Dr. Jason's blog

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講義: 情報教育の研究 2010-01

2010-09-26 | Informatics
 この秋から、母校で、教職課程の科目である「情報教育の研究」の後半部分を講ずることになった。

 教職課程の科目であるから、本来は、高校の「情報科」の教員を目指す学生向けに、「情報教育」のあり方、方法などについての指針を示すためのものであるが、私は実務家でもあるので、もう少し広い視点にたって、「何らかの立場で、他者に情報、情報学、情報システムについて、指導する人」のための、基礎となる内容にしていこうと考えている。

 最初の講義の概要は以下のとおり。前半とは担当教員が交代になっているので、自分自身の自己紹介と、それぞれの学生の自己紹介も含めた。
 

 ・私の自己紹介
 ・連絡先等
 ・学生のみなさんの自己紹介
 ・情報とは何か、情報学とはなにか?
 ・この講義の進め方


 シラバス上での、講義の日本語の科目名は「情報教育の研究 A」である。これが、英語では、

 Study of Information Communication Technology Education A

となっている。「A」とあるのは、通年の科目であり、私はその後半の担当。夏休みに集中講義として行なわれる別のクラスがあって、そちらは「B」となっている。

 私の感覚でいうと、本来は、
 
 Study of Informatics Education A

であるべきなではないだろうか?


 また、宿題として、以下のレポートを課した。

宿題

以下の内容について、レポートする。
 ・自己紹介の要約、情報教育への抱負 
 ・前半の講義の自なりの要約
 ・前半の講義で特に印象に残ったこと
 ・「情報」に関わることで、普段疑問に思っていること。 
 ・「情報」に関わる学習で、困っていること。

800-1600文字程度レポート(A4ワープロ横書き)にまとめ、次回、講義開始時に提出すること。

レポートのスタイルは以下のとおり。
 学籍番号 学年 学科 氏名 提出年月日
 まえがき
 本文
 まとめ

※講義で提出できない者は、メールで提出のこと。 


 参考書、参考文献については、講義の中で、随時提示、解説する。シラバスで提示している、教科書、参考書は、以下のとおり。

この講義の教科書 (シラバスでの指定)

実践 情報科教育法―「ものづくり」から学ぶ
坂口 謙一,丸山 剛史,村松 浩幸,本多 満正,長谷川 元洋
東京電機大学出版局

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この講義の参考書 (シラバスでの列挙)

人間・社会・コンピュータの情報処理原論
野? 昭弘
ベレ出版

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情報システム基礎 (IT Text)
神沼 靖子
オーム社

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ソフトウェア入門 (岩波新書)
黒川 利明
岩波書店

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