暦では冬なのですが、飛鳥地域はここ数日間まるで春のような陽気です。例年だと、この時期の飛鳥はセピア色の景色ですが、まだあちらこちらに紅葉が見られます
今回は、「晩秋の飛鳥・2020」の散策の様子を紹介したいと思います。
〇11月28日に行われた、「中尾山古墳・現地見学会」後の様子を見に行ったのですが、調査はまだ続いていました。
以前、紹介しましたが「中尾山古墳」周辺は、隠れた紅葉のスポットです。丁度紅葉が、見頃となっていました。高松塚古墳周辺も、晩秋の様相でした。古墳をバックにした紅葉の景色は、飛鳥ならではの風景ですね!
〇645年の乙巳の変(大化の改新)の中心人物である、中臣鎌足が生まれた場所が明日香村にあります。その跡は、神社となっています。近くには、鎌足の母の大伴夫人の墓と言われている、小さな古墳もあります。またすぐ東には、万葉集に詠まれた「大原の里」があります。(現在の地名は、小原となっています。)
久しぶりに、「大原の里」の集落を散歩しました。夕方だったせいか、ここからみた飛鳥の景色は、まるで万葉の世界のようでした!