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武蔵野プロレス旗揚げ戦

2009-06-01 05:49:38 | Weblog
昨日のお礼と7月の前売りをするのと、個人的に見たかったので旗揚げ戦にお邪魔しました。
いやぁ、お客さんが入る前の会場内ピリピリしているわ。
選手が練習しているのはわかるんだけど、明らかに3つに分かれてるんだよねぇ。たまぁに簡単に一言二言話す程度だし。
『こりゃあ波乱あるなぁ』と思ったら、案の定・・・

入場式で加藤さん率いるダークソウルが大爆発。いきなり正規軍と大乱闘をおっ始めちゃう。まあでもそうだよねぇ、ヒールだもんねぇ。
同士って一くくりにされたらたまんないもんね、

この日はカード発表なし。つまり入場曲がかかって初めて対戦カードがわかるスタイル。

覆面太郎・川嵜対維新力・Pエイト
オープニングマッチは正規軍におけるタッグマッチ。最初からエンジン全開の4人。特に川嵜選手の動きがいいですね。後はどんどん経験を積んでいくことが大切なんじゃないかなあと。多分この団体は彼が今後どれだけ成長するかにかかってくると思うんですよ。
太郎、維新力のベテランコンビも元気ですよねぇ。維新力選手なんか久々に見たけど今時の若い選手なんかよりもよっぽど動くし、ちょっとびっくり。
プリンスエイトについては、これはなぞのマスクマンなんだけど、動きを見て『できる選手』だと言う事がわかりました。
昔「FM-TARO」というなぞのマスクマンがいましたけど、なんかそれを思い出しました(笑)

トウカイブシドーV3対赤鬼龍
ぬるい!ぬるすぎる!(笑)
多分この試合の対極にあるのがうちの興行でやった「前田光世対加藤まこと」なんだけど、この試合の感想を是非『前田光世』選手に聞いてみたいですねぇ。多分激怒するだろうな。『プロレスを舐めるな』って。

えっ?誰が怒るんだって?

前田光世選手。


それが何か?????


で、この日は雨が降っていて、本当は夕方から降るって聞いていたので、昼間から降るなよと。傘持ってきてないし。こういう時って大体あの人がいるんだよねぇ。でも今日はいないんだけどねぇ。

ま、いいんだけどさ。

あ、赤鬼龍の話ですよね。いやいや、いい選手でしたよ。


それが何か?????

まあ、それはさておき、試合はコミカルでありながらもちゃんと技の組み立てができてるから面白いんだよね。コミカルな試合ってプロレスの基礎が出来てないとグダグダになつちやうんですよ。だから最近コメディアンがリングに上がってそっち系の試合するけど、正直つまんないでしょ?某雑誌はよく取り上げてるけど、むしろそういう選手をもっと取り上げて欲しいですよね。


黒田・GEN対ゆうこりん・星野
安心できるタッグですよねぇ。内容保証付というか、何と言うか。
しかし、西調布って天井がせまいからトビ技とか難しいんですよ。でもやっちゃうんだ、哲ちゃんカッターを。
西調布でよ。
試合もバンバン沸くし、やっぱりこういう試合はお客さん事態が楽しまないとテンション上がんないんですよね。うちの試合はどちらかというとじっくり見るプロレスだから、逆にヘンな盛り上がりをすると違和感があると思うんだけど、こういう試合に関してはノリが重要。
試合って本当に思うけど選手とお客さんの相乗効果でいい試合になるんだと改めて思いましたね。

戸田対三州
前々から思っているんだけど、戸田さんは「地下プロレス」に参加しないんですかね?今日の試合なんてもろ地下プロレスの試合そのものなんですけどね。
いや、物凄く格闘色の強い試合でしたね。最初の頃は三州選手がいいところまで行ったんですけどね、中盤あたりからスタミナが切れた感じになってしまったのが惜しい。ここやっぱり格闘技系の選手の共通する弱点ではあるんですよねぇ。
でも、この試合もそれまでの試合とは全く雰囲気の違った面白い試合だったと思います。

リッキー・ウインガー対加藤・バード
メインはもう文句なしでしたね。リッキーさんが出てきた時の盛り上がりはまさに異常。何これ?この会場内、完璧にテンションあげあげになつてるよ。
試合はそれぞれの個性がうまく光ってるし、ジャングルバードがこの中でどこまでついていけるか、ちょっと不安だったけど、この日はもう大活躍。所々でいいアクセントになってましたね。
で、リッキー軍のGEN、DSの戸田さんがセコンドについてユニット総力戦みたいな感じになっちゃって、最後ムチャクチャになるかなぁと思ったら、案の定ですよ。

大乱闘

そんな中一瞬の隙をついてのりッキー軍勝利。
でもなあ・・・これどっちが完璧に勝ったって感じじゃないよねぇ。
この試合から始まるって感じ。

試合の後、お見送りをしようと川嵜・Pエイド、太郎さんが準備をしていたら、そこにDSが乱入、ここで乱闘第2ラウンド。
お客も思わぬボーナストラックで盛り上がる。

なんでもありかい!

そこに維新力選手が助けに入る。
こうして旗揚げ戦が終わるんですが・・・・


いやぁ、本当にうちと対極の大会だったなぁと。
なべさんの試合はどちらかいとうととろ火でじっくり煮込んだ料理って感じだし、武蔵野さんは強火で炒めた八宝菜って感じですよ。
でも満足度は高いというか、お客さんもうれしそうに帰って行ったし。

ひとつだけ気になったのがセコンド。
第一試合で紙テープが飛んでも片付ける人いないんだよね。
リッキーさんのパフォーマンスの時もポーズ決めた後でリッキーさん自ら片付けていたけど、あれ率キーさんが可哀想だったかなと。
だれでもいいから、そういう人を何人か作ったほうがいいかなとは思いました。

とはいえ、凄く面白い興行だつたのは間違いないですね。

いやぁ、この2日間、本当にいいものを見せてもらいました。


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