10/4(日)をメインの日として行われた第2回SJC:Swing Jazz Cruiseのコンサートレポートが早くもKOBEjazz.jpに登場していました。
最近、KOBEjazz.jpの仕事は早いですね~。
その早さには驚きです。^^)
もしかすると、おそらく今週末のKOBE JAZZ2009 やKOBE JAZZ STREETなどイベントが目白押しなので、1週間以内に片づけないと、どんどんたまるばかりという秋のイベントラッシュ☆を考慮したのかもしれませんね。
4会場にわたって繰り広げられたイベントをうまくまとめられてます。だが+1のセッション会場のレポートがなかったのは残念でした。私と同じで5会場を巡るのはさすがに難しかったのかもしれません?
大きな写真のスライドショーもあるので興味ある方はKOBEjazz.jpを覗いてみてください。
綺麗な写真や、構図的にも表情も素敵な写真が満載でした。撮影した方のセンスも大きいようですが、加えて今回のイベントが好天に恵まれ心地良い時間を過ごせたことの証でもあるでしょう。
私もいくつか写真を紹介しておきます。
12:00のオープニングはスペースシアターにてStrawberry Sundae Jazz Girlsの演奏から始まりました。
薄ピンクのシャツにミニスカートというガールズバンドの特徴を意識したかわいい衣装から不似合いなほど、本格的な演奏が聞けました。
2曲ほどは写真の子供ダンサーと共にCUTY HONEYなどで盛り上がりました。
SSJG演奏のSing Sing Sing この半袖でやってるドラマーは山野2006で審査員特別賞の冨永さん。 この曲以外も素晴らしいバランスの演奏でした。
その後はモザイク2階の海の広場のウッドデッキの会場に移動して甲南大Newport Swing Orchestraの演奏を聴きました。
この会場でのオープニングということもあり、音出しかねてのセッティングの真っ最中から聞きましたけれど、快晴の空の下・・やはり屋外の音はいいですね~
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演奏はやはり夏前とはずいぶん良くなっていて、この夏の精進ぶりがうかがえました。
ダイナミックさ、バランス、個々の音、すべていい感じです。
この13:00過ぎの時間帯は太陽が真上から光って頭が熱かったのでバンダナをかぶりましたが、それ以外は本当に心地良かった。
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The Git
A Night At El Morocco
I'm Shouting Again
Down for Double
Magic Flea
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着ていたTシャツはNPSOオリジナルで背中にメンバーの名前がありました。
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この時はまだ3階席は場所が選べる状態でしたが、2階のフロアはすでに満員状態です。
ただこの会場はバンド前の席数は少ないのですが、海の展望用の階段席などもあり、音を楽しむだけならかなり広い場所で座って聴けるのがいいです。
バンドの後ろで聴けるというのもアウトドアの良さですね。
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甲南OBのコンボBridge
大きなウインドウの前でのちょうど日陰での演奏で風が心地よく吹いてました。
オブラディオブラダなどを聴きました。
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大学生アートの展示がありました。
その1角ではアンケートに答えた方に小さな赤い箱のプレゼントをしてくれてました。
中にはFrantz フランツ(株)提供?のストロベリーチョコ
夕方以後はモザイクの会場に集まりましたが、そちらでもフランツの小箱が配られました。長丁場の演奏を楽しむお供として、あるいは帰宅までのおやつに良いアイデアでした(^^)
そのアート会場の中にあった作品のひとつ。テーマは「モザイク」でしょうか(笑)
実際はもっとほんわかした色彩だった印象がありますがそういうトーンでモザイク風かところどころジグソーパズル風に塗り分けられたキャンバスに、線画でKOBEらしい建造物を書き込まれたものでした。
これを描いたのは元松田組のKotoeさんです。
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それから再び、スペースシアターに戻り、今度は大手前大学のJazz Skyscraperです。
こちらのバンドも、以前聴いた時よりもさらにまとまりが良くなってた感じでした。
この会場は午後になると右側から強烈な日差しが差し込んでました。
1. September, 2. Tri-Bop
3. I remember Clifford
4. Suite Sandrine Part One
演奏前半 演奏後半
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続いてカラフルなハッピ姿とパワフルなMCさんが目立ってたのは天理大学。
演奏はさすがに締まってました。
・1曲目 1曲目の高速テナーソロとSax soliは圧巻です。
・2曲目:I've Got a Crush on You
Tb soloの極上のバラードでした。
演奏全部聞きたいところでしたが、途中でモザイクに移動・・・
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途中のカルメニ会場では、高橋知道クインテットの演奏中でしたが、聴きたいのを堪えてモザイクへ。
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モザイクでは阪大The New Wave Jazz Orchestraの演奏が既に佳境でした.
人垣をすり抜け立ち見席の前に出られましたが、右端で音響的にはつらいかなと思いきや、意外に普通に楽しめました。(^^)
阪大の演奏は、さすがさすが、素晴らしかったです。Basieのピアノはいいなあと改めて思いました。
2・ Moten Swing
3・ That Warm Feeling
4・ VINE STREET RAMBLE
5・ Wirly Bird
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阪大の演奏は音だけでなく、演奏中の姿からすごい集中力がオ~ラのように出ていました。MCの時とかは笑ってるし、演奏中も笑顔もあるんですが、まずしっかり合わせるという意識が見えるようでした。
さすがです。
ち~きちゃんのこのバンドでの演奏姿初めて見ました。
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その後は関西学院大学KG Swing Charioteersの演奏。
そろそろ、周りは夕方の色になってきました。
このバンドは2か月前にBGJO藤城組と篠山の黒豆ライブで共演したばかりですが、その時よりも数倍良かったです。
やはり大学バンド同士の演奏ということで各バンドともモチベーションが高いのでしょう。
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演奏最後はこの曲
・The Heats On
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バンマスのベースプレイの一瞬の表情
背後の夕方の光がちょっといいなぁて感じ。
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その次のバンドは、正体が分からなかったKYKバンド。
甲南OB中心のバンドということでしたので、Basie曲だろうと思ってたら、やはり当たりでした。
普段やらないようなBasieの曲をやりたいということで始めたそうです。
・1曲目
・2 Shiny Stockings
・3 How High The Moon
・4 Vine Street Ramble
・5 Wirly Bird
このバンドにはこのイベントの仕掛け人の初代実行委員長前田さんと、2代目実行委員長の外池さんも参加してました。
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今回、出演およびスタッフの学生は300人以上が関わってるそうで、すごい力になってますね。
初夏は大阪城ジャズフェス
真夏は山野ビッグバンドコンテスト
そして初秋は、このスイング・ジャズ・クルーズ イン神戸ハーバーランド
こんな形で関西圏大学ジャズバンドの活動パターンとして定着すると、嬉しいことです。
K.Y.Kの演奏中に日も沈んで、夜景の光が輝き出しました。
ですが、観客は減るどころか増えるばかりでした。
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高浜岸壁の岸辺にキャンドルライトが輝焼き出した18:30頃、最後のバンドが登場しました。
Double Force Jazz Orchestra
大阪城ジャズフェスの大学選抜バンドとして組織されてから、あまりの好評に気を良くしたメンバーがそのままバンドを組んで今も活動してるので、少しおっさん化したメンバーもいると思いますが、その演奏たるや凄かった。これはいいバンドだとは聞いてましたが・・・
Youtubeにも演奏は紹介されていましたが、こんなにいいとは正直分からなかったですね。
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1曲目の華々しく始まったTrumpet Bluesではモザイクの3階テラスからも4人のハイトーンが響き渡りました。
こういう仕掛けもワクワクさせられます。
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折しも、神戸オリエンタルホテルの上に満月が浮かんでいました。
夜景と灯と高いレベルのジャズ演奏とで飲まずに酔えた夜でした。
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・1. Trumpet Blues
・2. MANTECA
・3. WITHOUT YOU
・4. THE FOX HUNT
・5.
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ウッドデッキの良さで、こうやって段のあるところに座って聴けるのもこの会場ならではの良さでしょうし、この暖かな色のライトアップは普段のレストラン街を雰囲気良く彩っていますが、ジャズ演奏にもうってつけの色でした。
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最後まで見て頂き
ありがとうございます。
来年の第3回SJCでまた会えることを楽しみにしてます。
BON VOYAGE!