能ある新人を公募し無料で映画づくりのチャンスを与える「シネマ・ラボ」事業を始めている。
川口市は、国民的女優・吉永小百合主演の映画「キューポラのある街」や「母べえ」で知られ、NHKの「アーカイブス」も設置されており、古い「鋳物の町」から最近では「映像文化の町」として生まれ変わってきている。国際色は、大当たりする作品が続出してくれば、漫画本やアニメなどに続く日本の有力な輸出産業になり得る大きな可能性を秘めているだけに注目を浴びている。
 ◆大阪府の橋下徹知事は、5兆円にのぼる莫大な借金を減らそうとドラスティックな財政改革方針を示し、庁内や市町村長から猛反発を受けている。だが、関西経済団体連合会などからは、「スポーツ産業の活性化が関西経済の牽引力の一つになる」として、大阪府の復活に「スポーツ産業の興隆」を役立て、地盤沈下の著しい関西経済を復興させようという動きが沸きあがってきている。
 日本総研の関西経済研究センターによると日本のスーポーツ産業は、アメリカに比べると「未成熟な段階にある」という。関西はスポーツが盛んな地域であるにもかかわらず、その経済効果が十分に発揮されていない。それはスーポーツを産業として生かしていないらところからきている。そこで関西経済団体連合会は、「アメリカのようにプロスポーツ産業やスポーツグッズ産業、スポーツソフト産業、さらにその周辺の産業も含めて活性化させれば、関西経済は復興のキッカケをつかめる」と意欲的である。
板垣英憲マスコミ事務所

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老害・福田康夫首相は、「伝家宝刀」を抜けないまま野垂れ死にしていくことがほぼ確実に!

2008年05月03日 14時52分18秒 | 政治
◆朝日新聞朝刊(5月2日付)が、福田政権の支持率が「20%」に低落した、と報じた。やることなすこと、庶民感覚からズレた政策を続けている報いが、この悲惨な数字となって表れている。福田康夫首相にとって庶民の生活は、「他人事」なのだ。これを庶民は、しっかりと感じ取っている。これからの政治日程は、福田政権の退陣、自民党総裁選挙、新内閣発足、任期満了による総選挙、自民党の大敗、民主党政権樹へと進んでいく。小沢一郎政権の誕生である。不毛な派閥抗争をいつまでも続けている暇はないのである。
◆「日本の復興を支えた人たちが、安らかに過ごせるようにね。よろしくね」天皇陛下が4月17日、東京・元赤坂の赤坂御苑で開かれた「春の園遊会」で、年金問題に取り組んでいる「年金記録確認中央第三者委員会」の梶谷剛委員長に話された。
あいにくの雨の中、皇后両陛下主催の園遊会に招待されたのは各界の功労者2000人。天皇陛下は大相撲の横綱・白鵬、宮崎県の東国原英夫知事らにも声をかけられたのだが、だれに声をかけるかは、宮内庁が天皇陛下と事前に打ち合わせされており、お言葉の内容も予め決められている。
この日は、新しくスタートした後期高齢者医療制度により、75歳以上高齢者の年金から保険料の天引きが始まって2日目で、全国各地の混乱状態や「新しい姥捨て山だ」という批判の声などが報道されている最中だった。天皇陛下は高齢者の不安を心から案じられ、医療政策に直接関係のない梶谷委員長へのお言葉を介して自民・公明連立の福田政権をやんわりと批判されている心情が読み取れた。
◆「小泉チルドレン」(83人)が、来年9月10日に任期満了に向けて、時々刻々と迫ってくる次期総選挙に恐怖感を募らせている。古賀誠選挙対策委員長が「比例区単独立候補は認めない」と大原則を示しているため、小選挙区からの立候補で勝負せざるを得ない。
佐藤ゆかり衆議院議員は、古賀氏の采配で岐阜1区から東京5区への「お国替え」が決まり、「ゼロ」からのスタート。この煽りで大塚拓衆議院議員(東京5区で落選、比例代表東京ブロックで復活当選)は、小選挙区が決まらず、丸川珠代参議院議員との結婚、父親が経営する製靴会社に活路を見出そうと懸命だ。
猪口邦子元国務相(少子化・男女共同参画担当)は、来年3月に任期満了となる千葉県知事選挙に向けて、自民党内で根回しを始めている。
杉村太蔵衆議院議員(比例代表南関東ブロック)は、「無所属でも北海道1区から立候補する」と悲壮な決意だ。井脇ノブ子衆議院議員(大阪11区で落選、比例代表近畿ブロック名簿2位で復活当選)は、名簿順位優遇は望めず、絶望的。
◆「参議院の法皇」と言われた村上正邦元議員会長は、汚職事件で実刑が確定し、近く収監の予定。「参議院のドン」と恐れられた青木幹雄前議員会長は、腹心の影山俊太郎前参議員が落選して以来、元気がない。青木氏と「覇権」を争った片山虎之助前参議院幹事長は、姫井由美子参議院議員の「姫の虎退治」戦術に敗れ、「次期総選挙」で政界復帰を期して目下、浪人中で講演活動に専念。
 参議院自民党の実力者が「枕を並べて討ち死に」の惨状下、現職の尾辻秀久議員会長と山崎正昭幹事長ら幹部は、自民党内からは「軽量人事で役立たず」と謗られるほど、いずれも小粒で、民主党の輿石東議員会長らに翻弄されっ放しだ。その果てに日銀総裁など国会同意人事では、谷垣禎一政調会長から「衆議院の優越権を認める法改正をすべきだ」と憲法違反まがいの発言が飛び出すなど支離滅裂。民主党など野党は、「これも自民・公明連立与党の末期症状の一つ」と揶揄し、福田首相に対する「問責決議案を採決して衆議院の解散・総選挙に追い込む」と強硬姿勢だ。
◆民主党の鳩山由紀夫幹事長が、福田首相の「短気な性格」を利用する「挑発作戦」を繰り広げている。
福田首相が4月12日の「桜を見る会」で「物価が上がるようなことがあるが、しょうがないことはしょうがない。耐えて工夫して切り抜けるのが大事だ」と発言したことをとらえ、「看過できない。撤回を求めたい」と痛罵。
鳩山氏は福田首相が4月5日、夫人を伴い、北海道洞爺湖サミットの会場視察に訪れ、高級ホテルに宿泊した際、一晩136万円もする部屋に泊まっていながら、平気な顔で国民には物価高を強いる首相の姿勢を問題視。「庶民感覚からズレている点を攻めていけば、福田首相は必ず切れる」と目論む。
福田首相が、「後期高齢者医療制度」を「長寿医療制度」に言い換えて、「この制度は大変いい制度なんです」と発言を繰り返している点にも、「庶民感覚とのズレがある」と受け止め、「二の矢」を放ち、福田首相を怒らせ、「伝家の宝刀」の衆議院解散権を行使させようと知力を尽くし、秘策を練る。
◆小泉純一郎元首相が、民主党の「派閥抗争」に着目して、政局に揺さぶりをかけている。
民主党には現在、9つのグループがある。それは「一新会」(旧自由党系ほ=小沢一郎グループ)「政権交代を実現する会」(鳩山由紀夫グループ)「国のかたち研究会」(菅直人グループ)「政権戦略研究会」(ベテラン保守系=羽田孜グループ)「民主協会」(旧民社党系グループ)「新政局懇談会」(旧社会党系=横路孝弘グループ)「志士の会」(若手保守系=野田佳彦グループ)「凌雲会」(旧新党さきがけ若手保守系=前原誠司・枝野幸男グループ)「無派閥」である。
小泉元首相は民主党の前原誠司前代表や仙谷由人元政調会長とも相性が良く、最近でも東京都内の料亭で懇談するなど親交を深め、政界再編を仕掛けるとともに、自民・公明与党が参議院で過半数に不足している17人の穴埋めに、日銀総裁人事の参議院採決で「反小沢」の態度を示した渡辺秀央、大江康弘、藤原正司、犬塚直史、風間直樹、桜井充、木俣佳7氏を引き抜こうとしているという。
板垣英憲マスコミ事務所

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