<全聖徒主日を守りました>
11月4日の全聖徒主日には、召天者を覚えて礼拝を守りました。召天された方の写真を並べたボードを聖壇の前に配置して、主の導きのうちにこの世の馳せ場を歩まれた姿を思い記念する礼拝です。それぞれのご家族もたくさん参加されました。またこの日の婦人会例会では教団讃美歌第2編167番のAmazing Grace(驚くべき恵み)を歌いました。作詞者のジョン・ノートン(1725~1807)はもと奴隷船の船長。数奇な運命を辿り、最後にはイギリスで牧師となりました。日本でもよく知られたこの讃美歌、すっかりポピュラーになって子どもたちも学校で習ったりしていますね。原詩は、旧約聖書「歴代誌上」にあるダビデ王の祈りに基づいて作詞した自伝的な内容で、彼が神様から受けた「驚くべき恵み」について証していると言われています。詩をご紹介しましょう。
われをも救いし くしきめぐみ まよいし身もいま たちかえりぬ
恐れを信仰に 変え給いし わが主のみ恵み げに尊し
苦しみ悩みも 奇しき恵み 今日まで守りし 主にぞまかせん
わが主のみ誓い とわにかたし 主こそわが盾 わがいのちぞ
この身はおとろえ 世を去る時 喜びあふるる み国に生きん