先日久しぶりに上京しました。GARD研究会(1回/年)に出席のためである。某製薬会社主催の研究会であるが、大盛況でありました。大学時代にお世話になった先生たちと親交を深め、最先端の医学研究の発表も聞くことができ、最後のレセプシォンでは美味しい料理が楽しめる素晴らしい会合であります。余談はそのくらいにして本題に入りますが、演題は8席、特別講演1席でありましたが、その中で印象に残ったのは演題8(広島大の宮本先生)の講演で「10年間のわたるGERDの長期予後」に関するは発表である。GERD治療群は結果的にPPI継続群と離脱群に大別された。PPI継続(希望)群では高PGⅠ/Ⅱ比群やHP陰性群が超高齢化であっても多く、一方低PGⅠ/Ⅱ比群やHP陽性群では半分以上離脱可能であった。さらに解析を加えPPI離脱不能因子のリスクを検討しているが、登録時の逆流性食道炎(オッズ比16.7)、頻回の胸焼け症状2回/週(9.0)HP陰性(4.6)、PGⅠ/Ⅱ比6以上(4.0)とされる。特別講演では世界的にも有名なCastell教授の講演があり、インピ-ダンスPHモニター(MⅡーpH)装置により、non-acid reflux症例が35%も在ることが判明、つまりこの症例にはPPIは無効であり、逆流を減少させるbaclofenなどが有効と力説しておりました!そろそろクリスマスの時期を迎え、イルミネーシォンが綺麗でした!
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