本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
「私は、晋太郎さんに可愛がってもらったから、晋三さんの顔を見るとホロリとする」と語っていた小沢一郎。安倍元首相の訃報に「長期政権が招いた事件」との発言は、深い「絆」故の悼み惜しむ嘆きの発露である
◆〔特別情報1〕
「私は、(安倍)晋太郎さんに可愛がってもらったから、晋三さんの顔を見るとホロリとする」
これは、2015年に開催された、「一由倶楽部15周年 特別記念講演会・新年懇親会」の懇談の場で小沢一郎先生がホロリと話された言葉だ。小沢一郎先生は、自民党を離党して長く、もはや一般的にはほとんど知られていないことかもしれないが、安倍晋三元首相と小沢一郎先生との関係は、並々ならぬ深いところで繋がり、ひとつの時代を築いてきた関係といっていい。
選挙期間中の突然の訃報に触れ、小沢一郎先生は演説のなかで、「安倍さんを個人的に批判するものではないが、自民党の長期政権が日本の社会に格差をもたらし、国民の政治不信を招いた」と語った。マスコミは失言と捉え、さらに報道の論調を受けて泉代表は小沢先生に注意したとツイッターに投降したという。しかし、決して失言などではない。祖父や親の代からの「深い絆」故の、心底悼み惜しむ嘆きの発露だったといえる。
小沢一郎は、第二次安倍政権発足の当時、マスメディアから「安倍晋三首相のことをどう思うか」と聞かれると、きまって「あの子は、いい子だ」と答えていた。それは、安倍晋三首相の父・安倍晋太郎元外相との「義理と人情」でつながっていた関係からの言葉だっただろう。
安倍晋三元首相の父・安倍晋太郎元外相(1924年4月29日~ 1991年5月15日)は1958年、初当選で、同期に竹下登、金丸信がいた。特に竹下登とは「安竹同盟」を形成するほど親密な関係だった。また、義父・岸信介元首相が小沢一郎の父・小沢佐重喜元建設相を重用していた関係から、「小沢家」とも深い付き合いがあるなか、小沢一郎とも親交を深めてきた。
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「私は、晋太郎さんに可愛がってもらったから、晋三さんの顔を見るとホロリとする」と語っていた小沢一郎。安倍元首相の訃報に「長期政権が招いた事件」との発言は、深い「絆」故の悼み惜しむ嘆きの発露である
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小沢一郎は、第二次安倍政権発足の当時、マスメディアから「安倍晋三首相のことをどう思うか」と聞かれると、きまって「あの子は、いい子だ」と答えていた。それは、安倍晋三首相の父・安倍晋太郎元外相との「義理と人情」でつながっていた関係からの言葉だっただろう。
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