無線脳の視点

無線関係のモノ・ヒトに毒された日常を地味に書いてみる。

クルマいじりの自分用メモ2 Webasto Air Top 2000 FFヒーターのエラーコードとか

2025年01月06日 | くるま
キャンピングカーなどに装着されているWebasto社製のFFヒーターのエラーコード。自車に搭載されているものが点火不能になったのでいろいろ調べていたけどアフィリエイトがモリモリのブログとかリンク切れしたみんカラとかしか掲載が無かったので自分用メモとして。



エラーコードは、回転ノブ中央にあるエラーコードランプの連続した点滅で通知されます。
エラーコードは5 回の高速点滅の後、連続した長い点滅で通知されます。
コードの説明については、以下を参照。

F00 コントロールユニットエラー
F01 始動なし(2回始動試行後)燃料の確認
F02 失火(少なくとも3回以上)
F04 低電圧または高電圧
F05 着火不良 (と訳すべきか?)
F06 炎モニター(ガソリンヒーター)の不良または短絡
F07 温度センサーの不良または温度センサーの短絡
F08 ファンモーターの断線またはファンモーターの短絡またはファンモーターの過負荷またはブロック
F09 グロープラグの不良またはグロープラグの短絡
F10 オーバーヒート
F11 過熱センサーの不良または過熱センサーの短絡
F12 ヒーターユニットのロックアウト※
F14 オーバーヒートセンサーが正しく取り付けられていない
F15 セットポイントジェネレータの短絡

※F12注釈
ヒーターがコード F12 を表示する場合、これは「ロックアウト モード」を示します。これは、3 回連続して始動に失敗すると発生することがあります。

ヒーターをリセットするには
1. ヒーターがオンの状態で電源を切ります(ヒューズを取り外します)。
2. ヒーターのスイッチをオフの位置にし、電源に再接続します。
3. ヒーターコードがクリアされ、ヒーターが「ロックアウトモード」から解除されます。

Webasto FFヒーター Air Top 20005
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クルマいじりの自分用メモ

2023年12月05日 | くるま
TRY230 1TR カムロード の オルタネーター を強化出来るんじゃないか的な発想からオルタの規格を調べた件。

付いてるヤツ
TOYOTA品番 27060-75311 DENSO品番 104210-8431
公称電圧 12V 公称電流 80A ステーター外径110mm プーリーから見た回転方向 右
プーリー外径 58.9mm プーリー有効径 52.5mm

互換で付くんじゃないかなのヤツ
TOYOTA品番 27060-75320 DENSO品番 104210-3942 規格 12V 130A
公称電圧 12V 公称電流 130A ステーター外径128.5mm プーリーから見た回転方向 右
プーリー外径 58.9mm プーリー有効径 52.5mm

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エアコンの効きが落ち着かないホンダのオデッセイ

2016年06月18日 | くるま
「エアコンの調子がどうも良くないのだけど」
と、場末の無線マニアのところに1台のクルマが登場。
ホンダのオデッセイRB1だった。
持ち込んだ当人には、「もうクルマごと買い換えたらいいんじゃね?」とは言ってはみたものの、そうそう決断できるものでもないから(笑)、不具合の探索をしてみることにした。

エンジンをかけて、エアコンを最大にして車内に居ると、涼しい風が普通に出てくる。
うーん、今のところ何も不満は無いんだけど、どうもヌルいというか何というか。

コンプレッサーのオンオフ、クラッチの動き等々を総合して判断すると、制御するためのリレーは動いてくれてても、どうも継電する側の接点の動きがどうもよろしくないのか、カチコンカチコンと言う割には冷えは悪い感じ。
持ち主が言うのはそういうことか。

グーグル先生に尋ねてみたら、「リレーの不具合による症例が多いみたいだよ」と教えてくれたこともあって、どうでも良い用途で持っていた同じような規格の12V・30A型のリレーをジャンク箱から探し出し、差し替え動作が出来る配線を急遽作って試してみる。


雪マークのある部分が該当するエアコンを制御するリレーの場所だ。


二つの緑色のリレーの間にある黒いヤツが今回の対象部品。ちなみにベトナム製。


リレーのホンダ品番は、 39794-SDA-A05 である。
地元のホンダ部品販売に在庫を確認してみると、在庫があるようなので早速買いに行く。
1,200円ぐらいのものだ。(電子工作・無線マニア目線で考えるとお高いけどクルマの部品ってそんなもんだ)

結論から言って、エアコンの稼働状況や年数を考えると、リレー内部の接点が寿命だったのだろう。
コンプレッサー本体とか、ガス抜けでなかったのが幸いである。
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サルフェーションだとかデサルフェーターとかバッテリーパルサーとか(その3)

2015年10月20日 | くるま
サルフェーションだとかデサルフェーターとかバッテリーパルサーとか(その2)
この↑エントリーに引き続き、新たな挑戦としてその3に突入・・・である。
と言っても、やってることは今までと大して変わらないのだけど、廃バッテリーが入ってきたので新たな復活劇を、と思いましてん。

クルマ用のバッテリーは、長い期間使用しているとゆっくり劣化が進んで容量も低下し、やがて寿命を迎える・・・と、一般的に語られているが、鉛バッテリーの化学変化式の理論・理屈からすると、どうも劣化分はリカバりーして復活出来なくも無いみたいだよ~てな情報を入手し、「年中なにかの花粉でアレルギー ~資格とか電子工作のひけらかし~」(新リンク先)というブログで、電子回路設計や基板起こし、キット頒布で活躍しておられる、尊敬すべき猛者の協力を得て、鉛バッテリーの復活実験と検証を行っている。



入手した廃バッテリーの現状は下記の通りである。

GS-YUASA PRODA BASIC 85D26R
・CCA値: 385CCA@12.46V
・内部抵抗値: 7.7mΩ
・HEALTH(健康度): 55%

ま、普通の廃バッテリーの状況。
何かと比較するとすれば、軽とか小型車でおなじみの40B19の新品よりは元気な状態で、1800CCクラスの乗用車に付いているようなバッテリーの50B24あたりと同等なレベル。「じゃぁこのバッテリーは何がダメなのよ?」という質問が来そうだが、CCA値で言うと、85D26ならば600CCAぐらいが標準だから、定格値からすると4割ぐらい低い値。ただちに困らないけど、GSあたりに行って無料点検とか受けちゃうと「バッテリーがそろそろ危ないですね、交換が必要ですよ」と営業される数値だ。

今回、復活実験をする対象のバッテリーは、古いいすゞエルフから外したやつで2個使用のものだから、同じ状況のモノがもう1個あり、何もしない状況と比較することが可能だ。

いつものセオリーで、
 受け入れ時計測 → 標準充電 → デサルフェーター設置 → 数値計測
という流れで検証を開始してみる。
CCA値が450~500CCAぐらいになったらまぁ儲けもの、「ま、そこそこ復活、したんじゃね?」と言えるレベルかな。

使用計測機器:バッテリーアナライザー BA100(大自工業のブランドで、「ML-100バッテリー診断機」という似たようなものが売られています)

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途中経過。

充電して放置していた片方のバッテリー、各セルの液面がバラツキ始めたなと思ったら、真ん中辺りのセルが干からびてお亡くなりに。もう一つのほうは不審な動きは無く、容量の数値が上昇しそうな雰囲気。と言っても、過度な期待はしちゃーいけない。

2015/11/10 追記
何だかんだで、デサル回路を取り付けて3週間ほど放置していたのだけど、結果の報告。

・CCA値: 425CCA@12.76V
・内部抵抗値: 7.0mΩ
・HEALTH(健康度): 64%
このバッテリー、たまに進行状況のチェックはしていたけれど、もうこれ以上の復活は望めないだろうなということで検証は終了。さすがはさんざん使い古されたバッテリーである。
容量はJISの規定値から6割程度ではあるけれど、新品の40B19よりは元気(に見える)。趣味的無線いじりの目線であれば良質な直流電源として無線機やラジオの受信用に使えるし、LED投光器やケータイの充電なんかにも使えそう。


KeyWords
サルフェーション バッテリー再生 デサルフェーター デサル バッテリーパルサー CCA テスター 内部抵抗 比重 パルス充電 自作 キット
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サルフェーションだとかデサルフェーターとかバッテリーパルサーとか(その2)

2015年03月25日 | くるま
サルフェーションだとかデサルフェーターとかバッテリーパルサーとか
この↑エントリーが長くなってしまったので、気分を変えて続編としてその2に突入である。

自動車用途に代表される液入りの鉛バッテリーは、使用状況によって劣化が進むと容量が低下して使い物にならなくなり寿命を迎える・・・とされているが、鉛バッテリーの化学変化の理屈からすると、どうも復活出来なくも無いみたいだよ~てなことで、「一年中なにかの花粉にアレルギー ~資格とBRZと電子工作のひけらかし~」というブログで、電子回路設計やキットの頒布で活躍しておられる、尊敬すべき猛者の協力を得て、鉛バッテリーの復活実験と検証を行っているのだった。

さて、いま着手している検証について。
コイツは、未使用・新品なのに誰からも気にされないまま倉庫から発掘された、完全放電状態のGS-YUASA製 PRODA BASIC 130E41R っていう大型バッテリー。



とりあえずAC-DELCO製バッテリー充電器のAD-0002で普通充電してみっか・・・と充電器をかけてみたら、予想通り、「ゲホッゲホッ、なんだコイツ、充電できねーッスよ」と言わんばかりにエラーを表示。
気を取り直して、AD-0002に標準搭載されているメンテナンスモードで充電できそうな状態まで持っていき、いざ充電をしてみると、充電満了の「FULL」と自動終了した時点で、下記のような残念な数値を表示。

・HEALTH(健全度)03%(笑)
・INTERNAL(内部抵抗値)22.1mΩ(笑)
・CCA値 135CCA(笑)

こんなにデカいのにスクーター用のバッテリーかよっ!ってぐらい、息絶え絶えな状態。
これに例のデサルフェーター回路を取付けて、はたしてどこまで復活するものなのか?!
もし、復活もしくは少しでも劣化を抑えることが出来てしまうのなら、バッテリーカートとかフォークリフト、大規模な無停電電源装置などを保有する事業者に朗報になってしまうのでは?

乞うご期待!!って誰も期待してない?!・・・

<現在実施中の検証条件>
検証対象 GS-YUASA製 PRODA BASIC 130E41R
印可電圧 14.0V
使用回路 尖頭電圧約90V・22kHz版のヤツとか尖頭電圧40V・18kHz版とか。(通称:Ver.2.4 検証用白基板・緑色の基板など)
検証開始 2015年2月2日

で、基板取り付けて1か月ほど経過したし、そろそろ途中経過でも載せようかね。
その間、水やりを2回ほど実施。少ない電流であっても常に充電状態なので、ガスが出た分に応じて電解液も減っていくのですな。

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2015/03/02 追記



・HEALTH(健全度)11%
・INTERNAL(内部抵抗値)12.8mΩ
・CCA値 230CCA

素直な感想。
何せ、新品から何年も放置されて存在をすっかり忘れ去られ、自然放電しきった状態のもの(≒廃棄物)から考えると、何もしないよりは、いくらか数値は改善したかなーという感じ。でっかい図体してるのに、軽自動車で数年使った状態の40B19程度の容量しかないのが残念。
このまま検証(回路を繋いで放置)を継続するかどうか、迷うところであります。
(と言いつつ、期待を込めてまだやってるけど)

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2015/03/24 追記

24V車から外したGS-YUASA製のUNISTAR、85D26Rが回ってきたので、下記のような手順に従って再生検証を開始。
受け入れ → 液面チェック → AC-DELCO AD-0002 で標準充電 → 一晩放置 → 検証スタート



デサル基板の取付前、検証直前のバッテリーアナライザーによる結果

・HEALTH(健全度)83%
・INTERNAL(内部抵抗値)6.2mΩ
・CCA値 480CCA

今回は、じわじわと電圧を印加・充電する用に、APC社製の無停電電源を使ってみる。
この無停電電源(UPS)は、バッテリーで大型液晶テレビとか簡単な家電を使う実験をしようと思って、格安でヤフオクから入手したものだ。
(これはこれで十分楽しく使えますよ)


デサル基板を取付けて検証を開始し、48時間経過した状態でバッテリーアナライザーによる計測した結果

・HEALTH(健全度)100%
・INTERNAL(内部抵抗値)5.5mΩ
・CCA値 540CCA

そこから、さらに24時間仕掛けてみた結果。

・HEALTH(健全度)100%
・INTERNAL(内部抵抗値)5.1mΩ
・CCA値 575CCA

どうです?
この中古バッテリーの性能そのものが復活しているかどうかは別として、バッテリーアナライザーによる計測結果は、着手前から比較して数値的に改善していると判断して良いようです。
そして、今回の検証実験に使ったバッテリーは、前出の通り24V車から外したものなので、未着手のバッテリーはもう一個あります。コイツも今回と同様に検証実験して、同じように数値が改善するか確認してみますかね。(写真で写っているバッテリーのうち、奥側が今回着手したもので、手前側は未着手)
同様に数値が改善するようであれば、「やっぱし古バッテリーにパルスを与えて充電すると良いことがあるみたいだわ」と判断できます。

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2015年3月30日追記

先に投稿したGS-YUASA製のユニスター85D26Rの復活劇、検証ついでにもう一方の片割れを着手前・着手後で比較。

・HEALTH(健全度)85%
・INTERNAL(内部抵抗値)6.1mΩ
・CCA値 485CCA

これが、土日の週末を挟んでデサル基板を仕掛けて放置していた結果がこちら。

・HEALTH(健全度)100%
・INTERNAL(内部抵抗値)5.1mΩ
・CCA値 585CCA

数値上、改善効果が出てるでしょ?
新品状態!と言ったら大げさだけど、こうして自ら検証したバッテリーなら、自己責任の範疇で自分で使う分には十分満足できるレベル。(しかし自分のクルマのバッテリーは左右逆の85D26L)


デサルフェーターによる検証について、ここまでのまとめ。
・普段からそこそこ使ってたようなバッテリーには効果が期待できるかも
・じっくり時間をかければ、(ディーラーやGSなどで)バッテリー劣化と診断されたバッテリーでも、そこそこ復活するっぽい
・自然放電によって完全放電してしまったバッテリーは、劇的な改善を期待しちゃいけない

※おことわり
このバッテリー充電・復活遊びは、こちらが「うぇーい!改善効果が出たにゃー!」と勝手に面白がってるだけですので、「そんなのウソだーい!」と疑念をお持ちの方に対する明確な答えは持っていません。また、科学的・化学的な根拠等についての議論をするつもりもありません。(もしコメントをいただいてもスルーします)
そして、この検証遊びで使用しているバッテリーアナライザーは、容量・規格の選択と解析実行しか操作ができないので、数値の捏造なんぞは出来ません。(こんな安モノ測定器での計測で出た結果の数値自体も、はたして正確なものかどうかも分かりませんし)


2015/10/25追記
このエントリーも長くなったので、気を取り直してその3へ↓
サルフェーションだとかデサルフェーターとかバッテリーパルサーとか(その3)

KeyWords
サルフェーション バッテリー再生 デサルフェーター デサル バッテリーパルサー CCA テスター 内部抵抗 比重 パルス充電 自作 キット
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サルフェーションだとかデサルフェーターとかバッテリーパルサーとか

2015年02月05日 | くるま
クルマのバッテリーってのはとにかく消耗品で、「○年ごとに交換ですよ」だとか「○km走行したら交換ですよ」とかいう販売文句に釣られて、何となく交換することになったり、ガソリンスタンドの無料点検でバッテリーテストをしてもらったときに「大変ですお客様!バッテリーが弱っててもう交換しないとダメですよ」などと言われてしぶしぶ交換…ってことはよくある話。
「はたしてバッテリーってそんなにダメになるものなの?」と思い、いろいろグーグル先生に聞いてみたら、バッテリーが悪くなる原因は、

鉛蓄電池は放電し切ると、負極板表面に硫酸鉛の硬い結晶が生じるサルフェーション(白色硫酸鉛化)と呼ばれる現象が発生しやすくなる。サルフェーションによって負極で電極格子のすき間が埋まり、表面積が低下して起電力が低下する。硫酸鉛は電気を通さず抵抗となる上に、硬い結晶は溶解度が低く、一度析出すると充放電のサイクルに戻ることができない。サルフェーションが発生した鉛蓄電池は十分な充放電が行えなくなり、進行すると使用できなくなる。(引用元・wikipedia「鉛蓄電池」より)

・・・なのだそうです。
うーん、言ってることは分からなくは無いが、はたしてそうなのか。


こんな感じで、中に何かこびりついているようなの、これがサルフェーション。(実は穴の中の写真って、結構撮るの大変なんですよ)こんなカスみたいなやつがバッテリー内のあらゆるところに蓄積されているとなると、確かにバッテリーは使えなくなるだろう。

では、単純に、「このサルフェーションとやらを取っ払えば、まだまだバッテリーは使えるんじゃないの?」という流れになるのは必然で、さらにこの現象について調べを進めていくと、「サルフェーションを除去するにはパルス充電で」というネタが出てきて、ご丁寧にも、それ相応の商品販売サイトまでたどり着く。
で、あらゆる比較検討をした上で、調達したのはコレ。


ACデルコ製AD-0002 全自動マイコン制御バッテリーチャージャー

この充電器を買う前には、実のところ前段があって、このパルス充電器やバッテリーにパルスを与える回路、パルサーを自作するという記事にたどりついていたのだけど、比較検討する材料も欲しかった・・・という訳だ。今回、バッテリーにパルスを与える回路について、私の情報源になっているのが、「一年中なにかの花粉にアレルギー ~資格とBRZと電子工作のひけらかし~」というブログで活躍しておられる方である。(こちらのサイトの紹介は先方より承諾をいただいてます)
このお方は、回路を起こしていろいろ実験しながら定数を変え、基板まで発注してしまうという、電気いじりの模範とも言える尊敬すべき猛者なのである。

当初、ユニバーサル基板に自分で部品を集めて作っちまおうと考えていたのだけど、地方在住の自分では、ジャンク箱や部品在庫箱に無いコイルやら何やらの入手が結構な手間になるので、「キット化されたヤツ、くーださいっ」と、譲っていただくことにした。

で、頒布依頼を出して週末を挟んで到着した中身がコレ。


ひと言、「芸が細かい」
自分は「○○過ぎる」とかいう表現はキライなのだが、部品を右から左に譲るだけだって相当な手間なのに、これは丁寧過ぎる。(笑)
半田ごてを初めて握るような人でも何となく出来ちゃいそうな、抵抗のカラーコードが読めない人でもOKな部品の仕分け。コイルやダイオードは数字が書いてなかったり規格が読めなかったりするが、仕分けったって手間だ。モノ作り日本人バンザイである。(意味不明)
そして、ここからむさぼるようにキットを組み上げていく。
注:キット入手の際、必ずしもこの記事のような感じになっているとは限りません。

ここで衝撃的な問題が発生。
部品に書かれている数字が読めない見えない。
えぇ、どうせおっさんですよ。
ルーペなんて無いのでデジカメで撮って画面で拡大。


気を取り直してサクサク組み上げる。



作りやすい基板様のおかげで、あっという間に完成。
バッテリーへの接続用に2.0sqの電線を用意していたのだけど、基板の穴に入らないのが分かったので、1.25sqに変更して動作確認開始。
自動車整備用ツールのおまけ機能のPC簡易オシロを繋いで電源オン!
お、何か始まった!!レンジを変えていき、パルスの正体を捕獲。(実験用電源とオシロを繋いだだけの動作テストです)



おぉ、見事にトゲトゲしてます(嬉
はてさて、これがどのようにバッテリーに効くのか。こいつは、充電すると激しくバッテリー液が濁る2年落ちのバッテリーで試してみることにする。濁りが消えちゃったりして?!(笑)
結局、CCAテスター買うつもりでACデルコ AD-0002買ってるし、バッテリーが復活したかどうか、容量を比較するための道具が無い。どうしよう。
で、こいつを自分のクルマに付けちゃったら充電遊びが出来ないし、1個じゃ足りん。もっと欲しいかも(ぉ



<参考>AD-0002検証途中の画像

簡易オシロで分解表示しきれないのが残念なのだけど、背の低い矩形波の上半分みたいなのが見える。
ぱっと見では、今回作った基板とは、やってる仕事がずいぶん異なる印象だ。

オアソビ検証はつづく

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2014/11/28 12:30:00 追記
ユアサのバッテリーに例のデサルしてくれるキットを取り付け、電源入れたまま放置してみた途中経過。


写真: 今回のキットを取り付けた直後、電解液には濁りが見られる。


写真: 一週間経過。おぉ?濁りが薄くなった??つか、透明に近くなってきた!?黄色と緑色の境目にいた比重計も緑ライン後半に到達!

写真の撮り方と写りで見え方の差はあるかも知れないけど、現状の判断では何らかの効果が出ていると考えて良さそうだ。
濁りの原因は電極が剥離とかいろいろあるので、カスが沈殿してキレイに見えているだけかもしれないけど、多少はデサルして生き返った部分もあると考えられるので、これはこれでヨシとしておく。
とは言っても、一旦お役目を終えた廃バッテリーには変わりないので、クルマに装着して使う用ではなく、あくまでも照明やラジオ、無線用。


エネオス印のバッテリーを一週間放置した状況。
比重もずいぶん復活したのでこのエネオス印のバッテリーはこれで一旦打ち止め。
なお、電解液の濁りは、いろいろ文献を調べたけれど、どうやら劣化した電極板から剥離物が沈殿していたモノが、充電時に発生する泡によって撹拌されたものであると推定。(比重計のスポイトで急速に吸って吐いてを繰り返しても濁る)
でも濁りが減らなくも無いようで、このあたりは要出典つぅことで。


一方、AD-0002を繋ぎっぱなしにしてあるバッテリーは、使用前・使用後の効果について見た目で明らかな表現ができるものは、まだありません。


いくら何でも面白がりすぎだという批判が各方面から来そうである。

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2014/12/8 追記

今回イタズラしているキットを頒布していただいた「一年中なにかの花粉(略」氏から「もう一つ使ってみませんか?」というご厚意に甘え、デサルフェーターの2号機が到着w
「買ったけど使わなかったからやるわ」と、いただいたまま放置されていた二つの30A19Lも、長い冬眠から復活させてしまおう。
って、どんだけソコにバッテリーあるんだよと。

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2014/12/9 追記
次に検証するバッテリーから、検証のプロセスを統一してやってみることにした。
流れはざっとこんな感じ。
 受入時比重確認 → 定格充電 → 比重確認 → デサルキット装着して作動放置→比重確認
今回検証するバッテリーは日立製のVspec、40B19Rだ。


開始時の比重と電極の状況も撮影しておく。

さて、コイツがどこまでどうなるか。

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2014/12/9 追記2

AD-0002を繋いで2週間ほど放置していた、本記事トップ画面と同じ場所を撮影したバッテリー内部状況。
この写真の部分は、直接バッテリーの性能に影響を及ぼす部分ではないけれど、この部分に限って言えば、あまり変化は見られない。
光の当たり具合でセルの部分が黒く見えるが、光源の条件を同じにして、セルの色が変化していれば、「効果有り」と考えても良さそう。(強引?)

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2014/12/10 追記
日立Vspecの定格充電完了
検証プロセスで言うと、太字の項目まで来たという感じ。
  受入時比重確認 → 定格充電 →比重確認 → デサルキット装着して作動放置→比重確認


ストロボを焚くと比重計に反射して液面が見えないので、ストロボ発光無しで撮影。(手ぶれ気味)
定格充電が完了した時点で、比重は緑レベルに到達するも、線一本分と判断。現状では「使えなくは無いな」という感じ。
ここからデサルのキットを装着して放置開始。
比重の比較対象をするセルは+極から数えて3番目とし、内部状況の比較は-極から数えて1番目とします。

※本来ならば、外気温20度ぐらいでやるべきなのだけど、充電時の気温はここ一週間、ほぼ5~7度ぐらいで実施しています。

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2014/12/11 追記
日立Vspecにデサルキットを装着後、20時間経過。


使用前 1.26 → 使用後 1.28
比重計、ふた目盛り上昇!(ぱちぱちぱち
「そこそこ上がるんじゃね?」と期待していたけど、期待通り!
こいつはしばらく放っておこう。
うーん、CCAテスターがあればなぁ。

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2014/12/15 追記
日立Vspecにデサルキットを装着後、50時間ほど経過。


使用前 1.26 → 20時間途中経過 1.28 → 50時間経過 1.30
比重計、1.30のMAXまで上昇!(ひゅーひゅー
サルフェーションが起きていた電極部分がある程度再生されて、眠っていた電極板が復活したと思われる。
開始時に撮影した内部は、白い結晶のようなモノがこびりついていたけど、今回の撮影では白いモノが消えてます。
これは紛れもない事実。
ここまで来たら、これ以上は上がらんでしょう。

「そんなのウソだーい!」とおっしゃる方、キットを繋いで放置するだけの簡単な実験をすれば、結果は目に見えるのでやってみてください。
「じゃあさ、何で効果が分かっているのにクルマのメーカーなりバッテリー屋はこういう装置付けて売らないんだよ!」というご意見もあることでしょう。(それは私もそう思いますもん)
その答えは、「アフターサービスとアフターマーケットもビジネスとして確立されてますから」としか言いようがありません。商売としてやってる側からすれば、自分で自分の首は絞めない訳で。
ま、そんなところでしょうか。

次、行ってみよう~♪ってなことで、次に用意したのは、新神戸製のPITWORK 40B19R だ。バッテリーに記されていた使用開始年月は、2007年11月のようだ。

試験開始前。(来てからしばらくの間、放置されていたもの)
プラス極から数えて3セル目で緑と黄色の境目、劣化が現れやすいプラス極側1番目で黄色の真ん中あたり。
LEDライト光源を横から当てて撮影した内部も、白いっちゃぁ白い状態。
さーて、こいつはどこまで復活するのか!?

こいつ↑の着手前、とりあえずの箸休め的に、中が見えない密閉型の AC Delco バッテリーにデサル基板を繋いで放置中・・・ってな感じでバッテリー遊びをしていたら、いつの間にか愉快な仲間達が増殖してるっ!


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2014/12/17 追記

姉さん、事件です!(ネタ古っ)
PITWORKのバッテリーがAC-DELCOの充電器で充電を受け付けてくれません!仕方ないのでAD-0002充電器のメンテナンスモードに突入。


AD-0002で充電完了、終止時電圧はテスターでの計測で 14.92V でした。しかし、比重は上がらず黄色と緑の境目の 1.25 で打ち止めの状態。
ここからデサルキット装着、検証開始!さらにバッテリーが増殖しているように見えるけど気にしない気にしない・・・。

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2014/12/19 追記

今までのバッテリー検証の中で唯一、ダメな子ちゃんか?と思われた新神戸製のPITWORK 40B19R、40時間ほどデサルキットを繋いで放置した結果、比重が1.3まで上昇キターーー!(嬉
さーて、次のターゲットはどれにしようかなっ。
って、いつまでやってもバッテリーが増え続ける限りキリが無いぞこの検証。

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2015/1/5 追記
今回の記事で継続してイタズラしているデサルフェーターのキットを頒布していただいている、「一年中なにかの花粉(略」氏と、メールでいろいろ相談・雑談をしていて、「やっぱりCCAテスタが無いとねぇ」という結論に至り、こちらがおんぶにだっこ状態で共同購入してもらえることになりました。
届いたCCAテスタがコレ↓

QUICKLINKS BA100 VEHICLE BATTERY ANALYZER(TESTER)(←ネット検索しても出てくる情報がきわめて少ないです)

SOLARのBA5というやつも考えたのだけど、なんか電圧とCCAを測るだけで7~8千円も払うのも何だなぁと思っていたら、あまり日本では出回っていない機種を見つけてくれたのでした。
バッテリーにテスタを取り付けてバッテリー種類を選択設定をすると、電圧・CCA・内部抵抗・充電容量・健全度を測ってくれます。
で、正月休み中にデサルキットを繋いで充電放置していたAC-DELCOの40B19Lを測ってみたら、98%充電されている状態を示して、「おぉ、すげー元気だ!」とぬか喜びしていたら、CCAがAC-Delcoの既定値332に対して105とか、容量も15%しか無いとか惨憺たる結果を表示した(内部抵抗値も高いし)。キャンプするときのラジオや明かり用の電源に使えるかな?と思っていたのだけど。
「君には期待していたが、がっかりだよ」
ま、使い込んだバッテリーの現実とはこんなもんだろう。



気を取り直して、同じく、密閉されている欧州バッテリーを試してみた。

こちらは、使い込まれたバッテリーの割には、普通に中古状態な結果を表示。
このツール、バッテリー遊びをする私目線で考えると、かなり使える!


早速、ここに来てから放置されていた80D26Lを、受入時チェック→充電後チェック→デサル後チェックという試験プロセス通りに試してみる。


充電前の受け入れ時
・CHARGE(充電状況)63%
・HEALTH(健全度)41%
・INTERNAL(内部抵抗値)9.4mΩ
・CCA値 315CCA


充電完了時
・CHARGE(充電状況)98%
・HEALTH(健全度)63%
・INTERNAL(内部抵抗値)7.6mΩ
・CCA値 390CCA

AD-0002で充電が完了してして間もなく計測した値が良いか悪いかは別として、パナの80D26Lに、20kHz版のデサルフェーターキットを取り付けて放置開始。比重レベルとCCA値の相関がどうであるかという面もあるものの、今回の結果はどうなるだろう。
80D26LのCCA標準値は490ぐらい(JIS-D5301 始動用鉛蓄電池)、現状の390からどのくらい上がるものなのか?

で、デサル回路を取り付けて1週間ほど放置した結果


デサル着手後
・CHARGE(充電状況)98%
・HEALTH(健全度)86%
・INTERNAL(内部抵抗値)6.5mΩ
・CCA値 455CCA

ちゃんと向上しています。
さらに1週間ぐらい放置してみた結果

・INTERNAL(内部抵抗値)6.3mΩ
・CCA値 470CCA

前回計測時から比較して内部抵抗値もあまり下がらないし、普通に充電した直後の390CCAから、現状で470CCAまで改善の効果が出たので、もうこれ以上は期待しちゃいけないかなー。


おい!ちょっと待ったぁ!!上の方で比重測って喜んでた日立Vspecとか新神戸PITWORKとか、アレどうなってんだ?というご意見もあろうかと思います。が、これらはCCAテスタが来る前の実験なので、着手前と後のCCA比較が出来ねぇのでございます。(現状の数値は知りたいでしょw)

うーん、両者とも微妙な数値だのう。(通常、40B19L(R)のCCA値は270前後)

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2015/1/20追記
1/5のエントリに書いた欧州バッテリーにデサルキット接続し、1週間ほど放置した結果の発表です。
この製品の標準値は480A(EN)で、ガス抜きの穴以外、ほぼ密閉式なバッテリータイプで、比重の測定はおろか補液もできないシロモノです。こいつに標準充電をしてやって、満充電終了時(デサル開始前)は、385A(EN)という数値でした。


それがですよ奥さん!何と470A(EN)という結果が!!
何も足せない、何も引けない…な、この欧州バッテリーに対して、この結果をどう見ますか?という話。 
この状況から判断しても、現状ではこのデサルキットを取り付けたことによって一定の改善効果が出た!としか考えられません。

考察1
デサルフェーター回路取付前後のバッテリー再生状況について、CCAテスターによる計測比較をした結果、装着後1日では数値の変化はごく少ないが、3日~1週間程度継続して装着すると、改善効果が数値上で確認できる。

考察2
鉛蓄電池の充放電サイクルのうち、使用状況が過放電の傾向が強い場合(使用時は常に放電、電圧低下したらその都度充電といった状況)、サルフェーション現象が発生しやすくなると考えられる。その使用状況の場合、デサルフェーター回路を取り付けて充電を行うと、サルフェーションによるバッテリーの性能劣化を抑える効果があると考えられる。その際は、充電電流を抑え、長時間に渡る充電を行う。

考察3
鉛蓄電池の充放電サイクルが、自動車に装着時のように常時充放電を繰り返しているような状況の場合、充電時の電圧に応じて稼働するように設計されたデサルフェーター回路を取り付けておくと、サルフェーション析出による性能劣化傾向を抑えることが出来るものと考えられる。

まとめ(仮)
参考まで、「再生バッテリー」と称して売られているバッテリーは、販売業者が独自に開発し、バッテリーに何らかのパルスを与える充電器等を使って、サルフェーションをはじめとするバッテリーの性能を低下させる原因を除去し、バッテリーが本来持っているであろう性能を復活させたものであって、理屈や原理的には今ここで遊んでいる検証している手法とは似たり寄ったりかも知れないし、異なるかもしれません。ま、「何だか怪しいし」と思う人は黙って新品バッテリーをお買い求めいただければ良いのだから、交換する手間暇や不安もコストだと思う人は、再生バッテリーに手を出さないのが賢明だろう。


※おことわり
このバッテリー充電遊びは、こちらが「うぇーい!改善効果が出たにゃー!」と勝手に面白がってるだけですので、「そんなのウソだーい!」と疑念をお持ちの方に対する明確な答えは持っていません。また、科学的・化学的な根拠等についての議論をするつもりもありません。(もしコメントをいただいてもスルーします)
そして、使用しているバッテリーアナライザーは、容量・規格の選択と解析実行しか操作ができないので、数値の捏造なんぞは出来ません。


このエントリーもダラダラと長くなったので、その2へ↓
サルフェーションだとかデサルフェーターとかバッテリーパルサーとか(その2)

KeyWords
サルフェーション バッテリー再生 デサルフェーター デサル バッテリーパルサー CCA テスター 内部抵抗 比重 パルス充電 自作 キット
コメント (4)
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カーメイト製「USB電源 スイッチホールタイプ」の特性を調べる

2014年05月23日 | くるま
「お、これは便利そうだ」
と一目ボレして、カーメイトが出しているクルマ用USB電源を買ってみた。

クルマのシガープラグに差し込んで使うタイプのUSB電源は各社からたくさん種類が出ているけれど、シガープラグと差し込む場所そのものが大きいし、他に使いたいモノがあってシガープラグのソケットから分岐して使うとなると、結構邪魔な存在だ。
こいつは、クルマのダッシュボード周辺にあるスイッチパネルで、使っていない穴のところに取り付けて、「アテクシ、このクルマに元から付いてましたが、何か?」という雰囲気を醸し出す、クールなアイテムなのだ。


品物のパッケージと、車両側にある取付予定位置

取り付ける前に、「コイツはざっと特性を調べておく必要があるわな」ということで、毎度おなじみの測定をしてみた。
電源電圧の設定は、クルマではごく一般的な13.8Vで行った。


電源を接続し通電、無負荷の状態。
この画面では、2.31mA(ミリアンペアですよミリアンペア!)
電気が来ているときは常に青色LEDを点灯させているから、言ってみれば待機電流という感じ。


Google Nexus7を接続。
条件:電源オン・画面オン・Wi-Fi接続状態
安定して130mAぐらい。


iPhone5Sを接続。
条件:充電中・画面オフ・Wi-Fi接続状態
65-85mAで電流の振れ幅あり。


iPhone5Sを接続。
条件:充電中・画面オン・使用,操作状態・Wi-Fi接続状態
100-200mAで電流の振れ幅あり。
平均すると、だいたい140mAぐらいかな。

参考まで、充電完了・画面オフ・Wi-Fi接続状態だと、
35-50mAで電流が振れるものの、振れ幅は安定。


上記のように、クルマ用の電装品の一つである室内灯(例えば12V5W電球:約410mA)などから考えると、このUSB電源は通常考えられるような使用状態でも電流は半分以下、何も接続しない無負荷の状態だと、電流はまぁ無視できる程度だ。
で、ふと気になったのは、「もしUSB電源を使いすぎてヒューズが飛んだらどうする??」「またクルマの内装をバラせってか?!」ってことなのだけど、このUSB電源には、本体とは別に、電線の先にヒューズボックスのようなものが付いていて、どうやらここがリミッターの役目をしているようだ。当然ながら開けて中身を確認してみる。


もしもの時の放熱対策なのか、スリット入りのケースの中に容量大きめな整流用ダイオード 1N5406 が一本あるのみ、ヒューズは無し。


これをどのように解釈するかなのだけど、回路の特性上、負荷側で5V2A以上はどう考えても流れないという前提の変換回路っぽいし、もし大電流が流れたとしても「その時はその時で、整流ダイオードさんは壊れてくださいね(はぁと)」という感じ。
USB電源本体の値段も値段だし、これはまぁ設計側からすればコストも含めて無難な考え方だろう。ただ、このUSB電源、クルマに取り付けること自体がメンドウなのが難点である。


いろいろ考えたけど、結局、電源を取る場所はオーディオのアクセサリ線(ACC)から取った。

写真は、左から、
・オーディオ部を取り外した様子(画面中央の赤い部品が電源を分岐して取った場所)
・外したフタと、今回取り付ける本体
・スイッチパネルの裏側の様子


取り付け完了の状況

まぁキレイ(笑)
世の中のニーズとして、こうしたUSB電源は今後、クルマの車内の標準装備として装備されることになっていくであろう。


今回取り付けたもの

 品 名:USB電源スイッチホールタイプトヨタ用S
 品 番:ME117
 調達先:密林系通販
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イリジウムパワー!スパークプラグの交換

2012年06月02日 | くるま
走行距離が5万キロを越えた自家用車。
加速時に戸惑いというかため息をつくようになってきた気がしたので、スパークプラグを交換してみた。
交換する部品は、DENSO IRIDIUM POWER という、いかにも強そうな感じがする名前のプラグ。
”イリジウム”って言ったら、無線脳的には「衛星携帯電話」のイメージが強いのだけど。



品番メモ IK20 06770-8690

このクルマのエンジンは、プラグまでの距離が奥深いので普通のプラグレンチでは届かないので注意が必要だが、ちょうどBMW用の工具があった。



イグナイタ(リコール対策済)を見れば、深さが分かりますな。



さすが5万キロ越えのプラグ、電極が減っててすっかり先端が無くなってました。
(エンジンから取り外したゴクロウサンのもの:左、新品:右)
走りに差が出るか?・・・というか、元に戻るかな。
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