秋田県の胃癌死亡率は青森県と並んで全国ワースト1、2を記録している。
その原因は食生活(塩分)やアルコール常習そして低い胃癌健診率にあると
されている。実際当院では年間250例ほどGTFを施行しているが、年間4~5
例の胃癌を発見している。幸い早期胃癌が80%前後であるが、異常に高い発
見率である。一般にその発見率は170~180人に1人とされているが、当院で
は50~60人に1人である。特に経鼻内視鏡が3年前から導入されてからはそ
の発見率がさらに高まってきている。経鼻内視鏡を希望する多くは内視鏡嫌い
の患者さんが多く、経鼻なら受けても良いとする患者さんで、新患症例が多い。
いずれにせよ、受診率を上げることが急務であると感じている現状にある。
当院ではさらにHP(ピロリ)感染の有無やPG(ペプシノゲン)による慢性胃炎
進行度を同時に検査して胃癌のリスク評価もしており、予防医学の指導も重要
と考えております。御希望の方は是非伊藤内科医院に御相談ください!!