Dr. Jason's blog

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講義: 情報教育の研究 2010-12

2010-12-11 | Informatics
 「情報教育の研究」12回目の講義の概要は以下のとおり。

1) シミュレーション、エミュレーション課題報告、その他の課題の補足
 各自、宿題の成果を報告する。
 自分の身の回りにある、シミュレーションやエミュレーションのシステムについて、このテーマを選んだ理由、シミュレーションのシステム、エミュレーションのシステム、特に興味を持ったこと等。 
 その他、過去の課題報告の補足。

2) 情報技術、情報産業の課題
 情報技術、情報産業の課題について、
 1. みなさんの意見をきかせてください。
 2. 疑問点、質問したいことなどありますか?

3) 情報技術、情報産業の現状
 情報技術、情報産業の現状について、
 1. みなさんの意見をきかせてください。
 2. 疑問点、質問したいことなどありますか?

4) 情報技術、情報産業の歴史
 現状を正しく理解するためには、歴史的背景への多角的な
認識が必要です。
 情報技術、情報システムの非常に重要な部分は、それを開発した人間の「あたまの中」、その人をとりまく文化などに強く影響をうけています。
 それらを、「歴史的」な文脈をふまえて理解する必要があります。


 3)、4)については、駆け足での話になったので、次回もう少し議論する予定である。
 次回は、今期最後の講義になるので、履修者は必ず出席することを希望する。



[宿題]
 自分の身の回りにある、情報技術、情報産業の課題についてとりあげレポートにまとめる。
 レポートには、以下の項目を含むこと。
  このテーマを選んだ理由
  どのような課題があるか、その問題点は何か
  課題への提案

 A4ワープロ横書き2ページ程度にまとめ、来週、講義開始時に提出すること。
 レポートのスタイルは以下のとおり。
  学籍番号 学年 学科 氏名 提出年月日
  まえがき
  本文
  まとめ
  参考文献



[参考書]
特に、コンピュータと情報学に関連した、歴史的なものを中心に。
一部に版元品切れの本もあるが、どれも一読の価値有り。

モダン・コンピューティングの歴史
ポール E.セルージ
未來社



コンピュータの時代を開いた天才たち―最先端で活躍する型破りな15人の軌跡
デニス シャシャ,キャシー ラゼール
日経BP社


新装版 計算機屋かく戦えり
遠藤 諭
アスキー


ソフトウェアの20世紀―ヒトとコンピュータの対話の歴史
長谷川 裕行
翔泳社



ソフトウェアの達人たち―認知科学からのアプローチ
テリー ウィノグラード,Terry Winograd,瀧口 範子
ピアソンエデュケーション


知識の社会史―知と情報はいかにして商品化したか
ピーター バーク
新曜社


情報学がわかる。 (アエラムック (42))
クリエーター情報なし
朝日新聞社

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