waikazuchan のノート

公共交通、福祉を中心に、様々な問題をみる雑学ブログ。千葉県南部の南房総より将来のことも。

重複掲載・5 月26日申し入れ続き

2014-05-25 20:02:29 | 特別公開・管理人セレクション
こちらは今回の申し入れの添付として送りました。
一度掲載しましたが、重複して載せます。



国土交通省関東運輸局
鉄道部監理課
交通環境部消費者行政情報課 御中


こちらは本年5月23日に千葉県の森田知事宛の申し入れの転記になります。


平成26年5月26日
提出者住所
提出者氏名


以下、原文

本日、以下の申し入れを千葉県に送りましたので公開をいたします。



千葉県JR線複線化等促進期成同盟
会長 森田 健作 殿


あなた様が会長をされている同同盟について、申し入れをいたします。

その前に。
昨日5月22日の会見にて、いわゆるJR新木場駅を介した京葉線・りんかい線の乗り入れに関し、


まだ、入り口である


と、発言されました。
言葉を返すようでありますが、認識が甘いと言わざるを得ません。
私はこの相互乗り入れについては、JR東日本と東京臨海高速鉄道の運賃を統一。あるいはJR東日本がりんかい線へ、及びりんかい線がJR東日本へ車両乗り入れのため、双方が線路使用料を支払うかたちをとれば、可能と思われます。
すみやかな相互乗り入れを望まれます。


さて。
同期成同盟は、千葉県、千葉県下市町村が加盟し、行政の立場として、鉄道会社へ要望活動を行うことは理解をしています。しかし、知事があなた様になり、アクアライン施策が優先されるなか、千葉県における公共交通機関、特に鉄道に関しては後優先の分野の位置付けのように思われます。そのことにより、私の地元・内房線沿線のすべての自治体は消極的な対応に流れております。
このままでは、交通弱者の将来の足の確保が危ういのではないでしょうか。

私はこの期成同盟の要望に関する活動の流れは承知をしておりますが、以下の点を申し上げます。


毎年、加盟市町村より要望が取りまとめられ、鉄道会社に働きかけがされていますが、要望のための問題・課題などの調査の実施と、その内容の公開を行うこと。

千葉県内のJR線において、駅舎建設とバリアフリー、駅の営業業務、保線メンテナンスの多数の問題が生じております。特に内房線長浦駅の駅舎建設にかかわるみどりの窓口の廃止、改札内のエスカレーター、駅務で具体的に業務委託にかかわる地元住民からの不安と不満の声が大多数でております。
本年5月1日より夜間無人化の合理化された内房線の上総湊駅では防犯低下とICカードのサービス低下の不安と不満の声。
同年3月より棒線化の線路の合理化のあった内房線の安房勝山駅では、列車の行き違いができなくなり列車遅延や運休などの列車運行のネックになっております。
鉄道会社へ要望を出すにあたり、抽象的でなく、より具体的な内容を提示し改善などを強く求めること。


この際ではありますが。
本年2月26日、袖ヶ浦市内の住民団体の方々がJR東日本千葉支社へ、内房線長浦駅などの問題で来訪。
しかし、

みどりの窓口廃止に代わる指定券発売機について、お客様になれてもらうため学習をしてもらう。
今後は地元自治体を通じて話をうかがい、住民団体とは直接、話の場はもたない

というJR側の言動があったそうです。
これは以前、JR東日本東京支社にて陳情を拒否を受けた成田線利用者の会の対応以上に、理不尽と言わざるをえません。
行政は応対し、直接の利用者である住民は応対しないのは公共交通機関としてのは不適切であり、言語道断であります。
要望をあげる人物・団体の過度な選択をしない、公平な応対を要望に含めていただきたい。


以上、申し上げました内容につきまして、今年度の同期成同盟の要望内容に反映をしていただきますようお願い申し上げます。



平成26年5月23日
提出者住所
提出者氏名
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5月26日申し入れ

2014-05-25 20:01:51 | 特別公開・管理人セレクション
先ほど、明日の日付の扱いで以下の申し入れを送りましたので公開いたします。



国土交通省関東運輸局
鉄道部監理課
交通環境部消費者行政情報課 御中


東日本旅客鉄道千葉支社について申し上げます。
今回もバリアフリー施策も含めますので、連名になります点をお許し願います。


新木場駅での京葉線・りんかい線乗り入れ問題
沿線自治体の千葉県と千葉市は取り組みへの強い姿勢、当該鉄道会社は難色を示しているこの問題。
東京メトロ東西線と中央総武緩行線が中野駅と西船橋駅で相互の乗り入れをしています。
新木場駅の構造の問題はありますが、運賃を統一し、りんかい線と京葉線をそれぞれ運行する事業者が、相手方の乗り入れ走行距離を参考に双方で線路使用料を支払うかたちで、この問題の相互乗り入れができないかどうか。
事業者側の都合でなく、利用者の立場にたった利便性向上をしていただきたい。



内房線長浦駅問題
前回の申し入れに続き、同駅の改札内へのエスカレーター設置問題について。
維持費を理由とした設置の拒否は、バリアフリー施策根幹に関わることであります。
この施策の制度などにしたがって、当該鉄道会社はエスカレーター設置を受け入れるべきであります。

本年5月20日、千葉県袖ヶ浦市長浦公民館にて、現地の出口市長出席のふれあいトークという集会が、袖か浦市民が望む政策研究会の主催で開催。
この中で会場参加の住民の方より、


長浦駅で券売機で茨城県の笠間までの乗車券を購入。上野から常磐線の特急券も購入したかったが、乗車券は武蔵野線経由で発券したため、改札の駅員に尋ねたが隣駅の姉ヶ崎駅まで行くよう案内をされた


という話がでました。
このケースは結論からいえば、長浦駅の駅員の不案内であります。
まず、乗車券では東京近郊区間のルールにより短路算出により武蔵野線経由でも上野経由でも乗車はできること。上野からの特急券は指定券発売機で購入できること。
つまり、長浦駅で済むことができるのに姉ヶ崎駅に案内するようなケースではありません。

みどりの窓口を廃止し、券売機が実際、思うように利用ができない。今回の廃止合理化のツケが地元利用者に突きつけられているものです。

また、指定券発売機の購入で窓口購入より2000円の誤差が生じたケースもこのふれあいトークの場で別の参加者の方から発言がありました。

一民間企業とはいえ、公共交通機関。みどりの窓口廃止以降の駅の実態調査が必要ではないでしょうか。


次の送信分で、先日、千葉県の森田知事宛に送りました申し入れの転記を添付としてお送りします。



以上、当該鉄道会社へ改善等働きかけをお願いいたします。



平成26年5月26日
提出者 住所
提出者 氏名
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42本目の房日投稿なんのためのバリアフリー

2014-05-25 07:27:53 | 移動円滑=バリアフリー
2014年5月24日 房日新聞社読者コーナーへの投書
今年4本目で通算42本目の掲載
地元の新聞に私の投書が掲載しましたので、原文を公開します。



平成18年12月に既存の制度を統合した、バリアフリー新法ができました。それから8年。
私が見る限り、どうも進展がないような気がいたします。


すでの施設整備をした箇所のその後
バリアフリーの工事はどうしても、つくったあとの維持管理があまり目にとまりません。
多機能トイレが本来の使われ方になっているかどうか。
私は視覚障害の方のための点字ブロックが各所でバラバラで、使いにくいのではないかと思います。
点字ブロックは日本工業規格により、形が決められています。しかし、場所の景観を理由に本来使用すべき黄色でない色のブロックが少なくありません。弱視の方にとっては黄色はかろうじて見える色だそうです。
内房線のローカル駅でまともに点字ブロックが設置している駅は浜金谷、千歳の2駅のみ。それ以外の駅は一部改修または全面改修が必要です。


新法に基づく取り組み
この新法では国の基本方針に基づき、市町村が基本構想を策定。策定のための協議会設置ができます。しかし、この安房地域4市町は残念ながら、基本構想や協議会がありません。つまり、バリアフリー施策がないのです。
観光のための来訪者は健常者とは限りません。
道路の段差や施設で問題がないか、整備する必要箇所があるか、是非とも4市町において、基本構想とそのための協議会をたちあげていただきたい。


駅の整備について
実は長浦駅で駅の改札からホームまでのエスカレーターの設置で、地元の袖ヶ浦市が設置工事の負担をするのでもうけてほしい、ということに対し、JRは維持費負担を理由にこれを拒否しているそうです。
内房線では浜野、八幡宿、五井、姉ヶ崎、木更津、君津、館山の各駅に改札からホームまでのエスカレーターがあります。これらの駅では長浦駅のような問題がなかったと思います。
新法の基本方針では、1日の乗降5000人を目安に施設整備を求めています。長浦駅はこの条件をクリアをし、また、袖ヶ浦市の基本構想に盛り込まれています。
私は地元市町村で何が必要で困らないかという意味で、2番目に書きました市町村の強い取り組みの意思が極めて重要だと思います。

私は身内の障害をかかえる立場として、バリアフリーの問題は優先順位を高くした取り組みを切望いたします。
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