釣法

カレイ釣りの仕方～大きなくくりですね。
人さまざまです。誘いばっかでポンポン挙げる人もいれば、じっくりきき上げる人もいれば
黙って置き竿で食わせる人もいますね。

おいらはほとんど掛りなんで、まず、仕掛けも替えません。２本針のままです。
マズメタイムと釣れない時間帯は必ずありますから、小突きの仕方を変えるのが肝要でしょう。
といっても、おいらの悪い癖なんですが、釣れないタイムに入ると、まあ～いいか　ってな具合で
置き竿にしちゃう。カップラ食べたり、船周りの補修したり、居眠りしたり～

仕掛け投入の際にすぐ釣れる時もありますが、流しなんかでは寄せて他の魚種にスイッチを入れてもらう
釣り方が本命でしょう。

例えば３週目の揚げ具合でのホヤロープの場合。
朝マズメタイムはまずアイナメがウロウロしてますね。ホヤを食い散らかしてます。針にかけるともう
特有の暴れ方で、底をかき回し、喰ったものをまき散らしながら上がってきますね。
で、カレイは周りで見ているんでしょう。オ、あの辺でなんか喰ってるな～みたいな感じで。
これが所謂スイッチです。アイナメは潮と時間ですからそのうちいなくなります。なんで、６人乗ってたら
４人にはアイナメが来ますね。おいらもアイナメは嫌いじゃないんですが、カレイ釣りに来て仕掛けもそれ用
なのに、アイナメが喰ったんではイラッときます。

だから、ですから、なので、小突きは小さく細やかにします。２週間ホヤを上げたんでゴミはタップリです。
力関係ではアイナメが上でしょうから、周りでジッとしてるカレイを狙うには大きな誘いではちょっと～。
アイナメは泳ぐ魚種ですから、動きの大きなものに食いついてきます。鉛にも喰ってきますからスナップは
ペンチで絞めないと持ってかれます。他の人がセオリー通りに大きな誘いで動かしてる時に、貴方は小さく
小さく小突いてください。

アクション的には、鉛が底で、立つ、寝る、立つ、寝る、くらいの感じです。
もっとも、揚げ具合が無い場所や、潮が動いてないときや、流しん時は大きな誘いで寄せなきゃならんです。

今週以降の広田湾はホヤ最盛期ですから、大きな竿ふりしているお客様をしり目に、せこく小さく小突いて
みてください。