無線脳の視点

無線関係のモノ・ヒトに毒された日常を地味に書いてみる。

夢と魔法の国にまつわる夢の無い話 その2

2013年10月15日 | 無線系全般
夢と魔法の国(陸)に出掛けるにあたり、試験的にモトローラ製の業務用無線機GL2000とVISARのVHF機とUHF機を用意しておいた。



「こんな無線機を持って行ったって、誰と話するんだよ?」「しかもVHFとUHFで」という質問もあろうが、基本、この機械を使ってはしゃべらない・・・というか、今回のこの機械ではしゃべれない、電波が出ない設定になっている。

「んじゃ何で業務用無線機なの?」という理由、それは業務用無線機はトーンスケルチ(特定の相手方が送信する信号のみを受信するためのスケルチ)をきちんと設定すれば、通信の最後に電波が途切れた時に「がさっ」とか「ズザッ」という雑音が極力出ないのだ。専門的に言うと「スケルチテール」がキレイだから耳に優しい。一般のアマチュア無線機や受信機で単純に周波数とトーンスケルチ設定しても、スケルチテールの処理までしてはいない。
だから、業務用無線機以外の無線機(逆輸入アマ機など)で周波数とトーンスケルチを設定して、なりすまして電波を出しても、そもそも電波の出し方、トーンスケルチの信号の処理が違うので「あ、こいつヨソモノだ」とバレるのだ。

しかし、持ってきたは良いが、こんなもんを腰につけてても軽いものではないし、逆に一般人がこんなモノ持ってたら目立つし、ザルとは言えども入り口の手荷物検査で怪しまれて別室に連れていかれるのもアレなので、宿で軽く動作確認をして「なるほどねー、ふーん。」な程度にしておくことに。この無線の存在について、年間パスポートなどを所持する方やTDLオタ、おっと、夢と魔法の国をこよなく愛する方々からしたら、ここから聞こえてくる中の人からのあらゆる情報は、是か非か。この通信の中には夢と魔法の国の中の、夢でない部分が聞こえてくるかも。(注:通話には専門用語というか独特の略語が多用されています)

私の正直な感想としては、「ここまで運用の規律がしっかりしていて統率が取れている民間の業務用無線は日本でもココだけ!」と断言できる。ここの施設内の業務用無線局の運用は、全国の業務用無線局のお手本、聴いていて惚れ惚れするぐらい、とてもすばらしいものだ。(褒めすぎ?)

(おことわり:通信を受信(傍受)すること自体は違法ではありません)

陸中用 414.900MHz(127.3Hz)
陸周辺用 154.03MHz(179.9Hz)
海鼠用 373.6125MHz(156.7Hz)


夢と魔法の国にまつわる夢の無い話 その1

2013年10月15日 | 食い物
東京の名が付く千葉の某テーマパークでワゴン販売されているポップコーン。
場所ごとにいろんなフレーバー(味)があるが、自分は割としょっぱい方が好きである。
例えば陸側のほうは、キャラメル、チョコ、はちみつ、カレー、塩、醤油バター等々、夢見心地のゲストを飽きさせない工夫が各種あるようだ。最近ではビールで言うところの「ハーフ&ハーフ」のようなサービスをしてくれるとか。

ま、醤油バター味ぐらいなら酒のつまみにもなるだろうなと思いつつ、行列を見るとざっと目算で30分は待つだろうなという感じ。それでも場所の魔力もあり、並んで購入したくなるのはさすが夢と魔法の国。そこで、「ポップコーンのコーンはともかく、味はどうやってつけているんだろ?」と単純な疑問を持ち、ポップコーン販売のワゴン周辺を見ていたら、自分の目の前で、商品を準備する瞬間が訪れた。自分の右手にはデジカメ、思わず手が動く。



ラベルには、「食品添加物」「しょうゆバターシーズニング」「販売者:*****(←敢えて伏せます)」などの文字が並ぶ。
「へぇ、このポップコーンの味って、ここのメーカーで作ってるやつなんだー」
と感心し、酒を売ってない側のテーマパークで、値段の魔法がかけられたポップコーンを頬張る自分がいた。

単価500円を開園から閉園までを12時間として、30秒に1つ売ったとして、キャーーー!
はい、ポップコーンの原価とか考えない考えない・・・

仙台空港祭の遊覧飛行

2013年10月09日 | 航空
ちょっと宣伝を。

2013年10月13日(日)、仙台空港で「2013空の日・仙台空港祭」が開催されます。

2013 空の日 仙台空港祭 10月13日(日) 開催!!
http://www.sendai-airport.co.jp/content/view/454/94/

空港ターミナルビルではイベントが盛りだくさんですが、マニア目線では、ヘリコプターの遊覧飛行が非常にオススメであります。
通常なら、AS350BやBELL206Bなどの単発機でお茶を濁すところなのだけど、今回このイベントで使用する機体は、海外では軍や警察、救助隊などが使用している、メッサーシュミットベルコウブローム(MBB) Bo105 という機体。世界中を見渡しても、一般人がフラッと立ち寄ってBo105に乗れるようなチャンスは、まずここしか無いでしょう。まさにチャーンス!
自分も今まであらゆる機体に乗ったけど、さすがにBo105は無いなぁ。



↑撮影者:私。TAS社に表敬訪問をした際に撮影したものです。画像を転載使用する際は許可制で。
写真の機体は JA6752

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後日談。
風が強くなってきたとのことで、午後のフライトはキャンセルになってしまいました。
マニア残念。
PのMさん、待機乙。

祝!J-WAVE開局25周年

2013年10月01日 | ラジオ
「わーわー英語でまくしたてやがって!なんじゃいこの放送局は・・・」

初めてJ-WAVEを聴いたときの正直な感想である。
J-WAVE、コールサインJOAV-FM、開局日は1988年10月1日。
本日2013年10月1日(火)、開局25周年を迎えた。
めでたい。

J-WAVEっつうかFMジャパンの開局当初は、地方在住だし、普通の手段では直接聴く機会は無かったが、ちょっと高めな山に登ってみたり、Eスポなんかで偶然聞こえちゃったりして、「うわー都会のラジオだわー」と思ったものである。
その後、スカパーの505ch「DIGITAL J-WAVE 505」で再送信が始まってくれたおかげで、地方在住でもCM抜きのJ-WAVEを聴くチャンスが出来たのが良かったぁ・・・と喜んでいたのも束の間、転勤で関東地方へ。

当初、「時報やらねーラジオなんて時計代わりにならねーじゃん!」と思ったが、耳障りでうっとうしい、いかにもCM流してますから!という(仙台の)民放ラジオ放送から考えると、家でつけっぱなしにしてても生活の邪魔にならない都会のラジオの雰囲気・・・これがJ-WAVEクォリティってヤツだろうか。

J-WAVEのテーマ曲と言っても過言では無い、「Across The View / Richard Burmer(アクロスザビュー リチャードバーマー)」を聴くと、なんだか懐かしいような、なんだか切ないような気持ちになった青年(笑)時代を思い出した今日この頃。

携帯端末でJ-WAVE開局25周年記念番組を聴きながらの殴り書きでした。

※注:この話にオチはありません。