waikazuchan のノート

公共交通、福祉を中心に、様々な問題をみる雑学ブログ。千葉県南部の南房総より将来のことも。

柏市・青学そして孤立死の定義

2012-05-21 01:04:12 | その他・まとめ書き・分野横断的
その前に。
一昨日より報じられている利根川水系の水道水の有害物質の問題。
柏市では対策本部が置かれたようですが、一時的に本部長である秋山市長が不在だったそうです。


個人的な事情で自宅に


と、秋山市長は釈明はしていますが、住民が困っている事態に優先順位を考えてほしいです。
ちなみに過去に、千葉県のあの森田知事も、災害対策本部で席をはずしていた事例があります。
悪しき前例にならなければ。


5月20日の東京新聞の朝刊に、青山学院大学の災害時の帰宅困難者に関する取り組みが掲載。
確か、千葉では県の施設が閉じられて使えなかったという、昨年の震災の時ありました。それ以上に、某鉄道会社のあの閉め出しはひどかった。



今回の主題をかきます。
以前取り上げました都市再生機構の孤立死の定義を一週間とすることについて、質問状がだされるぐらいに疑問の声があがっている問題。
5月20日の千葉日報にあらためて掲載があります。

機構は、


定期的な活動に参加したりする日常サイクルを考慮。一人暮らしだから社会的に孤立しているわけではない。


と、説明。

専門家は、

期間より死に至るまでの経緯を詳細に分析すべき

とコメント。


何度が取り上げていますが。
飲料水の販売員、新聞配達員といった外回りのお仕事をされている方々が、結果として孤立死を防いだ発見の事例が相次いでありました。
機構がはなしていることは、まさにお役所的、機械的な感覚といわざるをえない。

一週間という定義をもうけることよりも、個人情報・プライバシーに考慮した安否確認の仕組みを考えることが第一であります。

ちなみに質問状を出すのは、全国的に有名な孤独死を防ぐ取り組みを長年されている千葉県松戸市の常盤平団地の住民の有志の方々です。
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