奈良県内の「雛めぐり」として有名な場所としては、大和郡山市と高取町が有名です。
今回は明日香村のお隣の町である、高取町の「2017年 第11回町家のひな巡り」について紹介したいと思います。
奈良県高市郡高取町は、日本一の山城「高取城」の城下町として栄えた所です。昔から町家が多く現存し、当時の佇まいを残しています。その場所を「土佐街道」といいます。
高取町では「土佐街道」を中心に、春は「町家のひな巡り」、秋は「案山子祭り」・「高取城城祭り」と地域を巻き込んだ催し物があります。明日香村の催し物とはひと味趣きが違っていますが、多くの方が来られています。
今回の高取町の「町家のひな巡り」は、今年で11回目となります。「土佐街道」を中心に催され、3月1日から31日まで実施されています。
「町家のひな巡り」で一番の見どころは、メイン会場にある「天段のお雛さま」です。その名の通り、天高く積み上げられている様は圧巻です。15段、500体だそうですが、よく見ると1段がさらに2列になっています。
このほかにも屋外のジャンボ雛、ミニ雛、つるし雛などがあります。古い町並みを歩くといたるところに「お雛さま」が展示されています。お土産や食べ物を売る店もあるのでゆっくりと散策できます。お昼に食べた「雛ランチ」が、とてもヘルシーで美味しかったです。
また、普段は入ることのできない一般のお家やお店の中に入ることができるのも、高取町の「町家のひな巡り」の特色です。
各場所で、趣向を凝らした展示もいっぱいあって、飽きることがありませんでした。日本の春の季節を感じさせられる、素晴らしい高取町の「町家のひな巡り」でした!
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