今日の女子SPのテレビが見れました。
久しぶりに見た武田奈也選手のスマイル。演技はまずまずと思ったけど点が伸びないものですね。
浅田真央選手は6分間練習でも3Aを決めていて、報道通りの好調な様子がうかがえたので、安心して競技を見れました。
期待通りに確実性が増したジャンプと元々安定してたスパイラルは言うに及ばず、それ以上に良いと思ったのが最初のコンビネーションスピン。
回転数を十分に取り美しいポジションを堪能できる時間がありました。
それから後半のストレート・ライン・ステップ・シークエンスでのステップ。これはかなり組み直されたようですが、とてもスムーズな繋ぎで解説の八木沼さんも踊るようなステップですねとのコメントがありましたが、素晴らしかったですね。ステップが終わるころには客先から万雷の拍手が沸き上がったようでした。
競技が終わったところで、ジャンナコーチが飛び上がって喜ぶ姿に今日の成果が凝縮して見えました。でも、出た得点は思ったほど伸びず・・・最初の3Aがダウングレード評価を受けたとネットには報道されています。。
それについて、スケートファンの掲示板では、あれはDGではないとの激しい書き込みも続いているようですが、中に妥当だという意見があっても、非常に少数派でした。
ダウングレードのジャンプを含んでもトップの得点を得たのですから、良しとしましょう。
OPに行くのは内定したも同然ですし、向こうの評価では全日本以上に厳しい判定が出るかもしれませんから、それに備えて、とにかく完璧なジャンプをすることに注力すればよいことです。
まあ、OPのことやY.Kとの対決を考えると、今日の出場順は特別なプレッシャーはなかったはずであり、まだまだ厳しい環境になることを考えておくべきなのでしょう。
それから、今日は上位の選手は大崩れ選手がいませんでした。村主選手が最初の3回転を飛び急いだのか転倒した程度ですね。おそらく氷の状態が飛びやすくつくられていたとか、国内なので体調管理が容易とか、条件が重なってのことでしょう。カナダではそれよりも氷が固く飛びづらいという話が昨シーズンの大会でレポートされていたので、それへの対応も必要でしょう。また会場のリンクの縦横の大きさも日本の会場とは異なるなど、いろんなところで対応することが必要なので、今日の会場で良かったから、OPも期待できるというのは早計でしょう。けども、しかし、皆さん頑張っていただいて、今日の演技以上のパフォーマンスをOPでも見せて欲しいものです。
明日の女子フリーは上位4人の厳しい争い、特にOP当落線上にある中野選手と鈴木選手の競い合いが今日も見どころでしたが、明日も目を離せないですね。
それから、安藤選手、浅田選手の演技の完璧度がどこまで見れるのか、楽しみです。
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各選手のコメントで「全日本は特別」というコメントを何度も聴きましたが、まさにその通り。
フィギュアライターの青嶋ひろのさんのコラムを紹介しておきます。
強くて美しい戦いの序章
全日本選手権、女子ショートプログラム総括
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