このところ、録音機のニュースがいろいろ目に付きます。
興味を持ってるからでしょうか、それだけではなさそうな気がします。各社がこのジャンルに目をつけて開発競争し始めてるのではないでしょうかね。
今日の注目はSONYから来月発売予定のICレコーダー ICD-SX88/SX78です。SX88が2GBのメモリー内臓で¥25,000、SX78は1GBのメモリー内臓¥20,000程度です。このタイプのレコーダーはSONYの場合3年前の2005年に既に「ICD-MX50」という機種を発売してましたから、目新しいものではないといえばそうなのですが、ICD-MX50のメモリーは256MBだけでしたから、今年発売の機種は以前よりメモリー容量が上がり、マイク感度が上がり、音質もさらに優れてるとメーカーが宣伝してますので、興味を引いたのです。
サイズは30.8×119.3×14.9mmと実にスリムな小型機です。
音楽専用機ではないですが、三脚座も備えてます。メーカーのHPの説明も音楽&ビジネス兼用機として、それぞれに十分な説明がなされていました。
→メーカーのICD-SX88とSX78の解説ページ・・・そこに音質の比較試聴もあります
PCで取り込み編集機能のあるソフトも標準であるし、CDも作れるほどのソフトのようです。それで、この価格はお手軽な音楽録音再生機として魅力的だと思います。
一世代前の製品ですが商品レポートがありましたのでリンクを紹介しておきます。機能等分かりやすい紹介でした。
参照→試用レポート SONY ステレオICレコーダー ICD-SX77 | ジョーシン
面白いのは、ビジネス用に備わってる再生速度可変機構でありまして、標準速度の1/4速という遅さから早い方は3倍速まで幅広く対応することです。遅い方での用途は語学の聞き取りや音楽の演奏のソロを耳コピする際にじっくり聞き取るという使い方で重宝するのではないでしょうか。
特に楽譜のないジャズ演奏のソロのとり方を勉強するのには、貴重な武器になることでしょう。
また、演奏の練習に気軽にセットして、自分の音を客観的に聞きなおすことが、容易になるでしょう。
プロの方も、個人練習には録音機を使って聞きなおしてるそうですから、アマチュアもそういうことをやって自分の音やワザを磨くことが出来れば、一歩前進でしょう。個人練習だけでなく、パート練習に使えば、演奏イメージの確認・認識共有に重宝しそうです。
以前紹介した録音機では高音質のWAV(PCM)保存が出来るのですが、この機種はLPEC(msv)形式で保存するようです。どういうものか理解できてませんが、MP3よりも高圧縮の形式と思われます。実用性には全く問題のない音質のようです。音質を気にしだすとマイクとかアンプなどが重要な要素になりますから、その場合はもっと大型の機器や、先に紹介したような高額の小型録音機を使うことになるでしょう。
このBlogにおける過去の小型録音機の紹介記事
OLYMPUS LS-10・・・2月7日発売予定
念のためにお断りしておきますが、これらの機種全て同じグレードかどうかは使ってみないと分からないことです。音質だけではないそれぞれの機種の使われる想定された場面が異なるため、音質は異なるレベルであると思ったほうが良いでしょう。
その上で、価格とサイズからこの機種は小規模の利用においてかなり魅力的だと思うわけです。BigBandの演奏を余すことなく捉えるかどうかは、マイクの性能、アンプの性能が大きいと思っていますが、そこそこ楽しめる音質ではなかろうかと少し期待も持っています。
だれか、買ってみませんかね~。
一晩豪遊したと思えば、1GBのSX78は¥20,000(ヨドバシなら10%還元で実質¥18,000)なので、買い易いのでは・・・・・・(^^)
位置づけとしてはSONYのICウォークマンに¥5000プラスしてマイクなど録音機能を追加したようなものです。機能を考えるとホント安い買い物になることでしょう。
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ではもう一つ紹介しましょうかね。
それと比較すれば決められるでしょう。
ICD-SX88のほうに興味あり。以前からIC録音機を探していたんです。目的は会議や講演などのメモ代わりですね。
それにライブにいったときに「あら?この曲何??」と思ったときに録音できるのがいいなあと思ってましたよん。
音楽専用機の場合はそんなに使わないような(熱心ではない)気がしますし、むしろ会議、講演のメモがわりで、小型コンパクト設計、高機能のものを探していたんです。その延長線上で音楽もちょろっと空気感まで録れたら便利ですね~~(^^)w