以前、2005/6/27の記事で紹介した、東京大学の福島 智 准教授が、博士号を得たことがあちこちで、報じられている。
福島先生は、9歳で失明し、18歳で聴力も失いながら、盲ろう者として、日本で初めて大学(東京都立大)、大学院に進学し、現在は、東京大学で、障害児教育やバリアフリーについて研究している。
健常者であっても、博士号を得るのは、相当の研究と知的集中力が必要となるが、視聴覚に障害をもっての博士論文レベルの研究は想像を絶するものがある。
また、今回の福島先生の博士号取得は、本人の努力はもちろんだが、それだけではなく、彼の学習/研究を支援してきた、多くのボランティアを含む周囲のサポート体制の力も示しているものと思う。
学術分野の専門家の世界では、博士号は一種の「免許皆伝」のようなものである。博士号を得た福島先生の今後の活動が、障害者、特に視聴覚障害者のコミュニケーション研究を、これまで以上に推進することを多いに期待したい。
全盲・全ろうの福島氏に博士号、11日に東大で授与式(読売新聞) - goo ニュース
読売新聞
朝日新聞
Gaijinpot.com
福島先生は、9歳で失明し、18歳で聴力も失いながら、盲ろう者として、日本で初めて大学(東京都立大)、大学院に進学し、現在は、東京大学で、障害児教育やバリアフリーについて研究している。
健常者であっても、博士号を得るのは、相当の研究と知的集中力が必要となるが、視聴覚に障害をもっての博士論文レベルの研究は想像を絶するものがある。
また、今回の福島先生の博士号取得は、本人の努力はもちろんだが、それだけではなく、彼の学習/研究を支援してきた、多くのボランティアを含む周囲のサポート体制の力も示しているものと思う。
学術分野の専門家の世界では、博士号は一種の「免許皆伝」のようなものである。博士号を得た福島先生の今後の活動が、障害者、特に視聴覚障害者のコミュニケーション研究を、これまで以上に推進することを多いに期待したい。
全盲・全ろうの福島氏に博士号、11日に東大で授与式(読売新聞) - goo ニュース
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