録音品質
いろいろの演奏会やライブで聴いた音を、そのままの感じで記録して再生するのは、やった方にはわかると思いますが、意外に難しいんですね。
最近、このBlogでもいくつかの録音機を取り上げましたが、その後も記事には書いてませんがゾクゾクと類似機種が発売になってまして、小型録音機は私が思ってる以上にホットな音楽系消費者(演奏者や関係者や聴衆)の興味の的になってるのかもしれません。
で、一番知りたいのはどの機種でどんな音が録れるんだと言うことですが、詳しい人のサイトではたまに比較録音の音源が聞けたりするのですが、なかなか自分の聴きたい機種で聴きたい音源がないのが、歯がゆいところです。
録音機を選択するところでも迷うわけですが、いざ使ってみると、これがまた会場の音響特性やその演奏会での音響系の使い具合で、まあ色んなバランスで音が出てきます。それを生の音そのままを再現するのが良いのか、はたまた自分の思う音にするのが良いのか、あるいは演奏者の出したい音に近づけるべきなのか、録音以後も色々悩みは付きまといます。
おまけに、録音音質はいいんだけど、MP3の形式にするとそれだけで音のバランスが変わってしまって、WAV形式の音とはまるっきり別物になってしまいます。・・・それは私が使ってるソフトがいい加減なものなのかどうか知りませんが、とあるプロのお方もMP3用の調整は行うということでしたから、MP3に変換する際の音質変化というのは避けられないようですね。まあ10分の一の容量に圧縮する音が元の音と同じはずはないんですが・・・
こんな前置きが長くなってしまいましたが、MP3変換がどれだけ変わるのかを比較出来るよう並べてみます。
1:無処理
2:コンプレッサーを軽くかけたもの
3:低音減らしの処理
音源は4月5日にルネスホールで録音したBFJO小西組のJumping at the woodside
マイクはRodeのNT5(ペアマイク)を客席3列目の顔の高さにセット
ホントは頭の上にセットしたいけど、傾斜のないワンフロアなので、遠慮しました。
録音機はKORGのMR-1で録音時形式はDFF形式ですが、それをMR-1付属のソフトAudioGateにてWAVに変換してます。
容量の制約があるので音楽は途中で切ってます。
はい、ここまで聴いたあなたは何かを感じたことでしょう。
聴きっ放しせずに、感想やコメントお願いしますね。