もう4年か、まだ4年か

時の感じ方は人によって様々でしょう。
あの日からもう4年が経ったのか、まだ4年しか経っていないのか。



今日、3.11東日本大震災・東京電力福島第一原子力発電所の事故から丸4年が経過した。

被災された方々、関係者の皆様に哀悼の意を表するとともにお見舞いを申し上げます。

あの日の出来事は多くの方の心に深く刻まれていることと思います。
津波に流される建物や車、バンと乾いた音がしたという原子力発電所の爆発音。テレビから流される映像は私に大きな衝撃と脱力感を与えました。いま、日本で何が起きているのかすぐさま心の整理がつきませんでした。

「自分にできることはないのか」という思いと同時に今まで「原発は五重の壁で安全に管理されている」という常識が崩れ去りました。

私は「もし、玄海原発で同じような事故があれば生まれ育った故郷はどうなってしまうのか」毎日モヤモヤした気持ちでした。

先輩に誘われて行った初めての原発反対の集会で聞いた原発作業員の話や設計者の話を聞いて私は「原発はもう動かしてはならない」「早く危険な原発をなくさなきゃ」と思うようになりました。

今日、唐津市大手口で11アクションが開かれ約20名の方が集まりそれぞれの思いを話されました。



車の中から話を聞いて頷く方や向かい側の道から手を振る方。4年前と事故が起きた今、原発に対する見方が多くの人の中で変わっているのではないでしょうか。少なくとも、私はその一人です。

一人では小さな声でもたくさん集まれば大きな声になります。

「危険な原発はもう動かしちゃいけない」こう思う、みなさん。一緒に声をあげましょう！

必ず、社会は変わるし変えられます。