◆民主党「道路族」が、道路特定財源暫定税率廃止に猛反発しているという。こんなことをしていると自民党「道路族」と混同されてしまう。ひいては、「政権交代」の必要性さえ希薄なる恐れがある。民主党「道路族」が反発しているのは、民主党税制調査会(藤井裕久会長)が2008年の税制改革大綱に道路特定財源の暫定率廃止を盛り込んでいるからである。
◆民主党「道路族」の急先鋒は、「道路特定財源に関する小委員会」座長の大江康弘参議院議員をはじめとする37人(衆院議員13人、参院議員24人)という。大江氏は、「道路をつくってほしいと陳情した自治体首長の期待に応えたい」と記者団に述べ、反対を貫くと強硬姿勢のようだが、「民主党離党」まで覚悟して反対しているのかを聞きたいものだ。 まず「陳情した自治体首長」というのは、民主党支持者なのか。自民党と同じムジナではないのか。
◆そもそも道路特定財源なるものは、他の特別会計も含めて、本来、廃止して、一般財源化すべきものである。一般会計83兆円と特別会計250兆円という姿が不自然とは想わないのか。一般会計より特別会計の方が大きいというのは、奇妙である。つまり、原則より例外の方が多いいという偏頗な形になっているからである。これは、逆さまである。財源は一つにまとめて、予算配分するなり、節減するなりに切り替えるべきではないのか。これが変だと感じない政治家は、頭がおかしい。
◆民主党のなかに、道路特定財源暫定税率廃止に猛反発している参議院議員が23人もいるというところに目をつけて、自民党のなかでとくに森喜朗元首相ら建設相経験者が、「引き抜き作戦」を工作しつつある。参議院で自民党議員が過半数に17人不足しているので、この23人を引き抜けば、「捻じれ国会」は、解消できると「計算」している。
森喜朗元首相らは、老獪というより、老害政治家の最たるものであることを忘れてはならない。それは、「改革」に消極的であるばかりか、むしろ「抵抗勢力」の代表者であるからである。だから、民主党は、油断してはならないのである。この際は、「政権交代」を実現するためにも、森喜朗元首相らの魔の手や毒牙にかからないよう一糸乱れず行動すべきである。
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◆民主党「道路族」の急先鋒は、「道路特定財源に関する小委員会」座長の大江康弘参議院議員をはじめとする37人(衆院議員13人、参院議員24人)という。大江氏は、「道路をつくってほしいと陳情した自治体首長の期待に応えたい」と記者団に述べ、反対を貫くと強硬姿勢のようだが、「民主党離党」まで覚悟して反対しているのかを聞きたいものだ。 まず「陳情した自治体首長」というのは、民主党支持者なのか。自民党と同じムジナではないのか。
◆そもそも道路特定財源なるものは、他の特別会計も含めて、本来、廃止して、一般財源化すべきものである。一般会計83兆円と特別会計250兆円という姿が不自然とは想わないのか。一般会計より特別会計の方が大きいというのは、奇妙である。つまり、原則より例外の方が多いいという偏頗な形になっているからである。これは、逆さまである。財源は一つにまとめて、予算配分するなり、節減するなりに切り替えるべきではないのか。これが変だと感じない政治家は、頭がおかしい。
◆民主党のなかに、道路特定財源暫定税率廃止に猛反発している参議院議員が23人もいるというところに目をつけて、自民党のなかでとくに森喜朗元首相ら建設相経験者が、「引き抜き作戦」を工作しつつある。参議院で自民党議員が過半数に17人不足しているので、この23人を引き抜けば、「捻じれ国会」は、解消できると「計算」している。
森喜朗元首相らは、老獪というより、老害政治家の最たるものであることを忘れてはならない。それは、「改革」に消極的であるばかりか、むしろ「抵抗勢力」の代表者であるからである。だから、民主党は、油断してはならないのである。この際は、「政権交代」を実現するためにも、森喜朗元首相らの魔の手や毒牙にかからないよう一糸乱れず行動すべきである。
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