今日は元町East Jazz Picnicの最後のお楽しみ、Special Concertが県公館の大会議場にて行われました。上の写真は秋色に装いつつある県公館の正面門です。
出演は
兵庫県立高砂高等学校ジャズバンド部Big Friendly Jazz Orchestra
西宮市立西宮浜中学校Marina City Junior Jazz Orchestra
柳学園高等学校Swinging Willow Jazz Orchestra
甲南高等学校 甲南ブラスアンサンブル
と神港学園高等学校(ここは最後の合同セッションだけ参加)
日野皓正クインテット(tp日野皓正、as,ss 多田誠司、ds 和丸、b 金澤英明、p 石井彰)の皆さんでした。
昨日のヒノテルさんらとのリハーサルの刺激もあったと思いますが、各校とも本当に素晴らしい演奏が出来て最初から最後まで、演奏を楽しみ堪能することが出来ました。
主催者側を代表して挨拶をされた元町東地域協議会副会長の永田耕一さんの話の中にも出てましたが、近年の傾向として各校のレベルが上がってきてる傾向の中で、今年の特徴としては中学校の出演校のレベルが高校の演奏と間違えるほどになってるということでした。
で、演奏ですが、まず最初に日野さんらクインテットの演奏がいきなり始まりました。去年もそうだったような。(^^)曲名もアナウンスされないので、何を演奏されたとかけないのが残念です。(^^;
その後各校演奏に移り、高砂高校がトップバッターで登場して坂本九さんのヒット曲、「Sukiyaki(上を向いて歩こう)」と「明日があるさ」の2曲が演奏されました。音響効果・セッティングも良かったのでしょうが、高砂の演奏素晴らしかったです。昨日元町の屋外でも演奏した曲ですが、そのときよりも数段いい感じに聞こえました。明日があるさではコーラスとダンスも登場し、昨日以上の出来で拍手を貰ってました。昨日は少し退屈な風にも聴こえたのが今日はそういうこともなく。普段はみんなの陰になったりする配置も多いリズムセクションが全部見渡せるよう横に広がっていて、ギターやベースやドラムの音が粒立ち良く聞こえてとても心地良いものでした。とにかく私にとっていいバランスに聴こえました。
西宮浜中はSwitchin' Timeを演奏 ドラムの男子が素晴らしかった。
柳学園高校はSpainを演奏
甲南ブラスはJust Friendsを演奏 ソロ&ソリをやったTbの音の柔らかさがグーですがTpのハイトーンは鋭すぎて好みではなかったような。
その後、日野さんやクインテットメンバーが加わっての個別セッション演奏があり、これがもう各校素晴らしいものでした。もうこれは私の筆舌では表現しかねますが、どの曲も大盛り上がりで、もう一度聴きたい、CDにして売ってくれ~といいたいほどの出来でした。
甲南ブラスアンサンブル+日野さんで演ったのはTime Stream
柳学園はA Train Mambo これはノリがよくて身体が黙ってられない。チャチャッ、ンチャッチャッ?のラテンビートの手拍子も大盛り上がり。
西宮浜中はSing Sing Singでした。ここのドラムの男子はすごい多彩なスティックさばきで日野さんのソロプレイにも延々と対応してつないでいました。大拍手です。アレンジも面白かったです。
そして高砂BFJOはMoanin'でした。この演奏は昨日書いたようなあらすじに沿って繰り広げられましたが、やはりというか想像以上にプロの演奏の効果で、これまで聴いたこともないような素晴らしいMoanin'になりました。昨日のリハの場で1,2分の思考はあったかもしれませんが、即座に今回のような組み立てがひらめいたというところに、日野さんの常人にないアドリブ精神が発揮されたと思います。
今回のMoanin'をもっといろんな人に聞いて欲しいと思いましたが、無理なんですね。
あ、そうだ。今日もBFJOの追っかけ撮影をしていたNHK BS2にっぽん熱中クラブの取材カメラに収録されたはずですから、これはその番組内で聴くことが出来るでしょう。全曲は無理にしても、その一部がきっと使われるでしょう。この演奏を使わずしてどれを使うのか・・・と思って来年2月6日の放送を楽しみにいたしましょう。
でも、私の日常周囲では見れないんですよね。これからBS2を持ってる友達探しをしなきゃ(^^;;
兵庫県花の野路菊をデザインしたシャンデリアは今日も素敵な形で光っていました。
今年のMEW 賞を受賞した神戸市立原田中学校は昨日のJazz Picnicの演奏が3年生の引退演奏だったそうで、南京町の演奏ではアンコールがかかり、3年生は涙を見せながらのアンコール曲The Chickenを演奏したそうです。⇒神戸新聞ニュース2008.11.9版
数日前の記事でしたがSpecial Concertの様子の写真が一枚紹介されていましたが、丁度1年前の松田組の合同セッションでの演奏だったようです。⇒神戸新聞三宮ニュース2008.11.7版
アルトサックスの(今回はソプラノも聴かせてもらいましたが)多田さんがBlogで感想を書かれています。今回のディープ・インパクトは浜中の演奏だったようで私も書いてるドラムの子には本当に驚いたとか。本文はこちらのリンクで⇒タダセイに気をつけろ
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いや~各校ともいい演奏でしたね。
BFJOのモーニンも今まで聞いた中で一番良かったように思います。
演奏しながら、どんどんメンバーの顔が赤くなるくらい熱の入った演奏は、本当に素晴らしかったですね。
今回は、行って本当によかったです。
Special Concertは行って良かったでしょう。毎年行ってますが、これは本当に行ってみないと判らないでしょうね。演奏の模様を少し公開するともっと人が来るはずなんだけど。あ、これ以上人が来ると困るんでしょうかね。(^^;
日野さんの真剣な指導とお茶目さとジャズの自由さ、プロの凄さ、若者の成長力など色んな感動がありました。
今回はやらなきゃ行かないことが沢山あったんですが、やはり行って良かったと思ってます。
ちゃっぴーです。
お疲れ様でした。
同感する箇所が何個もありました。
とても良かったです。
また行きたいですね。
コメントありがとうございます。
今年も大感動でしたね。
6回の歴史のうち、もう4回も聞いておりますが、この県公館での演奏は本当にバンドにとって大きな節目となる貴重な機会だと思います。
それにヒノテル・クインテットの演奏はもうそれだけで入場料以上の価値がありますね。
来年もぜひ継続を期待してます。
全国のみんなに言ったので
有言実行、大学でやります☆
同志社でやらせてもらえるのかという
かなり無理がありますが・・・w
実はMOANINは昔から目をつけていて
SJFの候補曲に自分が勝手にあげて
譜面も個人的に手にいれていたのですが
アレンジがかなりきつく一ヶ月じゃどうにもならーん!ということで部員にお披露目するまえにボツになりました(BFJOと違うアレンジです)
あ~聞かせてやりたかったなあ。(^^)
同志社のコンテンポラリー路線上でのMoanin'はちょっと想像つきませんが、気分転換にトライするということならありかもしれませんね。
コンボなら何ぼでも機会は作れるのでしょうけれど・・・