泉飛鳥塾

「古(いにしえ)の都・飛鳥」の原風景と共に、小さな旅で出会った風景等を紹介したいと思います!

大和の紅葉の名所「談山神社・室生寺」

2020年12月05日 12時21分03秒 | 散歩

大和には、歴史と由緒ある寺社が数多く存在し、秋にはこの地域ならではの紅葉に彩られた荘厳な建物が鑑賞できます。今回紹介するのは、「談山神社・室生寺」です。11月下旬に行ったのですが、紅葉が丁度見頃でとても綺麗でした。

今回は、大和の紅葉の名所「談山神社・室生寺」を紹介したいと思います。

〇奈良県桜井市にある「談山神社」は、645年の乙巳の変(大化改新)の中心人物である「藤原鎌足」を祀る神社です。本殿・拝殿などの華麗な社殿は、殆どが重要文化財です。また、日本唯一の木造十三重塔(重要文化財)は、藤原鎌足の追福のために、長男・定慧と次男・不比等に よって678年に建立されました。 現存の塔は、1532年の再建で木造十三重塔としては、世界唯一のものです。「談山神社」は、明日香村にある石舞台古墳から車で約10分位の所にあり、近いこともあって新緑の春と紅葉の秋の時期には毎年訪れています。特に、秋は全山が紅葉に包まれ鮮やかに色付いたもみじが境内を彩り、大和ならではの秋の景色が見れる神社で、おすすめです!

                  

〇奈良県宇陀市にある「室生寺」は、“女人高野”の名で知られ「高野山」が女人規制なのに対し、古くから女性に開放された名刹です。明日香村から車で約40分位の所にあるお寺です。国宝である金堂や五重塔などの堂塔が立ち並ぶ所の紅葉の情景は、ひときわ美しいです。紅葉は、入り口の太鼓橋から本堂までの参道が見どころです。また、平安初期の特徴を備えた仏像など、国宝や重要文化財指定の希少な仏像が数多く安置され拝観することができます。紅葉に包まれた「室生寺」は、他のお寺とは違う優雅さと気品に満ちています。山間にあり、とても静かな落ち着いたお寺です!

今回、二つの大和の紅葉の名所を紹介しました。古都大和ならではの景色が見れる、素敵な所ですよ!

           

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