現在全国的にインフルエンザが流行し猛威を振るっている。そんな中タミフル耐性インフルエンザが注目視されている。現在A型の亜型であるAソ連型(H1N1)が97%タミフル耐性であるそうで、幸いリレンザは耐性化していないとのことであります。したがってAソ連型にはリレンザを、A香港型(H3N2)にはタミフルが有効と考えらえる。しかし、実際臨床で行なうインフルエンザ迅速簡易キットではAソ連型とA香港型の判別ができないため、薬剤の使い分けが難しい。しかし、ここが臨床医の腕の見せ所で臨床症状や発生状況から経験的に有効の可能性の高い薬剤選択をする訳であります。ちなみに耐性インフルエンザの病原性については通常のインフルエンザに比較しても強いものはなく、また耐性インフルエンザに関する遺伝子の変異は今シーズンのワクチンの効果に影響を及ぼさないとされております。したがって今回のワクチンは耐性インフルエンザにも有効性が期待されます。
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